『爆上戦隊ブンブンジャー』 第28話「光を振り切って」:感想

2024年9月8日
■骨格は良いんだけど…
・話の要点は良かったんですけど、玄蕃がいないことをやたら不安がる未来や「こんなとき調達屋が来てくれたら…」と玄蕃をあてにするなど登場人物の言動はやや唐突なように感じました。
今回の主役だった錠も変化についていけないところがありました。錠が玄蕃に格別な思い入れがあった印象が特にありません。何でもできる頼れる仲間がいなくなって不安だとか寂しいと感じることは理解できますけど、錠だけがそんなに気負う理由はピンと来ませんでした。

・ネオングルマーとのバトルも積み重ねが足りてなくて締まりませんでした。
「今まで玄蕃さんに頼り切りだったし、今も玄蕃さんには及ばないけど、今は俺が玄蕃さんの代わりに戦い、帰ってくれる場所を守るんだ!」
って感じのノリでしたけど、錠にそんな後輩系キャラの印象は無いんですよね…

■玄蕃
・今回は屋上で素振りしてただけで進展は特にありませんでした。
前回ボコボコに負けてるので特訓するのはわかりますがストーリー展開としては肩透かしな印象です。まだしばらく話数がかかるようなら準備が必要なプランでも進めたほうが間が持って良いと思います。

・今回は玄蕃パートは玄蕃の話というより先斗の話という感じでした。
何かと理由付けして味方しようとするところは素直じゃなくて先斗らしかったです。

■マッドレックスフューリー
・マッドレックスの破片?とマッドレックスの飼ってた犬を材料に復活しましたが、操り人形のようで記憶も生気もありませんでした。これはどういうことなんでしょうね?
元々操り人形にする術だからそうなってるのか、マッドレックスの犬の記憶にあるマッドレックスだったり犬が混じってるからパチもん的な存在でしかないのか。

・ストーリー上の役割もまだはっきりしません。
現状だとディスレースが格上の存在として君臨してるので戦力や頭数が必要な状況ではないと思います。玄蕃が戻るまでディスレースとの戦いが進展しないのでそのつなぎのためだと消極的で面白くないですね。
次回予告にはキャノンボーグも映っていましたけどキャノンボーグも復活するのでしょうか。

■ブンブンを見て反応したディスレース
・前回の玄蕃とブンブンの意味深なやり取りからすると、ブンブンも何か有るようです。
「ブンドリオ・ブンデラスという名前がハシリヤンっぽい!」という仮説が序盤によく言われていましたがこれから回収されるのでしょうか。

・ディスレースはいくつもの星を滅ぼしてきたそうなので、滅ぼされた星や支配されてる星の星人だと気づいただけかもしれませんが。


次回も脚本は冨岡さんのようです! 3連続とは力が入ってますね。
次回は射士郎が主役のようです。スパイに入って何かを発見するようですが何を発見するのでしょう? 今のところ量産したブンブンキラーロボとかくらいしか思い当たりません。しかし本部長の依頼で潜入するならば、わざわざ露見させる意図が不可解です。




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