『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第18話「 ジョーズないっぽん」:感想

2022年7月3日
■ギャグ回?
・序盤の時点で察しが付きましたが新キャラのドンムラサメの出番は最初と最後だけでした。露骨に避けてる感じでうんざりしました。

・個人的にはジロウのヘイトを下げようとしてる感じにもっとうんざりしました。
嫌いとかそういうのじゃなくて、人として存在してほしくない相手なんでヘイトとかそういう問題じゃないんです。そういうところが井上や白倉さんと全然価値観が合いません。

・最後のオチもドン引きしました。
どう見てもババァが糞なだけで一本取ったことにはならないと思います。そもそも勝負してない相手にまで身構えていたらタロウまでキチガイになってしまいます。
「いきなり人の頭を棒で叩いても何も問題ないorそれは笑えることである」という井上価値観が全開でついていく気にすらなれませんでした。

■ソノイ
・東映公式の17話のページに
タロウとソノイ、破局後はじめてのご邂逅です。
実は井上大先生的には、こちらのシーンは重要らしく。
大先生の中ではこちらの会話で
ドン13話~15話に起った、2人の間のモヤモヤは清算されているらしいのです
この早い段階での正体バレは
「もはや敵として、マジメに敵対していく」ということではなく
「敵だとわかった上で(夏のギャグ回的な)可笑しい絡みを持続させる」という崇高な目的があるのだよ、少年。
と、煙を吹かせながら語っておられました。
と書かれているのを見たときはどうせ吹かしだろうと無視していましたがどうやら本当に本当だったようです…
ソノイをそんなギャグキャラにして何が面白いのか私には理解できません。ソノイは大真面目にやった結果がギャグに見えるならまだしも、あからさまな奇行を働いてタロウにまで呆れられるキャラにしていったい何になるのでしょう。

・今回の勝負も私にはだいぶ意味がわかりませんでした。
ソノイのやるべきことはタロウの抹殺のはずだと思うのですが、あれで勝負がついたら負けたほうは素直に首を差し出すんでしょうか?
タロウはともかく、ソノイは勝っても「(いや、こんな勝負で命のやりとりをするのはおかしい…) 桃井タロウ、勝負は無かったことにしよう」となるだけな気がします。

■ドンムラサメ
・作中でも言うことを聞く駒で没個性的でした。
見た目や武器もドンモモタロウの色替えって感じでパッとしません。ストーリー上の立ち位置も含めてお邪魔感が強いです。

・アルター同士のバトルは同じCG同士でスケール感も一致しているので今までの棒立ちバトルよりはマシでした。
ただ、CGのクオリティやバトルの価値が低いのは変わってないので根本的な課題は解消できていませんでした。


次回は幽霊が出るみたいです。夏休みには早い気がしますがかなりどうでも良さそうな雰囲気でした。幽霊みたいに取り憑く獣人を放置して幽霊の話をするっていうならかなりドンブラザーズらしい回になりそうです。


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