『スプラトゥーン2』達人210のサーモンラン攻略指南その2:特殊ルール編

2017年7月30日
・サーモンランの野良の底上げを願って攻略記事を書きました。
参考までに筆者の実力を書くと、サーモンランの最高スコアは野良で「達人210」で、スプラトゥーン1経験者でガチランクではS+には入ってもすぐ落ちる程度のSランカーでした。

「オオモノの倒し方」、「特殊ルール」、「立ち回り」の3つに分けてそれぞれ記事を書いてあります。
ここではラッシュや間欠泉など「特殊ルール」について解説していきます。

*以下の記述はスプラトゥーン2の「Ver.1.1.2」時点でのゲーム内容に合わせたものです。今後のアップデートによってはゲーム内容と噛み合わない可能性があります。


【ラッシュ】



・ラッシュとはオオモノが出ない代わりに大量の雑魚シャケと金シャケが押し寄せてくるモードのことです。

・ラッシュ時には「ヒカリバエ」と呼ばれる現象が起きて、プレイヤーの4人のうち誰かの身体が光るようになります。この光っているプレイヤーめがけて雑魚が突撃してきます。他のプレイヤーは素通りされます。
ヒカリバエは光っているプレイヤーが死ぬか、時間の経過によって別のプレイヤーへと移り変わります。切り替わる瞬間は突然なので自分は狙われてないから大丈夫とタカをくくっているとあっさり殺されます。

■安全地帯に集まるべし
・ラッシュ時に最も重要なことは味方4人で集まることです。攻撃を集中させなければラッシュは乗り切れません。
集まるといってもどこでも良いわけではありません。広いところでは袋叩きにされてやられます。敵の侵入経路が限られている奥まった場所が最適です。
場所選びでもう一つ重要なのがコンテナの側であることです。ラッシュでも金イクラのノルマは有ります。金シャケを倒して金イクラを回収しなければクリアにはなりません。

・以上の条件から各ステージにおいて私が最適だと思う場所は
シェケナダム:コンテナ横の高台
難破船ドンブラコ:コンテナの後ろのエリア
です。

・いずれもコンテナに近く敵の侵入ルートが絞られるため迎撃しやすい場所です。難破船は金網部分の右と左でルートが2つありますが、やむを得ません。敵の動きをよく見て、どちらから来るか適宜判断しましょう。

■押し出しに注意
・ラッシュ時に恐いのはシャケに殴られることより押し出されることです。
壁際にいると突き落とされて死にます。自分が狙われているからといって、後ろに下がり過ぎず、ある程度手前にいたほうが落下死する危険を避けられて良いです。

・「これは押し出されて死ぬ」と思ったら、”自分から外に向かって飛んで”ください。
押し出されて踏み潰されるよりずっと時間を稼げ、味方が立て直す余裕を与えられます。味方に余裕ができれば自分が生き返らせてもらえる可能性も高まります。

■イクラ拾いは狙われてない人がやる
・金シャケを倒して出た金イクラは狙われていない人が拾いましょう。
狙われている人が前に出ると危険です。拾っている間にヒカリバエが移ることもあるので、今誰が光っているか周囲に気をつけましょう。 1人死ぬと火力不足で一気に瓦解する恐れがあるので自分が狙われてなければそれで良いわけではありません。

■ピンチのときはスーパーチャクチかジェットパック
・味方が死んでピンチなときはスペシャルが有効です。
スーパーチャクチは一時的に空中に逃げて安全を確保しつつ周囲の敵を一掃して立て直す余裕が生まれますし。
ジェットパックは飛んでいる間は安全ですし、ブラスターで攻撃して死んだ味方を生き返らせたり敵を倒したりできます。


【金シャケ探し(間欠泉)】



・金シャケ探しはステージにある間欠泉(バルブ)を撃って、飛び出してくる金シャケを探すモードです。

・金シャケはオオモノで出て来る金シャケよりも体力が大幅に上がっていて、基本的に死にません。死なない代わりに一定ダメージを与えるごとに金イクラを1つ落としていきます。ダメージを与えれば与えるほど多くの金イクラを落としていきます。

・出てきた金シャケは出てきた場所に応じて、「特定の間欠泉」へと向かい、そこから撤退します。
出てきた場所によって向かう間欠泉も決まっているようなのでルートを覚えると効率的に先回りできるようになります。

■探し方
・まず基本は「遠くの間欠泉から開ける」ことです。
近くの間欠泉から開けてしまうと雑魚処理に手間取られて効率が落ちます。コンテナ付近なんて絶対開けてはダメです。開けるのは他の場所がハズレだったことを確認してからです。
ステージ開始直後はステージの端のほうや難破船の船体より下にある間欠泉など雑魚が湧いても脅威にならない場所から開けていきましょう。

・金シャケのいる間欠泉が近いかどうかは「水の吹き出す高さと光の強さ」で判断できます。吹き出す水が高いほど、光が強いほど金シャケのいる間欠泉が近くにあるということです。
たとえば真ん中と右、左に計3つの間欠泉があった場合、「真ん中:中くらい、右:高い、左:低い」となっていたら、右のほうにある別の間欠泉のどこかに金シャケがいます。三角測量の要領で絞っていきましょう。

・一番低い水量だったらその周りにはありません。離れた場所を探しにいきましょう。
逆に高いようなら近くにあります。「カモン」で味方を予め呼びつつ、周りの間欠泉を片っ端から開けてみましょう。

■秘訣は回収にあり
・金シャケを安定して見つけられるようになったら、あとは”回収”が重要です。
いくら金イクラを落とさせてもコンテナに回収できなかったら意味がありません。落としたイクラは敵に奪い返されずに全部回収しましょう。

・具体的には常に1人は見張りを置きましょう。
たとえばダメダメなパターンは全員が逃げる金シャケを追いかけて、金シャケが撤退する頃には最初の頃に落とした金イクラを奪われているパターンです。これではたくさん落とさせた意味がありません。
そんなことにならないために1人は見張りを置いておき、イクラを回収しようとするシャケから守るのです。その間に3人がイクラを回収し、コンテナから戻ってきたら見張りだった人も交代してコンテナに向かい、全てのイクラを回収し終わるまで常にイクラを奪われない体勢を維持しましょう。

・イクラが残っているうちは新しい間欠泉を開けてはいけません。
まだ残っているイクラがあったら「カモン」を連打して、味方と回収しましょう。

■火力不足を補うスペシャル
・金シャケが金イクラを落とす量はダメージに比例します。そのため武器構成によって稼げるペースが大きく変わってきます。
チャージャーや短距離シューターなど時間あたりの火力が高い武器があれば楽ですが、ローラーやブラスターだと全然落とせずノルマ達成が危うくなってきます。
*ローラーの場合、転がし状態で上手く当てると多段ヒットして一気にダメージを与えられます。振るよりも転がしたほうがマシです。

・火力が足りないときにはスペシャルを有効活用しましょう。
特にボムラッシュは連射できる分、上手く当てればかなりのダメージを稼げます。手持ちのメインウェポンが弱い場合にはスペシャルを使うことも視野に入れましょう。


【運び屋襲来】


 ・運び屋襲来は箱を持ったシャケコプターが飛んでくるモードです。
シャケコプターは持っている箱をステージ上に置いて飛び去ろうとします。この敵を殺すと金イクラを一つ落とします。敵の抱えている箱を撃つと誘爆するので箱を持っている間に箱を狙って撃つと簡単に倒せます。箱を置いた後でもシャケコプターを撃ち殺せば金イクラを落とします。


■置いた箱からは敵が出て来る
・運び屋モードにおいては普通は雑魚もオオモノも出てきません。
しかしシャケコプターが地面に置いていった箱からは雑魚シャケが湧いてきます。近くに箱が置いてあるのを見かけたら壊しておくと雑魚の発生を防げます。
ただし、こればかりしていると金イクラが足りずにノルマが達成できなくなってしまうのでほどほどにしましょう。

■イクラ吸いマシーン
・運び屋モードでは一定時間ごと(?)にイクラ吸いマシーンことハコビヤが飛んできます。読んで字のごとくコンテナに集めたイクラを奪っていく機械です。

・やってくるときにはクマサン社長が警告してくれるのでコンテナのほうに戻って機械に攻撃しましょう。
社長が警告を出してから実際にコンテナに取り付くまでに時間が空くので警告が出てからもしばらくはシャケコプターを倒しておき、そろそろ来るかなと思ったら戻るようにすると効率的です。

・ハコビヤはコンテナにくっつく前にも当たり判定があります。射程の長い武器の人は射程に入り次第どんどん攻撃しましょう。


■ハイパープレッサーで稼ぐ
・ハコビヤに上手くプレッサーを当てるとイクラを7個くらい稼ぐことができます。
方法はハコビヤの最上部辺りにあるらしい「シャケコプターの発着場」を本体諸共に貫通して当てます。離れてハコビヤの全体像を見ると、上のほうのヘリポートのようになっている上部に白い箱がたくさん積み重なっているのが見えるはずです。その箱の辺りを狙うとプレッサーにシャケコプターが巻き込まれて、ハコビヤ本体を攻撃しつつ金イクラを落とさせることができます。

■とにかく急ぐこと
・運び屋モードは金シャケ探し同様に時間が勝敗を分けます。
一度に一個しか落とさない上にやってくるシャケコプターの量が多くないためペースが遅いとノルマが達成できません。どんどん見つけて、どんどん追いかけて金イクラの回収を急ぎましょう。



【ドスコイ大量発生(砲台)】



・正式名はドスコイ大量発生ですが、「砲台」と呼ぶほうがわかりやすいと思います。その名のとおり、一時的に砲台が使えるようになるのが最大の特徴です。どうやら「干潮で夜のとき」にしか起こらないようです。

・ほぼ全ての敵を一撃で殺せる砲台が使える代わりに大量のドスコイ(大型の雑魚シャケ)とオオモノが出現します。普通に戦っていては間に合わないので砲台を使いこなすことが勝敗を分けます。

■砲台のインクは乗ってないときと共有
・砲台のインクは普段のインクと共有されています。砲台に乗っていてインクが切れたら降りて潜伏してインクを回復させましょう。乗ったまま待っていても全然回復しません。

・インクを回復するついでに金イクラを回収しに行くと効率的です。
その場合、味方は空いた砲台に乗り込んでフォローしましょう。 インクと砲撃を切らさなければ勝てるのでインク管理が重要です。ドスコイ一匹程度なら味方に任せて、その間にインク回復を図るのも立派な役目です。

■砲台は全部で3つ有る
・どうやら砲台はステージごとに3箇所あるようです。
基本的には
「コンテナ付近に左右に一つずつ」
「コンテナの後ろ側、スタート地点の付近に1つ」
で合計3つのようです。

・重要なのはスタート地点付近にある砲台です。
 コンテナ付近にある砲台は撃てる角度が限られていて死角があります。スタート地点付近にある砲台は敵の出現範囲全域を狙えるため、主力として運用しましょう。スタート地点付近の砲台を担当する人は金イクラの回収をしに行く必要はありません。遠いので往復する時間が無駄になります。

■前衛は砲台と生身を使い分けるべし
・スタート地点付近の砲台に乗る1人以外は原則的にコンテナ付近で戦います。
コンテナ近くの砲台はもちろん使いますが、常に乗りっぱなしは良くありません。イクラを回収できないからです。砲台もイクラ回収もバランス良くやりましょう。
「砲台を一発撃ってドスコイを蹴散らしてイクラに近づく」など臨機応変な戦い方が重要です。

■ミサイルやタワーに狙われたらすぐ逃げる
・砲台についている人はミサイルやタワーに狙われたらすぐに逃げましょう。乗ったままだと100%死にます。特にスタート地点付近の砲台の人は死んでも味方が遠いため復活に時間がかかります。できるだけ死なないように気をつけましょう。

■前衛は肩パッドを最優先で殺すべし
・砲台戦で一番恐いのは肩パッドです。
狙われている砲台が使えず、砲台が機能しなくなるからです。砲台では倒しづらい相手なので前衛がボムで殺しに行く必要があります。他の敵を放っておいてでも倒しに行きましょう。
狙われてない砲台の人はドスコイや他のオオモノを倒して、肩パッドを倒しに行く生身の味方を援護しましょう。砲台の援護なしで接近するのは困難です。



【霧】

・最後に霧についても解説しておきます。
霧はその名のとおり、霧がかかって視界が悪くなります。

・視界が悪い以外の変化は「オオモノに金シャケも出るようになる」ことだけです。それ以外は通常のルールと何も変わりません。

・対策は残念ながら特にありません。どこに敵がいるか偵察し、それぞれのメンバーが的確な状況判断と対処をするしかありません。


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