『仮面ライダーリバイス』 第45話「終わらぬ悪夢、守る者と守られる者」:感想
■何これ?
・前回の「ギフの力によるギフ封印」で封印できた気になってたことも理解し難かったですが、それ以外も全然意味がわからない展開だらけでした。登場人物が唐突に悩み出したて理解できませんでした。別に「あれから数年経った」とかいうわけでもほとんど時間経過は無いようだったのに悩むならもっと前から悩んで然るべきことを急に悩み始めました。
・オルテカが雑に吐き出されてそのまま連行されることにも首を傾げましたが、アギレラが「全部終わったら罪を償う」と言ったことに戸惑いました。え?!そんなことされたら「アギレラであったことを誇りに思いなさい」とか言われて納得してたのは何だったんです???
玉置が寝耳に水みたいな反応だったこともそれでいいのだろうかと思いました。玉置は元々そういうやつでアギレラのこと全然理解できてないから不思議はないんですが、これだけ話数を経ても全く変わってないのはキャラクターとしてはよろしくないと思います。
・ラブコフと揉めるサクラは突拍子が無さすぎて唖然としました。その話、アギレラを倒す辺りでラブコフが家出したりして終わってなかったんですか?
「私、強くなれたかな?」に至っては今更?!だし強くなれてるわけないと思うので何を言ってるんだと本気で呆れました。何度地面に這いつくばっても「私は無敵!」と言ってた人が強くなれると思ってるんですか? 道場でいったいどんな稽古を積んできたのでしょう。
・ジョージも突然「私はしょせん父親の手のひらの上で踊らされていただけなんだ!」とか言い出してびっくりしました。「よく考えたら全部あいつの尻拭いじゃねぇか!」とキレたくなる気持ちならわかりますが劣等感に苦しむのは理解できません。
そもそもバイスタンプやベルト関連の技術に関してはジョージのほうが上だと狩崎父も明言していたと思うのですが何が手のひらの上なのでしょう? 「ちゃんとわかるように言ってないからジョージはそう思ってないよ」って話ですか? もう当事者が死んでるからそんな失敗されても困るんですけど? もうやさぐれるか劣等感で大二みたいに暴走するか、あるいは特にストーリー上の意味がないかのろくでもない選択肢しか見当たらず、この展開をやる意義がわかりません。
・ギフ関連は意味がわからないことだらけでした。ギフが出てきたことに驚く大二たちも理解不能でしたが、それ以外も意味がわかりませんでした。
・ギフがバイス経由で話す意味がまずわかりませんでした。
普通にしゃべれましたよね? 悪魔語とかならわかるんですが長官と話したりしてますし。そもそも「ギフの末裔」である一輝たちならテレパシーでも理解できそうですし。
・攻撃が効かないことに大二たちがびっくりしていることも理解不能でした。
いや、前回「攻撃が効かない! だから封印しよう」って言ってたじゃないですか。しかも今回はバイスもいないから更に条件が悪いのになんで攻撃が効かないことに驚いているんですか?
次回はジャンヌが強化フォームになるみたいです。
普通ならそれがギフ対策の突破口につながるんですけどたぶん関係ないんでしょうね。そもそも主人公の最強フォームを差し置いて脇役が突破口になるなんて考えにくいことですし。
「今そんなことしてる場合かな?」という気持ちでいっぱいです。
更新お疲れさまです。
返信削除コメントさせていただくのは中盤以来ですが、楽しく読ませていただいています。
欠かさず視聴しているはずなんですがいつも何話か見逃しているんじゃないかと疑うくらいに意味がわからなくて困惑します。
自分もアギレラの後で罪を償うつもり発言に仰け反りました。それライダーになった時に整理すべきやつだと思います。あまり言及しないので忘れがちですが初期のデッドマンズの活動から人死にが出ていますよね。玉置のそうなん?みたいな反応もアホみたいだし玉置自身も当然考えるべきことのはずです。
前回自分の問題に決着をつけた大二が家族やヒロミさんを気遣うそぶりもなくリアクション係になっていて結果が次の展開に活かされないのもいつものことですね。妹の絶叫も兄も父も差し置いてヒロミさんの命懸けならぬ全身全霊懸け(違いはよくわかりませんが)の説得が効いたのに終わったら会話すらしないって薄情に見えます。死にそうな時も崖から落ちた時もそうでした。発狂のトリガーとなった朱美さんのこともすっかり忘れたようです。公式の「優しくて真面目な弟」というより「カッコつけ願望をカゲロウに振ることで平静を保てる駄々っ子」って印象なんですが、空気兄より目立ってるからいいんですかね。
悪魔やギフがどういうものなのか説明される度にますますわからなくなります。3兄弟や父の悪魔がそれぞれ形態が違う理由やはぎ取って別の人に移植が可能なことも理解には程遠いのですがこちらの読解力に問題があるのかと思えてきます。ギフの末裔である一輝たちの特別性も見えてこないしギフは人類をどうしたいのでしょう?劇場版を見ればわかるのでしょうか。
内容のネタバレは控えますが、次作の発表がありましたね。脚本はゼロワンなどの高橋さんのようです。他に人材がいないのだろうと思えて暗い気持ちになります。
匿名さん、こんにちは。
削除>それライダーになった時に整理すべきやつだと思います。
今言うことに関しては問題ないのではないかと思います。フェニックスという政府組織が悪の組織だったので自首する先がありませんので。
ただ、そもそも最初は「指名手配犯で表にはいられないから地下組織のウィークエンドに入れてあげて」とサクラが連れてきたはずなのでいったいいつから自首する気があって、玉置に話してないのはどういうことなのかなどは謎が多いと思います。「サクラは事前に聞いてるから驚かない」なんて反応があれば一部の人には伝えてあったんだなと推測できるのですが。
>玉置のそうなん?みたいな反応もアホみたいだし玉置自身も当然考えるべきことのはずです。
玉置は存在そのものが謎ですね。銭湯に居候してた頃から「こいつ指名手配犯じゃなかったの?」とどうなってるのか不思議でしたが何もないから罪状が消えたのだろうと納得するしかなかったです。
今回の反応は素直に受け止めると「自首する気は特に無い」ようにしか見えませんね。まぁ元から犯罪組織のデッドマンズに自分から入った人物なので罪の意識が薄くても不思議はない気がします。それを放っておいて周りは良いのかという点は謎ですが。
>前回自分の問題に決着をつけた大二が家族やヒロミさんを気遣うそぶりもなくリアクション係になっていて結果が次の展開に活かされないのもいつものことですね。
脇役に限らず、そういうドラマが一切抜け落ちてるのが基本ですからね…
朱美さんのこととか以前に大二や一輝の心情や変化が全然描かれないのでそれ以前の問題です。
>ギフの末裔である一輝たちの特別性も見えてこないしギフは人類をどうしたいのでしょう?
「自分の遺伝子を引いてるから家族になれる」って話が全然意味がわからないです。思いっきり敵対してるのは問題ないのでしょうか?
そもそも宇宙生物で悪意を食べるギフの言う「家族」がどういう意味なのかもよくわかりませんし、人類は食料として飼ってる感覚みたいでしたが人類が五十嵐一族だけになったら家族を食べることになるのに問題ないのかなどわからない点がいくつもあります。