『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第21話「ごくラーメンどう」:感想

2022年7月24日
■とてもつまらなかった
・猿原もゲストも誰一人何一つ良いところがなく、いったい何を見せられているのか不思議でした。
先代サルブラザーはただのクズでした。っていうか先代ですらないのでミスリードどころかただの嘘です。クズはダメだしかっこ悪いという価値観が井上にはないので井上的には全く問題ないのでしょう。クズって良いよね。クズってかっこいい! そう思えない人にはドンブラザーズには向いていません。

・猿原の話としては論外でした。
猿原がモブになってるのはタロウがいれば存在意義がないからでタロウに勝たないと格は上がりません。まともに勝たせることができないなら、雉野ですらも人間的な面でタロウに認められているのだからそういうアプローチにすればいいだけだと思います。ゲストのクズを言い負かして何になると言うのでしょう。
「ゲストを救ったのだから良いことだろ」と言おうにも、それを言い出すとタロウは鬼化させた挙げ句に倒したからOKで問題を放置している根本的な問題を蒸し返すことになるのでこれも論外でしょう。
5千人のドンブラザーズ候補のことで持ち上げたつもりになっているのかもしれませんが、もしそうならハルカの後釜のオニシスターのことを完全に忘れてますし、雉野がいる時点で論外です。どっちにしてもシステムの不備を口実にできると思ってるのならおかしいと思います。
こんな内容で猿原の格を上げた気になってるなら価値観が終わってると思います。

・猿原の回としては序盤の繰り返しだけで意味がなく、ゲストにもほぼ価値を感じず、極道ものにもなっていないと思うし、ラーメンである意味も感じられなかったので本当に何も残りませんでした。
これで本気で何かやった気になってるなら本当に感性が終わってると思います。

■ソノザ
・ハルカの漫画に興味を持ったことは映画用だけじゃなかったようです。
しかし漫画や編集者を舐めてるので基本的に嫌悪感が湧いてきます。そんな簡単に人を感動させられる作品を作れたら今頃世の中は名作で溢れかえってます。まして「もう漫画家は止めた」と言い切れるハルカに良い作品が作れるとは思えません。
次回の感じからすると、どうせこれも犬塚のようなその場しのぎに見えてしまいますし全然興味が持てません。

■ドンムラサメ
・自我があるのか無いのかもわからないうちに戦いに疑問を抱き始めました。作中以前にメタ的にも存在意義が感じられないので本当に困ります。こんな消化試合しか出番のないキャラに期待していいのでしょうか?

■巨大じゃない巨大戦
・ドンオニタイジンがCGじゃなくてきぐるみで戦っていました。
見た目通り重そうな足や肩は動かせず、腕を振るくらいがやっとみたいです。
しかしそれでもCG戦よりはマシなように見えました。やっぱりCGのクオリティが低くて退屈なんだなと再確認しました。


次回はハルカの漫画のパクリ元扱いされてた漫画家が登場するようです。
タロウでさえ改変の影響を受けると判明した時点で誰が描いたかとかどんな人なのかとかどうでもよくなっているのでまるで興味が湧きません。もしも最終回でドンブラザーズが解散してハルカが漫画家に戻ったら消滅する人物でしょうし。一般人の命の価値が低いこの世界でどう興味を持ったらいいのか不思議です。


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