『仮面ライダーリバイス』 第42話「激バトル!紅きベイルとデストリーム」:感想

2022年7月3日
■見知らぬ因縁
・遂にベイルと五十嵐父の因縁に決着がつきました。いや~良かったですねー
…っで、二人はどういう関係なんでしたっけ? スピンオフを見ていない身には全く知らない関係性なので「なんか知らんけど納得できたらしい」というふうにしか受け止められませんでした。疑問を持つ余地があるのかすら判断がつけられません。

・二人の関係もベイルをどうすれば五十嵐父が助かるのか死ぬのかもわからないので狩崎父がやってることも意味がわかりませんでした。
そもそもベイルをライダーにさせる意味があったのでしょうか? ベイルが消えかけたところを本編でやったみたいに吸収するんじゃダメだったのでしょうか?
それだとベイルが納得しないから和解させるために戦う必要があったという話なのでしょうか? 和解する必要性もよくわかりません。五十嵐父は和解したがっていたのでしょうか? 許すかどうかと和解したいかは別の話なのでわかりません。

・大二との関係性はもっとわかりませんでした。
カゲロウも大二もお互い憎んでいたわけではないと思います。ベイルと五十嵐父との関係とは違うように見えました。
カゲロウを殺しちゃったことへの後悔云々だとベイルと五十嵐父の話と関係ないですし。
意味がわからないうちに大二が一輝たちと和解しかけていて戸惑いました。大二の心境の変化が全くわかりませんでした。

・東映公式ページのポエムを読んだらもっと意味がわからなくなりました。
ベイルと戦うことで、元太は、大二に「悪魔との共存の可能性」を
お互いの発明品による代理戦争を経て、真澄は、ジョージに「世代交代」を。
それぞれが、息子たちの未来のために伝えるべきことを探し、行動した。
「悪魔との共存」ってカゲロウは完全抹消されてるから今更言っても意味がないどころか大二を責めることになってますます大二が自己正当化をこじらせるだけだと思います。
共存云々を言うならギフとの共存も考えるべきだと思いますし。そもそもベイル以外の悪魔が基本的に宿主と協調的であり、そもそものそもそもで言うと命を共有してるから反発すること自体が基本的にあり得ないと思うので共存しないケースから示してほしいです。

「世代交代」に至っては全く意味がわかりません。戦ってきたのはずっとジョージのベルトを使った一輝たちで上の世代は舞台に上がったことすらないと思います。
このシチュエーションで世代交代なんて言ったら「みんなギフテリアンになれってことだな!」なんて話しか思い浮かびません。
プロデューサーが何を言ってるのか本気で意味がわかりません。

■ギフ
・意外とカラフルなんですね。全身灰色や黒かと思ってました。ギフの棺で特徴的だった目玉みたいな模様も全然見当たらず、ギフって感じがしません。

・キャラとしては物語の都合で動いている感じで格が更に下がりました。
もういっそのこと「私の家族に手を出すな!(お前もかよ!)」みたいなノリにしたほうがまだマシなんじゃないかと思えてきました。

・こんなことを思っていたら東映公式に赤信号が灯っているのを発見してしまいました。
さて、43話からはいよいよギフと直接のご対面。
これまで沈黙を保ってきた(こちらが聞き取れなかっただけ?)
ギフがついに言葉を発することもあるかと思いますが、
赤石が代弁者となって語ってきたことは果たしてギフの本懐なのでしょうか。
…これは完全に「スタッフはどんでん返しのつもりでやってきたけど、視聴者には今更過ぎる疑問」といういつもの大失敗ですね。お葬式の準備したほうが良いですね。

■仮面ライダーデストリーム
・目の模様は特徴的で悪くないと思いました。
ただ、カブトムシ感は感じませんでした。見た瞬間にはオーズのシャウタを連想するくらいにカブトムシの印象がありません。サイや鳥と言われたほうがしっくり来ると思いました。
よくよく見てみると頭と胸で二本の角にしてあるつもりなんでしょうかね?

・個人的には、変身途中のサナギ形態みたいなほうがもっと特徴的でかっこよく見えました。どうせプレバン限定なんでしょうからもっと独創的に攻めてもいいんじゃないかと思います。

・アクションは胸の突起がいかにも邪魔そうで実際に相手との距離感にまで邪魔になっていて、お互いぶつからないように遠慮しあっている感じがありありで全然かっこよくありませんでした。
能力ギミックもデモンズとの差異がわからず、これをデモンズとは別ライダーですと言われてもピンと来ません。

・デザインはもっと理解し難いものでした。
公式説明の特徴が「背中の6本腕のマニピュレーター”ヘラクロー”」って書いてあったんですけど、ヘラクレスオオカブトの特徴と言ったら二股の巨大な角じゃありません?
いつの間にか「ヘラクレスオオカブトと言ったら六本足だよね!」っていうのが世間の常識になっていたのでしょうか。


次回はギフ…は小競り合いだけでパワーアップした長官とのバトルのようです。
予告の感じだと「リバイスvsギフ、その他ライダーvs長官→ホーリーライブvs長官」って感じに見えました。いつもの数合わせを更に消化試合にするっぽいです。
平和の象徴のはずだったアララトが襲われたその時、
一輝はついに、ギフと拳を交える。
世界を守るために、たとえ家族の記憶が失われようとも…。
まるで一輝がアララトを守る戦士でずっと記憶を消えることを悩んでいたような文面に頭痛がしました。




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