『爆上戦隊ブンブンジャー』 第29話「スパイとファミリー」:感想

2024年9月15日
■オーソドックスな戦隊フォーマット
・今回もメインストーリー自体はあまり進みませんでした。
玄蕃の乱入やヤクザ屋敷に隠されていた謎など次回予告に出てきた内容がそのまま出ただけで終わりでした。
基本的には怪人で間を持たせていました。今回の怪人、ゴンググルマーは1人で実況もするしゴングも鳴らすし戦いもする賑やかなやつでした。定番の相手にルールを強制する能力も持っていました。
怪人の影が薄くなりがちな最近の戦隊では懐かしいくらいのオーソドックスな戦隊フォーマットだったと思います。

■射士郎との出会い
・スパイとして仕事でブンブン捜索のために大也の家に侵入し逆に発見されたことがきっかけだったそうです。
…結局のところ、射士郎が大也に惚れ込んだ理由は謎のままでした。特に何かあったのではなく、潜入した一件から興味を持って行動を共にしたり依頼をされるうちに…という話なんですかね? あまりスッキリはしない内容でした。
個人的なイメージだと「もっと生きるか死ぬかの殺伐とした世界で生きてきて偶然大也と出会って話したことで生き方が変わるきっかけになった」くらいのことがあったのかと思っていました。

■”キー”パーツなのか?
・ヤクザ屋敷に隠されていたのはキャノンボーグが渡したイグニッション用のキーでした。
次回予告でキャノンボーグの姿が見えたときにはキャノンボーグまで復活するのかと思いましたが、ただの回想シーンでした。
今のところISAたちの暗躍を示すための小道具でしかない印象ですが、他にも意味はあるんでしょうかね?
ISAは「ハシリヤン利権」とか呼んでて利用する気満々みたいでしたけど、ハシリヤンが本気を出したら太刀打ちできる気がしません。黒幕としては役者不足過ぎる気がするんですけどどうなるんでしょうね。

■マッドレックス
・模造品とかではなく、記憶喪失でいいように使われてるだけのようです。今回はちょっと正気に戻りかけていました。
私的にはハシリヤンの手先でしかないので偽物でも本物でもどっちでもいいんですけど、サンシーターに慕われているマッドレックスを絡めることでディスレースの敗因につなげたりするつもりなんでしょうかね?
メインのディスレースや玄蕃の話は進められないからローテ陣用にどうとでもしていい独立したネタを用意しただけだと困ります。


次回は冨岡さんじゃなくて山口宏さんだそうです。
あんまり重要そうでない今回まで冨岡さんだったからしばらく冨岡さんが書くのかなと期待していましたがそうはなりませんでした。
玄蕃の今の立ち位置をはっきりさせるくらいは終わらせてほしかったです。今後もバトルの合間に現れてはすぐに消えるだけの存在でふらふらするのは止めてほしいです。玄蕃側に得るものがあって進展もあるならいいですけど、ふらふらしてるだけだと玄蕃用に無駄に時間を取ることになって虚無感があります。





コメント

2 件のコメント :

  1. ディスレースは自分で倒したいってだけで特にブンブンジャーと対立する理由も無い玄蕃
    生前そんなにサンシーターと仲良かったか?ただの序盤の中ボスだったマッドレックス

    この深刻そうな雰囲気出してるけど特に問題も無いしそこまで強いわけでもない2人が過度に重要人物として押し出されているチグハグ感

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    1. サブ展開としては構いませんけど、メインを引っ張るには弱いですよね。
      匿名さんも書かれたとおり、玄蕃は特にブンブンジャーと利害が対立しているわけではありませんし、サンシーターも急にマッドレックスへの思い入れが語られただけでそんなに印象強くありませんし敵としても幹部Aでしかないので倒してどうこうなる大物ではありませんし。
      幹部としても大物のようですし強くもあるディスレースのほうが今は気になります。

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