『宇宙戦隊キュウレンジャー』 第23話「俺様の盾になれ！」：感想
【ストーリー】
・途中まではてっきり本物は死んでて、今のドンアルマゲは別人かと思っていました。「殺したと思っていたけど殺せてなかった」だとツルギたち先代の救世主がかっこ悪くなってしまいますので。
フクショーグンのテッチュウが見た目は本物で記憶はないようだから、黒幕である誰かがドンアルマゲも含めて旧ジャアクマターを復活させた、あるいは再製造したという話なのでしょうかね？ どちらにしても気づかなかったツルギたちが間抜けに見えないようにどんな工夫をしてあるかが気になるところです。
■ラッキーの印象ダウン
・話の流れからするとツルギの言った「俺様の盾になれ」というのは「それくらい危険なことだから止めておけ。あとは自分１人でやる」という意味に聞こえました。それを文字通りにしか受け止めずに反発しているラッキーの印象が更に下がりました。前回からラッキーの印象が悪い方に転がっています。
・こういう役割をラッキーにやらせるのは意外でした。
直情径行ならガルやスパーダがいると思います。ポジション的にも貧乏くじを引かせて気が咎めるキャラでもないと思います。次回で早くもラッキーとツルギが和解しそうなのでそことつながるのでしょうが、ラッキーの印象が下がった分以上に上がるのでしょうか。
・個人的にはラッキーの「仲間」発言に違和感を感じました。そんなに仲間のこと信頼してましたっけ…？
まぁ「俺たちは一人ひとりがスーパースターで９人揃えばオールスターだ！」とか言っていたので同列だとみなしているという心当たりが無くもありません。私は文字通りの意味に受け止める気がしなかったのですが、どうやらラッキーの素直な心境だったようです。これは私の解釈ミスのようです。がんばってギャップを埋めないといけませんね。
【アクション】
・今回も素晴らしいアクションでした。
人数を余さず使いながら、アクションが途切れないところが良かったです。雑魚も交えつつ人数を余らせないようにし、それでいてバラバラに感じさせないようそれぞれの戦況を重ねていくところが見事な手腕でした。イエローとグリーンが雑魚を倒しつつ、ツヨインダベーとの戦いに参戦するところはかっこよかったです。
・名乗りシーンも凝っていて良かったです。
雑魚と戦いながらの変身自体は珍しくありませんが、今回のは普段の変身ポーズを上手くアクションに組み込んであって感心しました。
■背中に合体
・ああいう付け方も有りなんですね。23話にして初だったのでちょっと驚きました。
玩具でもできるんでしょうかね？ スーツを作るのが大変だからやらなかっただけでしょうか。
次回はラッキーとツルギが和解しそうな雰囲気に見えました。思ったより早かったです。夏休みいっぱい引っ張るくらいかと思っていました。
新合体のキュータマジンも登場するみたいです。正面からの画像だとギガントホウオーの頭と手足をすげ替えて、キュータマをいっぱい乗せただけという印象ですが、ロボの3体合体とかとは違うんですかね。准最強合体かと思いましたがちょっと違う気がします。
こんにちは。私も確かにラッキーの印象もダウンしましたが、どちらかというとナーガの方がもっと印象ダウンしたと思うんですがどうでしょう？
返信削除ラプターがダメージを受けてスパーダ達がラプターに寄り添っていた時にラッキーより後ろの方で突っ立っていただけでした。１０話で気絶していたナーガの意識が戻った時に「誰にやられたんですか？」と心配したり１４話のバランスが玉手箱を開けるときに玉手箱を知らないナーガを避難させたりとナーガに親切にしてくれたのにショックでした。チャンプがバラバラにされたときも特に反応がありませんでしたが、バランスにしか関心がなくて少し残念でなりません。
私はいつもどおりの空気さだったと思います。
削除確かに棒立ちなどは変です。ですがそれは脇役は全員そうです。脇役はそんなものなのです。
たとえば私の場合はガルの台詞がラッキーの腰巾着としての台詞しかなかったことが悲しかったですが、それはいつもどおりのことなので特に書きませんでした。個人回や意味のある台詞がない限りはそのキャラがいないものとして見るしかないと思います。
そうですね。自分は本当にナーガのためだけに視聴しているものなので予告冒頭のナレーションや個人回も意味のある台詞もない脇役状態なのが本当に悲しいです。ナーガがいなければこの作品を見る必要もないくらいなんです。前半がスティンガーメインだったように後半はナーガの感情習得ストーリーをやってほしいのに。それとどうして着ぐるみのバランスの方が人間のナーガよりも優遇されてるのか理解に苦しみます。ナーガよりも他キャラとの絡みが多い、個人回がある、予告冒頭のナレーションがある、台詞が多いなど疑問です。
削除結局は今日もナーガはバランスとしか絡みがなかったしせっかくちょっとだけ小太郎と行動したのに何も絡みがなかったし今までもそうでしたがバランスがナーガと他キャラの絡みを作るきっかけを妨げているとしか思えません。１７話でガルと築いた友情はどこへ行ったのでしょう？ナーガのためにチャンプのように一時的なもので結構なので退場していただきたいです。
＞それとどうして着ぐるみのバランスの方が人間のナーガよりも優遇されてるのか理解に苦しみます。
削除これはスタッフの手癖だろうと私は考えています。
「お気に入り」とか「動かしやすいキャラ」というものは存在します。キュウレンジャーの場合はそれがバランスなのだと思います。
バランスの場合は着ぐるみ組である点はあまり関係がないと思います。ガルやチャンプ、ラプターの着ぐるみ組は台詞があるほうが珍しいくらいに出番がありませんから。
なるほど…でもラプターだって扱い方を間違えなければ動かしやすいキャラになれたと思うんですがね…。唯一変身後に飛べるキャラですし。
削除はい、理論上は誰でもなりえます。
削除そういうふうなキャラにすればいいだけですからね。コミュ障やみんなに嫌われているなどマイナス要素がなければ誰でもできるでしょう。
むしろいろんなキャラを動かすほうがキャラクターが魅力的になり、話が膨らんでいってプラスになります。空気のキャラがいない作品はそれだけで優れたストーリー構成だと言えると思います。
だからこその「お気に入り」です。
誰でもできたとしても「スタッフがやらせたい」のは特定の誰かだけなのです。あなたがナーガを特に好きなように、スタッフにも好みがあるのでどうしようもありません。
＞コミュ障やみんなに嫌われている
削除まさしくナーガがそんな要素のあるキャラですね…。ラッキーバランス以外の仲間に相手にされず、本人もその２人としかコミュニケーションができないのが…。だからナーガは動かしやすいキャラにはなれないかもしれませんね。
＞だからこその「お気に入り」です。
私もナーガがお気に入りがいるようにスタッフにもお気に入りがいるのはわかります。ですが「１２人」という大人数だしひとりひとりの掘り下げをしっかりとしなければいけないにも関わらず特定の誰かを優遇して他のキャラの掘り下げを怠っているのは本当に嫌です。毛利さんがメインときいたとき最初は期待していただけに残念極まりないです。
＞ですが「１２人」という大人数だしひとりひとりの掘り下げをしっかりとしなければいけないにも関わらず特定の誰かを優遇して他のキャラの掘り下げを怠っているのは本当に嫌です。
削除はい、客観的見地から言えば私もそう思います。良くないことです。
他の戦隊でも「6人いるうち空気が2人いる」くらいはまぁよくあることですが、「12人いて大半が空気」というのは相対的に考えても空気の比率が多くて問題だと思います。キャラ立ちしている人物を数えたほうが早い状況は良くないと思います。
同感です。ちなみに毛利さんのツイッターを今読んだらスティンガーがかわいそうだ。頑張れ負けるなというツイートがあり、ついドン引きしてしまいました…(苦笑)公式ホームページの望月Ｐなどの文書もスティンガーのことになると長文になりますし、スコルピオにやられたナーガに関しては一言もコメントなし。重要なキュータマのために胸？を斬られて最悪の場合死ぬかもしれなかったのにひどすぎます…。他のキャラを掘り下げる気がないなら初めからスタッフ大好きなラッキースティンガーの２人体制にすればよかったんですよ。
削除既に実質2人のようなものだと私は思っています。
削除ラッキーと誰か（今はツルギ、前はスティンガー、その前はショウ司令）が基本でそれ以外は台詞があるほうが珍しい脇役だと思います。
まさにそうですね(苦笑)。ツルギもそうですが、特にスティンガーはメイン回じゃなくても台詞多すぎませんか？もう黙ってろと思ってしまいます。
削除ところでかわいそうなのはどちらかというとスティンガーよりナーガじゃないですかね？小太郎チャンプという心から大切に思ってくれる弟分相棒がいて、何かあれば「心配だ、助けに行こう」と他の仲間からも大切に思われているスティンガー。確かにバランスという相棒はいるもののバランスが他の仲間と仲良くしているとひとりぼっち(１２話１７話ラスト)で、仲間に迷惑かけたり何かしただけで驚かれたり「余計なことを！」と言われて仲間から置いてけぼり(１５話１９話キュウレンジャーキャンペーン実施中ｃｍ)にされ、瀕死の傷を負ってもあまり心配されず休ませてももらえない(２０話２１話)ナーガ。大体ナーガが何かするたびに仲間(ハミィやスパーダ)はうわっ！って感じになりますがナーガが感情を捨てた星の一族で感情がちぐはぐだから怒っちゃうことを理解しているのでしょうか？
＞ところでかわいそうなのはどちらかというとスティンガーよりナーガじゃないですかね？
削除比較の話でいくなら、ナーガは恵まれているほうだと思います。
ガルやハミィにはそういう相手がいませんから… スパーダも自分から面倒を見ることはあってもスパーダの心配をしてくれる相手がいるのかは怪しいと思います。下を見るとキリがないと思います。
仲間が盾になったってことは、ツルギの「不死身」は鳳凰的な不死身じゃなくて、単に「寿命が無限」ってだけなんでしょうかね。
返信削除あとラッキーは少ない情報でキレすぎですね。最初の方でちょろっと「考えなしのバカではない」みたいな描写がされていた気がするので、なんか違和感を感じました。
＞仲間が盾になったってことは、ツルギの「不死身」は鳳凰的な不死身じゃなくて、単に「寿命が無限」ってだけなんでしょうかね。
削除私はそういう意味じゃないかと解釈しています。
仮に「死なない（再生したりできる）」という意味だったとしても、「ドンアルマゲの防衛網を突破するために味方が犠牲になった」といった意味ならば、不死身と仲間の犠牲は両立できると思います。
＞あとラッキーは少ない情報でキレすぎですね。最初の方でちょろっと「考えなしのバカではない」みたいな描写がされていた気がするので、なんか違和感を感じました。
ラッキーはむしろ常識に左右されずに物事を見抜く直感的判断力がある人物だと描かれていたと思ったんですけどね。今回の思慮のない直情的な反発は何なのでしょう。
今回のラッキーを観て久々に「ああ、毛利さんのラッキーってこんな感じの言動だったな」と思い出す事が出来ました。この「一般論に対してラッキーが捻った独自理論で論破」っていう一休さん的問答、よっぽど好きなんですね。個人的にはあまりここに凝られても…と思います。ラッキーの設定が例年の主人公らしくない変化球であることを活かしたスタンスだとは思うのですが、大人数故に他メンバーが軒並み単純で薄味なキャラになっているキュウレンジャーで主人公が取るべき手法かと思うと疑問です。シンプルに皆を引っ張る強い直情レッド、と言うだけでは駄目だったんでしょうか？もっと言えばツルギの方が「曲者揃いのヒーロー集団の中心的存在」として分かりやすく、相応しいキャラなんじゃないかと思いました。人格面ではかなりアクが強いですがラッキーも同じようなものですし、他メンバーから吸収出来るものも多そうですしね。ラッキー劇場はいつも通りの3〜5人体制か、いっそ単独ヒーロー番組でやってたらいいと思います。
返信削除＞この「一般論に対してラッキーが捻った独自理論で論破」っていう一休さん的問答、よっぽど好きなんですね。
削除スタッフは好きみたいですね。私もあまり楽しめていませんが。
＞もっと言えばツルギの方が「曲者揃いのヒーロー集団の中心的存在」として分かりやすく、相応しいキャラなんじゃないかと思いました。
今のところはツルギのほうが好感度が高いですね。
実績と行動力がある点がラッキーより大きく優れています。実績は言わずもがなですし、行動力の面ではラッキーが「言葉で言って、それを後から証明する」のに対して、ツルギのほうは「行動で意思を示す」タイプなので説得力が高く感じます。
あと地味に常識的な行動が多いのもツルギの利点だと思います。
ラプターを直したり、スパーダのカレーには素直に上手いと称賛したり、人間味が感じられる描写があります。
ラッキーはエキセントリックすぎてそういうのがないんですよね。全部「おっしゃ、ラッキー！」で済ませられてしまうので理解しづらいです。
＞ラッキー劇場はいつも通りの3〜5人体制か、いっそ単独ヒーロー番組でやってたらいいと思います。
ラッキーの性格は少人数制のほうが向いているというのは私もそう思います。
理解するのに時間がかかるので、ただでさえ時間のない多人数制とは相性が悪いと思います。