『爆上戦隊ブンブンジャー』 第27話「甘くない選択」:感想
■良い冨岡さん
・話は次回予告に映っていた範囲からそんなに進んでいませんでしたが結構楽しめました。
登場人物の何気ないやり取りに味わいがありました。こういう基礎力の高さが冨岡さん最大の魅力だと思います。
できれば毎回これくらいの内容があってほしいです。
■玄蕃の正体
・宇宙人でした。真の姿は猫系獣人のようです。
宇宙通販を占める大企業の二代目だったそうですが、ハシリヤンに無実の罪を着せられて父親は投獄され、会社は乗っ取られたそうです。
個人的にはハシリヤンが罪を着せて乗っ取りなんて合理的な行動を取ることが意外でした。もっと力任せに皆殺し&支配みたいな雑な搾取しかできないと思ってました。
・玄蕃の調達の真相もさらっと明かされていましたが私にはピンと来ない内容でした。
地球に来るのに使った母船を分解して渡していたそうなんですけど、あれって「ブンブンミニカーなどブンブンジャー関連のみ」でいいんですかね?
さすがに1話から調達してたあれこれが母船のパーツなわけは無いと思います。ひょっとしたら「何にでも姿を変える万能素材」とかなのかもしれませんが、無駄に重い文脈がくだらないグッズに乗ってしまうのはよろしくないでしょう。
・「地球を守るために戦っている素晴らしい君たちに自分の復讐に加担してほしくない」と脱退を決意する流れは玄蕃の美学が感じられて良かったです。
「特等席でブンブンジャーの進歩を見守りたい」が当初の目標でしたからね。侵略に来たディスレースが地球にとっても共通の敵であったとしても目的が違うから一緒には戦うべきじゃないというのは筋が通っています。これでは一緒に戦えばいいとは言えません。
■ディスレース
・ノリは軽いけど侵略行為は堅実で敵意に溢れていて、話を引き締めるにはちょうどいい印象です。さすがテコ入れ幹部と名乗るだけあります。
能力としては弾いたり引っ張ったりしていて引力や斥力を操るのかな?と思いましたが、物質転送やワープみたいなこともしていました。一単語でまとめられる能力だとしたらかなり壮大な力のようです。
・武器は鉄球のようです。
そんなもの持ってた覚えないけどどこからか取り出したのかな?と思っていたら、よく見たらぶつけているものは肩に乗っていたペットの蛇みたいなやつでした。
私がペットだと思っていたものが武器だったのか、マジでペットを武器にも使っているのかどっちなんでしょうね。ディスレースなら「ペットとしても可愛がれて武器にもなる。最高だろぉ!」とか言ってもおかしくない気がします。
■ISA本部長と先生
・今回も密談していました。
やっぱり本部長はハシリヤンとつながりがあるみたいです。大也の先生もそこに絡んでいて、ブンブンキラーロボの量産を進めているようです。
台詞の感じからすると技術を盗んで地球を守れるようになることが目的で、地球を手土産にハシリヤンの下っ端になるつもりは本人たちにはなさそうでした。
・個人的にはそう上手くいく気はしないのですが、別に勝算があるんですかね? 普通に考えると自分たちを倒せるような強大な兵器を教えたりはしないでしょう。
次回は引き続き冨岡さんのようなので次回も期待したいです。続けてやるってことは玄蕃の脱退も次回で終わらせるんでしょうかね?
マッドレックスが復活するみたいなんですけど、冒頭で研究所から奪ったパイプみたいなのってマッドレックス絡みの物なんでしょうか? 私は特に思い当たるパーツが無いんですが、頭に生えてたパイプみたいなのがあれなんですかね。犬までは生えてこないからか、犬は生きていました。あの状況から生還するとは大した犬です。宇宙生物が生き延びてるって地球的には結構によろしくないことだと思います。ISA仕事しろ、ですかね?
ハシリアンって何?
返信削除正しくは”ヤ”ンですね。修正しておきます。
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