『ヒーリングっど♥プリキュア』の3クール目を見終えた時点での感想です。厳密には38話終了時点での感想です。

・3クール目も何もありませんでした。

幹部が進化したけどだから何？という感じです。追加戦士もスーパー化のアイテムも突然湧いて出てきたから危機感を感じません。何があろうとどうせ都合の良いアイテムが湧いて出てくるだけに見えてしまいます。他に新要素や新キャラなどもないので特に語ることがありません。このままラスボスを倒して終わりになりそうです。

・一向に話が広がらない点がよろしくないと思います。

この手の無知キャラは周りの反応を引き出す目的で使われることが多いものですがアスミの場合は全然そんなことは起きてません。

アスミ「〇〇とは何ですか？」

他のメンバー「～なものだよ」

アスミ「そうなんですか」

- 終了-

と、アスミ一人が納得して終わることがほとんどでお話が広がりません。アスミの成長を見守る作品ならともかく、ノドカたちを主役として始めた2クール以上経過した状態でこんなキャラを出されても困ります。アスミ自体の魅力が弱いのでひたすら時間を食うだけの邪魔な存在になってしまっています。

・病気の話が完全に過去のことになっていたと思ったらまた病気を持ち出し始めました。でも話の進展は特にありませんでした。ダルイゼンがノドカにとっての病気の象徴のようになってきていて、かえって世界が狭まっていっているように感じるところもあります。深く掘り下げるならそれも有りなのですがノドカの話がメインストーリーと言えるほどボリュームがないため厳しいです。

・高跳びと旅館はそれぞれチユにとってどんな存在でどちらかを選ばなければいけないならどちらを選ぶのだろうか？と疑問に思っていましたが唐突に答えが出されました。

高跳びで世界を目指す！と決めたかと思ったら数話経ったら「どっちにしたらいいか決められない！」とか言い出してずっこけました。

しかも結論がどっちもやると言い出して本気で困惑しました。世界レベルの選手と女将の両立は無理だと思います。両親も高跳びに専念したほうが良いと言い出したのもそういう理由があったです。よくわからない理由で迷って、よくわからない理由で決断されても困ります。こんな決断を聞かされたらライバル選手はまたキレると思います。