『魔進戦隊キラメイジャー』 第37話「せな 1/5」:感想

2020年12月27日
■これがキラメイジャーだ!
・のっけから瀬名の人格に全然心当たりがなくて戸惑いました。計算? 心配? インスタ好き? せっかちと楽観主義以外はどれも初耳でした。もう36話もやってるはずなのに心当たりが全くありません。

・人格は早々に統合された上にメインの瀬名5の話も酷かったです。
瀬名4/5がいつの間にか納得していたことには、はぁ?と思いました。殺人未遂を気にしない瀬名が最初に切り捨てた不安も必要かもしれないなんて考えるとは思えません。
そして瀬名が一人で納得できるなら小夜が要りません。小夜と瀬名5で話を作るのかと思っていたら瀬名4/5が湧いてきてアホかと思いました。構成が中途半端だと思います。

・これでシリーズ構成回なので救いようがありません。
納得できるのはキラメイジャーの性格が基本クズということだけでした。それもどうなんだって話です。瀬名5を罵倒した挙句に出ていくのを平然と見送るメンバーの姿は正気を疑う光景でした。キラメイジャーの基本方針はキラめいていることが最優先だから反感を持つほうがおかしいんでしょうね。

・細かい部分も悲惨でした。
ヨドンナのアホな行動はご都合主義的過ぎて呆れ果てました。キラメイジャーにオラディン王との会い方を教えてもらえると思うほどアホでしたっけ? つい分裂させて放置するほどアホでしたっけ? 「あ、ガルザに聞けばいいじゃん」なんて思い出すほどアホでしたっけ? ヨドン皇帝が出てくると知能が落ちる設定でもあるんでしょうか。

・小夜が駆け付けた場面で戦闘が終わってなかったこともびっくりしました。
小夜と瀬名は戦闘中に抜け出してきたんですか?! それなら瀬名が戦闘に必要という展開にしないと成立しないと思います。実態はもっと壊滅的で、瀬名も小夜も戻らないしヨドンナもどうにもできないまま終わっていて瀬名5関連の話が1ミリもバトルに絡みませんでした。何をどうしようとしたらこんな話が出来上がるのでしょう?

■ヨドンナの正体
・ヨドンナの正体はヨドン皇帝の別人格でした。
よどみが足りないからしばらくヨドンナのままでいるってことは環境適応用のフォームってことなんでしょうかね? 部下がいるので必要性がよくわかりません。ヨドンナはそこまで強い印象がありませんし、部下に任せても大して成果は変わらないし、負けたときのリスクがあるだけマイナスな気がします。

・ヨドン皇帝はやたらに強かったですね。
キラメイジャーはメンタルが弱いので逆境で盛り上がる気がしませんし、カナエマストーンという全く盛り上がらない要素がまだ残っているので不安ばかりが募ります。ごく普通の意味で「いったいどうなってしまうんだ?」という気分です。

■クランチュラは生きてた
・前回死んだのかよくわからなかったクランチュラは一応生きてて、一応死んでました。ヨドンナに分裂してもらっておいたから4/5は生きてたそうです。今後出てくる敵全てが「どうせ分身でしょ?」と言われるデメリットを負うほどの価値があったとは思えません。

・1/5の実力でキラメイジャーを追い詰められたのなら全力で行けば勝ててたっぽいですよね。皇帝に怒られたというのも納得です。


次回はまた宝路がガルザに洗脳されるみたいです。はぁ…


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