『仮面ライダーエグゼイド』 第41話「Resetされたゲーム!」:感想

2017年7月30日

■何でもありの末路
・Q:敵が事態を巻き戻すリセット能力を得ました。どうやって倒したらいいでしょう?
 A:リセットを無効化できるムテキを作れば倒せます。

・以前にリプログラミングとか何でもありなら「ビームを無効化するバリアを張れる敵が出たら『ビームを無効化するバリアを無効化するビーム』を撃てばいいね」と言いましたが、本当にそうなりました。呆れるのを通り越して無表情で固まりました。スタッフとの溝が大きすぎて、スタッフがそれでいいというならもう何も言うことがありません。

・次なる敵としてゲムデウスが出てきたわけですが、次はゲムデウスに勝てるムテキを作ればOKですね。劇場版の敵も同じ要領で倒せるでしょう。緊張感の欠片もないクライマックスになりました。当然の結末だと思います。

■大我たちと永夢の対立
・個人的にセーブ機能の次に引いたのはここでした。大我たちが私情丸出しでドン引きでした。

・なぜクロニクルを攻略しなければいけないかと言えば、それは「ゲーム病の患者や消滅者を救うため」だったはずです。
それなのに大我たちは「グラファイトはバグスターだから協力なんてできるか!」と言いました。ポッピーもいますし、パラドとの和解という事例がごく最近起きているのでこの発言内容には説得力を感じません。トロフィーも仲間になってもらえれば手に入ることがわかったため、倒す必要性もありません。どうみても患者の利益に反する行為なのに、飛彩はグラファイトとの戦いの前には「患者のため」と言っていました。この矛盾は意図的なものなのでしょうか? あまりにもおかしいように感じられて私には意図的とは思えません。とことん「患者の命」という文脈にある要素が足を引っ張っているように思えます。

・対立させるのなら「命の定義の違い」を軸にしてしてほしかったです。
大我たちは「一刻も早く確実に患者を救うため」にグラファイトを殺すことを選択し、永夢は「バグスターも命には違いないから殺すことに反対する」といった何を重視するのかの違いを軸にして展開してほしかったです。

■九条
・残念といえば最近の九条の残念さが気になります。
最近は自分は何もしないで口だけ出す無能になっているように見えます。リプログラミングのデータを残すほど有能だった九条はどこへ行ったのでしょう。「死んだままだったほうが印象が良いまま終われたのではないか…」という疑念が脳裏をよぎります。

■グラファイト
・グラファイトの言動も意外に感じるものでした。
「敵キャラ」ってゲームのキャラ扱いされるの嫌じゃなかったんですね…
今回の言動からはパラドのクロニクル構想に反対していたことが不思議なように感じました。「敵キャラ」でいたいなら、人間を狩るクロニクルは行動が類似していて望ましいか、「俺が主役になったらダメだろ!」と猛反発するかのどちらかになるように私は思います。
実際には1クール頃のグラファイトはパラドたちのクロニクル構想に反発しつつ、かといって大我など好敵手を探すわけでもなく、仲間を増やすことを優先していました。グラファイトの性格がころころ変わっているように感じます。
ずっと一貫しているにしても、心境の変化があったにしてもそれはいつどこでどのように変わって、どのような考えだったのでしょう?

・あと今生の別れみたいな雰囲気でしたけど、ニコが殺しただけで絶版にされてないから完全体のグラファイトは後で復活できるはずですよね? またいつの間にか設定が変わったんでしょうか?

■正宗のアホ
・「あのときやっていれば勝てたのに」をまた上書きしました。
おまけにビジネスマンとしてもどうしようもありませんでした。会う前にお互いの望みくらい把握しておきましょうよ… 一方的にその場で「私はこうしたいんですけど」と言うのは商談ではないと思います。商談はある程度成立する目処が立ってから細かい所をすり合わせるために行うものだと思います。

・仮に目的が違っていたとしても「共同開発する気はないけど、ドライバーは渡すから海外展開を手伝ってくれませんか」と妥協案の提案すらしないなんてどれだけ無能なんでしょう。
それ以前にドライバーが必要なら永夢たちから奪っておけば商談に使えたでしょうに…
グラファイトたちの前に現れたときには「リセットがあるからお前たちに勝ち目はない!」とドヤ顔でしたが、実はリセットしたての段階では「リセットして帰ってきたら奪ったはずのドライバーがないんだけど?! え、何これどうなってるの? 明日の商談どうしよう?」とかパニクってたんでしょうか。

■独自過ぎる世界観
・リセットをするとわかった範囲だけでも下記の事項が起こるようです。
「人間に感染したゲーム病は感染する前に戻る」
「ゲーマドライバーはリアルに存在しているように見えるけどゲーム内に含まれる」
「バグスターの身体の状態は戻るけど、記憶は残る」

・私にはルールがさっぱりわかりませんでした。
リアルに物理的に存在するように見えるドライバーはゲーム内の存在として変化し、ゲームキャラクターであるバグスターは身体だけ元に戻って記憶は変化しない。どちらも理解しがたい現象でした。

・最近正宗からもらったはずのラブリカのゲームトロフィーはどこに行ったでしょう?
巻き戻ってるなら永夢たちの手元からは無くなってるはずなんですが、ゲムデウス召喚ができていたということはトロフィーはあったみたいです。
「実は絶版になったゲームのトロフィーはゲムデウス召喚に必要ない」だと正宗がトロフィーを渡した意味がわからなくなってしまいます。
「ドライバーやガシャットはリセットされるけど、トロフィーはリセットされない」ということなのでしょうか? そうだったらますます不思議な仕組みです。いったい何がゲームの中に含まれ、何が外にあるのでしょう。もはや「ゲームとして」云々という以前に世界観の理解が怪しくなってきました。
 
■作戦内容
・クロノス対策の作戦も意味がわからないところがありました。
永夢たちは当初「グラファイトのゲムデウスウイルスの効果があればクロノスに対抗できる」と言っていたのに、ムテキの再開発中には九条が「でもムテキを作ってもまたリセットされて終わりじゃない?」と疑問を呈していました。ムテキがリセットされて終わりなら、グラファイトでもリセットされてお終いに思えます。どういう作戦だったのでしょう?

・「グラファイトの姿は見せずに奇襲してゲムデウスウイルスに感染させてリセット機能を妨害する」 というやり方だとしたら、「ムテキで奇襲してリプログラミングで正宗の完全抗体を消す」でもできそうに思えます。ムテキとグラファイトに決定的な違いがあるのでしょうか?


次回はゲムデウスのせいで大惨事が起こる模様です。
今回見ていても思ったのですが、「クロノスでなければ太刀打ちできない相手」をクロノスを倒さないうちに呼び出して大我たちはどうするつもりだったのでしょう? 「クロノスには勝てそうもないけど、ゲムデウスならどうにかできるかもしれない」とでも思っていたのでしょうか。その楽観主義の結果が次回のゲムデウスによる大惨事だとしたらドン引きです。

コメント

38 件のコメント :

  1. 考察お疲れ様です。

    本当にエグゼイドは新設定ばかり出して、既存の要素は考慮せず物語を進めますね...
    いきなりグラファイトが強敵を求めていたととれるような描写もほとんど(というよりない?)見られなかったのに戦いを望んでいた謎発言。ホッピーとパラドにかけがえのない仲間といいましたけど、パラドはともかくホッピーも?なんで?と思ってしまいました。

    そして命を軽視する描写もあいかわらずでした。黎斗がムテキを開発している描写で本当に文字通り命(ライフ)が削られていくのは「何これ...」でしたね。今回に限らずあまりにも命を侮辱するようなギャグを入れてくるのはなんなんでしょうね。制作陣は子供には受けてると思ってるんでしょうか...

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    1. >いきなりグラファイトが強敵を求めていたととれるような描写もほとんど(というよりない?)見られなかったのに戦いを望んでいた謎発言。

      「グラファイトってそんなこと考えてたんだ」と思いながら見ていました。顔は知っているけど話したことのない人と初めて話したような気分でした。

      >ホッピーとパラドにかけがえのない仲間といいましたけど、パラドはともかくホッピーも?なんで?と思ってしまいました。

      「バグスターはみんな仲間だから裏切ったポッピーも仲間」という意味かなと思いました。これだと仲間という言葉の重みがありませんけど。グラファイトに仲間をより好みする印象がないので何の話かよくわかりませんでした。

      >今回に限らずあまりにも命を侮辱するようなギャグを入れてくるのはなんなんでしょうね。

      医者が私情優先なことといい、真面目に受け止めるとスタッフは「他人の命なんて大した価値はない。他人やルールに縛られずに自分勝手に生きるべき」と伝えたいのかなと思います。ずいぶんと夢がないですが。

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  2. 飛彩と大我に関しては全く同意見です。今更何を言ってるのかさっぱりでした。
    グラファイトもそうです。「戦う相手を選り好みする敵キャラ」なんて聞いたことありません。DKHZ的な意味での相手は今のところいませんし、クロニクル的な意味での相手ならニコと戦うのが寿司でしょう。
    ブレイブやスナイプというただのレアキャラ相手に戦うことが「敵キャラとしての使命を全うする」ことに通じるようには思えません。
    そもそもその思想自体どっから湧いて出てきたのか不明ですし。

    今回ドヤ顔でセーブ機能を開発した黎斗ですが、そもそも正宗のリセットでバグスターとの対戦履歴が消えなかった時点で、ある程度のセーブがされていたのだと考えられると思います(というかそうでないとリセットが何なのかさっぱりわかりません)。
    正宗のリセット能力は本人も知らないイレギュラーなものだったので、そのためにセーブしていたとは考えにくい。つまりクロニクルに元から備わっている機能なんだと解釈しました。
    そのセーブ機能を改めて「任意の場所でできるようにした」というだけのことのように思えるのですが、永夢の協力にはどういった役割があったんでしょう。セーブとは無関係で、次回予告で映っていたガシャット作成の方だったんでしょうか。謎です。

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    1. >そもそもその思想自体どっから湧いて出てきたのか不明ですし。

      何にしてもここなんですよね。
      前々から「強い相手と戦いたい」とか価値観を示しておいてもらわないと「はぁ、そうなんですか」としか反応できません。

      >そのためにセーブしていたとは考えにくい。つまりクロニクルに元から備わっている機能なんだと解釈しました。

      状況から考えて、私もそういうものなのだと思います。オートセーブ機能か、あるいはサーバーログでもあるのでしょう。

      >そのセーブ機能を改めて「任意の場所でできるようにした」というだけのことのように思えるのですが、永夢の協力にはどういった役割があったんでしょう。セーブとは無関係で、次回予告で映っていたガシャット作成の方だったんでしょうか。

      私もさっぱりわかりません。
      「仕様にないものを作るには永夢の創造力が必要」と考えようにも「ムテキガシャット自体は黎人1人で作れたよね?」というツッコミどころがありますし。

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  3. 「無敵効果」→「無敵削除」→「無敵削除無効」の流れは昨今のソシャゲのインフレ時にありがちな展開なのである意味見覚えはありますね、元々エグゼイドは家庭用ゲーム機がモチーフだと思っていたのですが。
    意図的に取り込んだ要素なのか分からないですけど、モデルにしていたとして、面白さに通ずる要素になるのか考えて欲しかったです。

    一度消滅した貴利矢やグラファイトなどは予定変更してまで出す必要あったのでしょうかね?
    貴利矢ファンだった友人も、元々性格が気に入っていたので首を傾げています、復活組のグラファイトもキャラが定まっていないように感じますし。
    何より命を扱う医者の話でホイホイ蘇生されるのもどうなんだろうと。
    黎斗のライフ100もビジュアル面のインパクトとしては面白いと思っているのですが、復活組のお陰で有り難みが薄れていて勿体ないですね。

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    1. >意図的に取り込んだ要素なのか分からないですけど、モデルにしていたとして、面白さに通ずる要素になるのか考えて欲しかったです。

      個人的には「ゲームもの」の以前に、ライダーは「バトルもの」だと思っているのでバトルものと致命的に相性が悪い要素を入れること自体が間違いだと思っています。敵と戦って勝つしかないバトルもので絶対に勝てる能力なんて出したらつまらなくなるのは目に見えています。

      >一度消滅した貴利矢やグラファイトなどは予定変更してまで出す必要あったのでしょうかね?

      私はそもそも予定どおりなのではないかと疑っているので何とも答えられません。
      「このキャラは必要か?」という話にしても、それを言ったら「必要なキャラ…?」という根本的な疑問が湧いてきますし。

      >何より命を扱う医者の話でホイホイ蘇生されるのもどうなんだろうと。

      非常にわかりづらい描写だと思います。何が言いたいのでしょうね?
      わかりづらさが活きてくるストーリー構成でもなさそうですし、私だったらわかりづらいから入れないです。

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    2. 一応花束を持っている写真はあるので、一度オールアップは済んでいると思いますよ? 明言されているわけではありませんから推測ですが。

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    3. >一応花束を持っている写真はあるので、一度オールアップは済んでいると思いますよ? 明言されているわけではありませんから推測ですが。

      すみません、何を言っているのかわかりません。
      明言されていないも何も東映公式の11話のページで「グラファイト役の町井祥真さんはこの話でオールアップとなりました」と書かれていますし、42話のページでも「ついにオールアップの瞬間が訪れます」と書かれています。

      それを知った上で私は「東映のオールアップは信用ならない」と言っているのですが、何のお話でしょうか?

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  4. 劇場版の宣伝が思ったよりも入ってましたね。
    劇場版とは違うルートをたどったのがTV版であることが分かり、
    真エンディングを見たければ劇場へということでした。
    こういう宣伝の仕方はどう思われますか?

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    1. テレビ版が単独で完結しているなら劇場版で何をやろうが構いません。

      真エンディングというのが文字通りの意味なら、宣伝の仕方としては下手だと思います。
      たとえば放送終了後に作品を見ようと思った人にとっては、「テレビ本編は真じゃないエンディングで終わる不完全なもの。真EDの劇場版を見る前に本編を見ないといけない」となって、無駄にハードルが上がると思います。
      「真」という単語は対義語に「偽」を彷彿とさせるので良いネーミングではないと私は思います。

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  5. Q:敵が事態を巻き戻すリセット能力を得ました。どうやって倒したらいいでしょう?
    A:リセットを無効化できるムテキを作れば倒せます。

    これ発想自体には別に不思議なことはないかと。大雑把に言ってしまえば、相手の能力に合わせてパーティーを組み直すような感じですからね。ゼロから作った上に実装するのを1話でやってのけるのは尺の関係上仕方ないと思いますし。ま、それ以前に、正宗は前の話で倒されてしまうものだとばかり思ってましたけど。

    大我たちに関しては同意見です。昔の因縁もろもろは置いておいてしぶしぶ協力してやろうと思う、くらいの描写があってもよかったと思いました。まさか大して話し合いもしないで倒そうとするとは。しかも、仲間にしたら良いこと尽くめなのに。

    九条さんがどんどんお茶目になっていくのは見ていて面白いんですが、初期のスパイまがいの九条さんも見たくなりますね。脚本の人にしてみれば、ムテキを正宗から取り戻してあのセリフを言わせるために復活させたんでしょうけど。レベル0の能力はもう役に立ってませんからね。

    グラファイトは、リアルにお前復活できるじゃんと呟きました。ポーズ中に殺されると復活できない設定ではなかったのかと。性格はアレじゃないですか? 深く決めてなかったんですよ。序盤のボス役だったのを急に復活させることになったとかで。つまり脚本が悪い、悪いんですが、そう言ってしまうのはつまらないので少し考えてみます。考えることは大切ですからね。描写はとても少ないうえに初期の録画は消してしまったので大変ですが。

    正宗のアホはまあ、プライドが高い人は一度負けた相手にはねちっこく嫌がらせしそうですからね。正宗もそのタイプだったんでしょう。「ムテキがなければ!」ですから。そのムテキに対してもリセットという対抗手段を手に入れましたし。黎斗が神速でセーブを作るのも完全に想定外と言いたいところでですが、ここについてはもう少し賢くあってほしかったです。ムテキを作った黎斗がいるんだから対抗手段を作られるくらいは想定してほしかったです。フリーザがデンデを殺したみたいに黎斗を始末しようとするとか。ドライバーを奪わなかったのは普通に謎です。商売についてはからっきしですが、プライドのせいで譲歩は受け入れられなかったのでは。常に上から見下ろしていて、頭を下げることを知らないとか。

    リセットはアニメにもループは多いので(若干違うとはいえ)展開としては慣れているんですが、やはり使うのが難しい題材だと思いました。相手の手の内を知っているのに行動を起こさないとマヌケになってしまうし、そもそも、残り話数的に使っていいものではなかったように感じます。しっかりとしたルールがあってこそ面白くなるもののはずなんですけどね。正宗を延命させるためだけに使われた感があります。

    そろそろエグゼイドも終わりです。新しい仮面ライダーも発表されました。エグゼイドは、ゲーム世界ならではの、なんでもありの能力インフレは面白かったんですが、キャラクターの行動に違和感がある残念さも併せ持っていました。子供のような気持ちでエグゼイドのラストランを、新ライダーの放送を見守っていきたいと思います。

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    1. >大雑把に言ってしまえば、相手の能力に合わせてパーティーを組み直すような感じですからね。

      それがバトルものでは大問題だと私は何度も言っているのですが、以前の記事はお読みでしょうか?

      >昔の因縁もろもろは置いておいてしぶしぶ協力してやろうと思う、くらいの描写があってもよかったと思いました。

      グラファイトが戦う気なら「大我たちは永夢の提案に賛成する。グラファイトが断ったので戦うことに」という流れにすれば角が立たずに済んだと思います。

      >商売についてはからっきしですが、プライドのせいで譲歩は受け入れられなかったのでは。

      自分に有利な条件を引き出すことは、譲歩ではなく交渉だと思います。
      あんなに悔しがるほど海外展開がしたかったのなら、交渉もせずに破談にするのはおかしな行動だと思います。

      >正宗を延命させるためだけに使われた感があります。

      私は延命というより悪役としての寿命を縮めたように感じています。

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    2. >それがバトルものでは大問題だと私は何度も言っているのですが、以前の記事はお読みでしょうか?

      すみません、今日偶然このサイトを見つけたため以前に記事では読んでいませんでした。ですがエグゼイドは、WやOOOのような明確な役割のあるフォームチェンジではなく、レベル差で圧倒するタイプですから。圧倒的な暴力に対抗するためにはそれ以上の暴力か、レベル0のような抜け道チートを使うしかありませんからね。主さんは限られた能力を駆使して相手の能力に対抗するタイプがお好みですよね? 少年誌的な、強敵が出てきたからそれよりも強くなろう、のタイプは根本的にダメなんでしょう。

      >自分に有利な条件を引き出すことは、譲歩ではなく交渉だと思います。
       交渉もせずに破談にするのはおかしな行動だと思います。

      そうですね、ここでは交渉でした。間違いました。しかし、交渉もせずに破談にするのはおかしな行動ではないのではないでしょうか。ドライバーを提供できないという時点で正宗が相手社長に対してマイナスになっていた訳で、マイナスになっているという事は対等な取引は難しいという訳で、自分がマイナスになるのが許せないのではないでしょうか。それで、正宗が「会社の利益」よりも「自身のプライド」を優先した、という形ではないでしょうか。理論的に考えればありえないことですが、自分こそが社長(人の上に立つ人間だ)と言っている正宗の行動は(雑かは別として)まともな倫理と道徳が欠如してますから。人の上に立っていないと気が済まないのでは? 
      主さんは正宗を理論的に考え過ぎでは? 理論で考え過ぎると逆に理解できない人物だと思いますよ。

      >私は延命というより悪役としての寿命を縮めたように感じています。

      自分は悪役としての寿命はとっくに無くなっているものだと思いますけどね。今はただ惰性で存在しているだけで。謎ワープがなければ、ムテキが出てきて時点で終わってますから。あとはいつになったら退場するのかで。そのつもりで延命と書きました。

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    3. >すみません、今日偶然このサイトを見つけたため以前に記事では読んでいませんでした。

      さようですか。繰り返しを避けるためにコメント前に数話分くらいは読んでからにしていただけると助かります。

      >レベル差で圧倒するタイプですから。

      私はレベル差にそれほど意味があると思っていません。
      その根拠はスナイプです。レベルが絶対であるならば、レベル50なんて低い数値でレベル99や100の相手と戦えるはずがありません。

      >主さんは限られた能力を駆使して相手の能力に対抗するタイプがお好みですよね? 少年誌的な、強敵が出てきたからそれよりも強くなろう、のタイプは根本的にダメなんでしょう。

      インフレよりも能力バトルのほうが好きなのは確かです。
      好みを除いてもエグゼイドのやり方は雑だと思います。ジャンプ漫画ですら特訓だの血筋だの根拠になるものを用意しています。「考えたことがなかったけどやってみたらできた」なんて展開をギャグ以外で見たことがありますか?

      >自分がマイナスになるのが許せないのではないでしょうか。それで、正宗が「会社の利益」よりも「自身のプライド」を優先した、という形ではないでしょうか

      すみません。「海外展開が…」と落ち込んでいたのは正宗にとってのマイナスではないのですか? その後のエグゼイド戦でもろに「機嫌が悪い!」と自分から言ってましたよね?
      私の感覚では会社なんてどうよくて自分にとってのマイナスを避けたいなら、ドライバーでも技術でも会社にとって都合の悪いものを提供してでも海外展開を優先すると思います。

      >自分は悪役としての寿命はとっくに無くなっているものだと思いますけどね。

      言語感覚の違いですね。
      私の言葉で言うなら「ゾンビ」にあたります。もう死んでるのにまだ動いていますので。

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    4. >さようですか。繰り返しを避けるためにコメント前に数話分くらいは読んでからにしていただけると助かります。

      次からはそうさせていただきます。

      >私はレベル差にそれほど意味があると思っていません。その根拠はスナイプです。

      スナイプ戦えてます? ムテキでもない限りレベル差があってもダメージが入らないなんてことはないですし、一撃でやられるなんてことはないのはこれまでで分かってますけど、パーフェクトノックアウトやクロノス、復活後のグラファイトに対しては1対1では相手にならないくらいだったと思うんですが。今回もレベル100のブレイブが前衛で、スナイプが後ろからの援護射撃といった戦い方だったと思うんですが。

      >「考えたことがなかったけどやってみたらできた」なんて展開をギャグ以外で見たことがありますか?

      私としても、エグゼイドのやり方は雑だと思っています。その一瞬に全力を注いでいるのは見ていてわかります。「考えたことがなかったけどやってみたらできた」ですか、one pieceのギア2とかですかね。あと、Wのファングジョーカーとか。前者は試してみたい技がある、からの敵の目の前でぶっつけ本番。後者は制御できるかわからないけど使う、からの制御できたですね。

      >正宗について

      もちろん落ち込んでいたのはマイナスですし、それによって機嫌が悪くなるのも当然です。正宗にとって、会社の利益がどうでもいいわけではありませんから。自身のプライドを守ることが出来ても、会社に不利益が出てにっこりすることはないでしょう。先ほども書きましたが、正宗は誰かの下につくことに耐えられないのだと思います。海外展開も、今回のチャンスを棒に振っても今後チャンスがゼロになる、という事はあり得ないでしょう。相手に対して借りがある取引は、上にいたい正宗にとっては許容できることではなかったのではないかと思います。

      >言語感覚の違いですね。
      私の言葉で言うなら「ゾンビ」にあたります。もう死んでるのにまだ動いていますので。

      そうですね、言語感覚の違いですね。言葉足らずですみませんでした。

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    5. >パーフェクトノックアウトやクロノス、復活後のグラファイトに対しては1対1では相手にならないくらいだったと思うんですが。

      そうだとすると援護射撃の価値が薄いですよね。飛彩と対等面しているのが馬鹿みたいだと思います。黎人に「俺にもレベル100ガシャットを作れ」と言わないのが不思議です。

      >今回もレベル100のブレイブが前衛で、スナイプが後ろからの援護射撃といった戦い方だったと思うんですが。

      私は前衛後衛の分担は単にフォームの適性で分業しただけだと思っています。シミュレーションが殴りかかって、レガシーが遠距離攻撃をしていたらそっちのほうがおかしいと思います。

      >「考えたことがなかったけどやってみたらできた」ですか、one pieceのギア2とかですかね。あと、Wのファングジョーカーとか。

      それはどちらも違うと思います。
      ルフィのギア2は「読者が知らない間に編み出していた技」で、Wのファングジョーカーは「成功するかは未知数だけど試してみた」です。
      それは別物だと思います。

      >海外展開も、今回のチャンスを棒に振っても今後チャンスがゼロになる、という事はあり得ないでしょう

      それならどうしてあんなに落ち込んでいたのでしょうか?
      正宗の尊大な性格からすると他にもチャンスはあると自信を持っているなら落ち込まずに「見る目がない男だ!」とか「まぁいい、他にも引き合いは来ている」とか言い出すと思います。
      私はマキナ社との提携は貴重なチャンスだったのだと考えます。

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    6. >そうだとすると援護射撃の価値が薄いですよね。

      薄くはないですよ。援護射撃はあくまで援護でありメインではありませんから。相手へのけん制、味方の攻撃のサポート、隙のカバー。効かないわけで無い攻撃なので、有るか無いかではだいぶ違うと思うのですが。仲間との協力戦なら砲撃種としては十分に活躍出来るでしょう。しかし、物語中盤、パラドクスやデンジャラスゾンビに一対一で挑んでいたころと比べると、パーフェクトノックアウトやグラファイトとの戦闘では力の差がはっきりしているように思えます。

      >黎人に「俺にもレベル100ガシャットを作れ」と言わないのが不思議です。

      これが現実だったら自分も不思議です。目の前にハイパームテキなんてチートアイテムを作れる人物がいるのに頼まないのは。身もふたもないことを言ってしまうと予算とスーツの関係でしょうね。タドルレガシーはトゥルーブレイブの改造だと思いますけど、スナイプにはそれがありませんから。パワーアイテムをほとんど自由に作り出せる男を仲間にしてしまったが故の不自然さですね。十分に戦えていたとしても、レベル50より上のレベル100(もしくは99)を要求しないのは、どちらにしろ不自然ですから。この言い方は本当に嫌ですが、大人の事情、というやつでしょう。私もスナイプレベル100は見たいですから。

      >前衛後衛の分担は単にフォームの適性で分業しただけだと思っています。

      これはその通りでしたね。話に関係ないことを言ってしまいました。

      >ルフィのギア2は「読者が知らない間に編み出していた技」で、Wのファングジョーカーは「成功するかは未知数だけど試してみた」です。

      そうですか。まあ、それは人の捉え方ですからね。
      あの直感と本能で動くルフィが、ギア2なんてしっかり頭を使わないと作り出せない技をいつの間にか作っていていたのは個人的に無理やりだなと思っていたので。あの展開と絵はかっこいいと思いましたけど。
      ファングジョーカーも、フィリップの軽いトラウマになっていたものでしたから。実際、グッドタイミングでコントロールできていなければ亜樹子の命はありませんでしたから。相当危険な賭けでしたね。ここで、初期とは違う翔太郎とフィリップの絆を表現していたわけですが。
      ちなみに、エグゼイドのは、「知らない間に編み出していた技」や「成功するかは未知数だけど試してみた」では片づけられないものですか?

      >それならどうしてあんなに落ち込んでいたのでしょうか?

      それはもちろん「失敗」したからです。正宗はプライドが高く、尊大。公式に設定があるかはわかりませんが、かなりの高学歴だという事は簡単に予測がつくでしょう。自分の息子すら利用した綿密な計画を立て、それを見事に進めて(今はだいぶ妨害がありますが)います。そんな順風満帆、エリート街道(刑務所に入っていたのは計画のうちなので)を走っていた正宗が小さいとはいえ、石に躓いて転んだんです。エリート進学校の、絵にかいたような生徒が、第一志望の大学に落ちてしまった時を考えていただければ。第一志望には落ちてしまったけど、滑り止めがある。それに、1年頑張ればもう一度チャンスがある、でも、今年は落ちたんだよな……。という感じです。ここに、見下していた生徒にいつの間にか追い抜かされていた、を追加するとさらにいいかもです。マキナ社との提携は貴重なチャンスだったのは否定できませんが。

      最後に、何度も何度も長文申し訳ありませんでした。仲間内では「エグゼイドは神作」が共有されているので「この展開はおかしくないか?」とは言い出せず、ここで吐き出すような形になってしまいました。主さんはご迷惑だったかもしれませんが、私としては自分と意見が違う人と話ができて楽しかったです。今後も何か書くことがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

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    7. >効かないわけで無い攻撃なので、有るか無いかではだいぶ違うと思うのですが。仲間との協力戦なら砲撃種としては十分に活躍出来るでしょう。

      あなたがそう思われているならそれは解釈の違いなので私は特に言うことがありません。

      >ちなみに、エグゼイドのは、「知らない間に編み出していた技」や「成功するかは未知数だけど試してみた」では片づけられないものですか?

      別物なので片付けるも何もないです。
      まず「知らない間に編み出した」ではありませんよね。ムテキもセーブも開発し始める様子が描かれていたはずです。なぜそれまでやろうとしなかったのかが謎なだけです。
      「成功するかは未知数」でもないですよね。少なくとも黎人は完成した時点で効き目に自信を持っていたと思います。
      そもそもどうして「片付けないといけない」のかが私にはわかりません。問題は解決されない限り問題のままでしょう。

      >かなりの高学歴だという事は簡単に予測がつくでしょう。

      いや、そうでもないです。最初はそれなりかと思っていましたが、今の印象だと
      「会社は父親から受け継いだだけの無能。会社も風前の灯火だったが実の息子に偶然にもクリエイターの才能があったため運良く一大企業の社長になれた」と説明されても納得できます。

      >それはもちろん「失敗」したからです。
      >小さいとはいえ、石に躓いて転んだんです。

      ここも同意しかねます。
      仮にあなたの前提で考えたとしても2つ疑問があります。
      1)それだけ順調な人生を送っていた聡明な人物なら「失敗したことがないゆえに失敗することを過剰に恐れる」といった心持ちにならないか?
      2)そもそも本編での行動を見る限り、正宗にまともな計画性があるとは思えない。

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    8. >あなたがそう思われているならそれは解釈の違いなので私は特に言うことがありません。

      そうですか。私もゲームをモチーフにしている作品でレベルを否定されるとは思っていなかったので、最初から考えが全く違っていたのでしょう。

      >ムテキもセーブも開発し始める様子が描かれていたはずです。なぜそれまでやろうとしなかったのかが謎なだけです。

      技術分野で「最初からできる」はおかしいのでは? 今まで作れなかったが研究を重ねた結果作れるようになった、と考えることは出来ませんか? まあ、デュアルβから技術進歩が速すぎるだろとか、作成期間が短すぎるだろ、と言いたくはなりますが。我々が知らない間に技術が進歩していたとは考えられませんか? セーブに関しては私自身はそれはないだろ、と思っているものですので。クロノスを作った黎斗なら、その能力について熟知していて、リセットに対抗する機能を搭載していたとしてもおかしくはありませんでした。これも技術革新でしょうかね。もしかすると、命を削るレベルの研究にはこういう意味があったのかもしれません。

      >正宗の学歴

      確かに今の印象だと、そう説明されても納得できるような体たらくでしたね。勝手に「社長=それなりの学歴を持っている」という図式が頭にありました。公式の情報がない以上、完全な妄想ですからね。あえて反論するのなら、どんな天才設定のキャラも作者の頭脳を超えることは出来ない、ですね。エグゼイドのライターさんには申し訳ない言い方ですが。

      >仮にあなたの前提で考えたとしても2つ疑問があります。

      1)私とは考えが違うようですね。私は「失敗したことがないゆえに、失敗について何も理解していなかった」のだと考えていますので。

      2)まあ、いくら言ってもこの問題に突き当たりますけどね。貴利矢さんがムテキを奪うシーンや、目の前で小姫のデータを消して無様にやられるところをもう少しどうにかならなかったのかと。

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    9. >私もゲームをモチーフにしている作品でレベルを否定されるとは思っていなかったので、最初から考えが全く違っていたのでしょう。

      誤解されてるようですが、最初にレベルを否定したのはエグゼイド本編のほうです。
      レベルが重要といいながら低レベルのドラゴナイトハンターやシュミレーションで平然と高レベル相手に戦ったかと思いきや、ことあるごとに「俺のレベルは○○!」と誇示する明らかな矛盾をずっと繰り広げてきました。本編の方から答えを提示してきたので、私もそれにならってレベルのことは無いものとして扱うことにしたのです。

      >今まで作れなかったが研究を重ねた結果作れるようになった、と考えることは出来ませんか? 

      可能性としてはあり得ることですが、それはエグゼイド本編で否定されていると思います。
      ムテキやセーブ機能のときには「開発し始めた描写」が描かれていましたよね? それ以前から取り組んでいたなら意味不明な言動になってしまうと思います。

      >クロノスを作った黎斗なら、その能力について熟知していて、リセットに対抗する機能を搭載していたとしてもおかしくはありませんでした。

      リセットについてまで熟知したなら最初からムテキに取り付けていると思います。リセット直後に殺されていたらCR側は打つ手がなくなっていたはずです。どうして黎人はそんな
      リスクを犯したんですか?

      >あえて反論するのなら、どんな天才設定のキャラも作者の頭脳を超えることは出来ない、ですね。

      それは反論になっていません。さっきまで仮説を唱えて擁護していたのに、「根本的に破綻しているから仕方ない」なんておかしいです。それではあなたはいったい何を信じて反論していたのですか?

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  6. クロノスの扱いについて不明瞭な点が多過ぎてグラファイトの矜持とか全然頭に入ってきませんでした。
    まず大我たちは今回のようにグラファイトと戦っている最中にクロノスがポーズで妨害に来る可能性と対策を考慮してなかったんでしょうか?永夢たちがグラファイトを引き込もうと考えたのはポーズ機能で妨害してくるクロノスを攻略するためであって単純に後腐れなく仲間にしようという気持ちでは無かったはずです。実際にクロノスが妨害しにきた時、大我はドタドタ身を乗り出して「邪魔すんな」と文句を言うだけでポーズには案の定対抗できず、すごくアホっぽく見えました。そりゃ今までの事を考えたら邪魔しに来て当たり前でしょう、しかも邪魔されたら手も足も出ないんだよ、だから倒しちゃダメなんだよ!と非常に歯がゆい思いでした。黎斗の台詞からして事前にハイパームテキ再生産の打診をしていたようにも思えないですし、私情丸出しの上に考えなしということで彼らの印象が急下降してしまいました。せめてニコが止めを刺す間に二人がかりでクロノスを押さえつけるべきでしょう。
    最悪の場合前回のようにドライバー及びガシャットを軒並み盗まれる可能性だってあったはずです。仮にグラファイトを倒した直後にクロノスが現れてトロフィー毎取られたらどうするつもりだったんでしょうか?黎斗や永夢に土下座してムテキの生産をお願いしてたんでしょうか。おまけに今のクロノスにはリセット機能もあるというのに…。一応貴利矢が大我たちを止める趣旨の発言はしていましたが、「ゲムデウスウイルスを持つグラファイトは貴重だ」と言っていた(攻略に不可欠とは言っていない)ので何だか脚本に上手く言いくるめられた感覚ですね。
    色々考えましたが、結局のところはグラファイトがポーズ中に飛彩たちを庇う→リスタートした瞬間に皮肉にもニコの攻撃が当たって死亡、という展開をただただ何も擦り合わせを考えずやりたかっただけではないのかと思います。一瞬の盛り上がりだけを最優先するのがエグゼイド最大の特徴ですから…。

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    1. 大我たちは何を考えていたんでしょうね?
      クロノス対策もゲムデウスをすぐに呼ぼうとした理由もさっぱりわかりませんでした。倒しても不毛なのですからポッピーたちは大我たちと戦って止めても良いくらいだったと思います。

      >結局のところはグラファイトがポーズ中に飛彩たちを庇う→リスタートした瞬間に皮肉にもニコの攻撃が当たって死亡、という展開をただただ何も擦り合わせを考えずやりたかっただけではないのかと思います。

      ここに関しては私は解釈が異なります。
      グラファイトがニコの攻撃に当たったのはわざとだと思っています。グラファイトのクロノスとの会話ではクロノスの邪魔が入らなければ負けを認めて大人しく大我たちに殺されるつもりだったようですし、当たる前に腕を広げて受け入れるような姿勢を取っていたので。

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    2. >グラファイトがニコの攻撃に当たったのはわざとだと思っています。グラファイトのクロノスとの会話ではクロノスの邪魔が入らなければ負けを認めて大人しく大我たちに殺されるつもりだったようですし、当たる前に腕を広げて受け入れるような姿勢を取っていたので。

      なるほど、確かにそうですね。その点は見落としておりました。…となると尚更クロノスを度外視してグラファイトに執着したのが解せないですね;;そもそも大我たちがクロノス(正宗)に対してどういう印象を抱いているのかすら疑問に思えてきます。正宗が無能なのは贔屓目に観ても視聴者は分かりますけど番組のキャラクター達にとっても実は大して脅威じゃないのでしょうか。少なくとも彼の側についていた飛彩はある程度正宗に対して思うところがあるのではないかと思うのですが…。

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    3. >…となると尚更クロノスを度外視してグラファイトに執着したのが解せないですね

      何を考えていたのでしょうね?
      「クロノスが倒せないならゲムデウスを倒してクロニクルをクリアする」という考えのはずですが、ゲムデウスはゲムデウスで対策しないと大我たちでは勝てない相手だと思うのですが。どこに勝算を見出したのかさっぱりでした。

      >少なくとも彼の側についていた飛彩はある程度正宗に対して思うところがあるのではないかと思うのですが…。

      飛彩はアホの正宗にいいように使われる程度の知能しかないので期待するのは酷だと思います。

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  7. リセットで戻った時点は、プロトがCRから無くなっていることから、きりやが正宗側にいた時期のどこかになりますよね? それだとひいろが味方に戻ってる点も矛盾しますね。

    グラファイトの描写も唐突な印象がありました。特定の相手を倒すことに固執していたのはむしろライダー側では? 私の認識だと彼の目的はバグスターが人間を支配することであり、少なくとも、約束の決闘が果たされたならそれで満足というキャラではなかったような気がします。

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    1. >それだとひいろが味方に戻ってる点も矛盾しますね。

      「ゲーム内の存在は元に戻る」であり、記憶は巻き戻っていないので飛彩がCRにいることはおかしくないと思います。

      レガシーが飛彩の手元にあることから考えて、巻き戻ったポイントは飛彩がレガシーを渡された35話から36話のムテキ開発前の間のどこかだと思われます。

      プロトガシャットに関しては数を数えてないので微妙です。九条が35話までに報酬としてもらった分がなく、36話でムテキがクロノスに勝った後にいつの間にか手に入れていた分だけが正宗の手元に戻っているならプロトガシャットの矛盾はないと思います。

      >私の認識だと彼の目的はバグスターが人間を支配することであり、少なくとも、約束の決闘が果たされたならそれで満足というキャラではなかったような気がします。

      私もグラファイトは「バグスターの反映と人間への復讐」が最大の望みだと思っていました。実はそれより重要なことがあったなんて初耳でした。

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    2. リセットの効果は感染したウイルス、ガシャット、ドライバーなどゲームに関するものだけがムテキ完成前に戻る。ただしトロフィーは例外。

      色々条件があってスッキリはしないですが、矛盾が無いように考えるとこういう解釈になりますかね?

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    3. >リセットの効果は感染したウイルス、ガシャット、ドライバーなどゲームに関するものだけがムテキ完成前に戻る。ただしトロフィーは例外。

      概ねそんなところだと思います。
      細かい点を付け加えるなら「バグスターの身体的状況(記憶は除く)、(バグスター人間の肉体とライフも含む)」もリセットの効果対象に含まれます。

      最も重要なルールである「ゲーム内と外」の定義がわからないとどうにもなりませんが。

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  8. 正宗社長のアホな行動は精神的に追い詰められての事なのかなぁと思いました。
    ボス級のキャラにあるまじき小物っぽさは遥か以前から感じていましたが…。

    今の正宗って、誰も手下と呼べるような者がいない事に気が付きました。
    飛彩と九条を従えていたのは、ほんの僅かの間だけですし。忠実な腹心もこき使える下っ端もいない、ここまで孤独なボスキャラも珍しいと思います。
    『何か悪巧みをする時は、一から十まで自分でやらなきゃいけないの?』というのも小物っぽさに拍車がかかっているのではと思いました。

    せめて戦闘には絶版にしたバグスターを改造して従わせるとか、ウィルス頭のザコ敵を戦わせるとか無かったのかと。

    ありきたりかも知れませんが、やっぱりボスキャラはふんぞり返って手下をこき使う位が貫禄が出て丁度いいのかも知れません。

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    1. >正宗社長のアホな行動は精神的に追い詰められての事なのかなぁと思いました。

      否定はできませんが、私の私見としてはそうは思いません。
      冷静に正宗初登場からの本編での出来事を振り返ってみて下さい。アホな行動に見える行動は「最近始まったこと」だったでしょうか?

      >忠実な腹心もこき使える下っ端もいない、ここまで孤独なボスキャラも珍しいと思います。

      定義によりけりですが、ウィザードのグレムリンやオーズのグリードたち、鎧武の戒斗などもまともな部下はいなかったと思います。インベスやヤミーはいますが、その程度なら正宗も下級バグスターを使おうと思えば使えたはずです。

      >『何か悪巧みをする時は、一から十まで自分でやらなきゃいけないの?』というのも小物っぽさに拍車がかかっているのではと思いました。

      どちらかというと結果を伴っていないことが原因だと思います。
      ライダーとの戦いもビジネスも一向に上手く行っていません。尊大な言動はむしろ滑稽ですし、おまけに永夢たちがチート過ぎて戦った場合の勝ち目すら見えません。正宗は「小者だから小者に見える」という当然の帰結ではないかと私は推測します。

      >ありきたりかも知れませんが、やっぱりボスキャラはふんぞり返って手下をこき使う位が貫禄が出て丁度いいのかも知れません。

      大物感を出すためには有効な手段の一つだと思います。
      ただ、エグゼイドでやるのは不都合があるのではないかと私は考えます。CR側がまとまりがなく、単独行動上等の自分勝手な連中ばかりなので、敵側が結束していたり、組織として機能していると「組織としてはCRより悪役のほうがまともに見える…」というマイナスイメージを引き起こす危険性があると思います。

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  9. ゲムデウス攻略ルートを選んで良いのは、確実にゲムデウスを倒せる方法がある場合に限ると思うんですよね。でないと来週のようにクロノス級の敵がもう一人増えただけという最悪の事態になってしまいます。また、私情を優先させたようにしか見えない描写も、もう少し何とかならなかったのかなと。

    一つ思ったのですが、以前パラド達がやったようにゲームの世界に入ってゲムデウス細胞を入手する作戦は何故しなかったのでしょう? ゲンムやレーザーがいればできた気がするのですが...

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    1. >ゲムデウス攻略ルートを選んで良いのは、確実にゲムデウスを倒せる方法がある場合に限ると思うんですよね。でないと来週のようにクロノス級の敵がもう一人増えただけという最悪の事態になってしまいます。

      私もそう思いました。大我たちはどうするつもりだったのかわかりませんでした。大我たちではクロノス級の相手に勝てると思えません。

      >一つ思ったのですが、以前パラド達がやったようにゲームの世界に入ってゲムデウス細胞を入手する作戦は何故しなかったのでしょう? ゲンムやレーザーがいればできた気がするのですが...

      不思議ですよね。グラファイトの協力を断られたら、同じ要領でゲムデウス細胞を移植してみる手もあると思います。
      九条なんて最近暇ですし「俺どうせ一度死んでるからさ」なんて強がりも言えるでしょうに。完全体のバグスターでないとダメということならポッピーがいますし。せめて提案するだけして却下すればいいのにと思います。

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  10. >最近は自分は何もしないで口だけ出す無能になっているように見えます。リプログラミングのデータを残すほど有能だった九条はどこへ行ったのでしょう。

    人間だった時は少しもじっとしていなくてあちこち神出鬼没で情報を探っていたのに、
    バグスターとして瞬間移動能力を得たはずの今のほうが行動範囲が圧倒的に狭く見えますしね。
    今回なんて本当にただ部屋の中をうろうろしてときどき茶々入れているだけで。
    かたや社長は傍らで自分のライフをいくつも削って打開のための開発を続けているだけに
    7話以降では一番好きなキャラだったのに、なんでこんな描写なんだろうと悲しくなりました。

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    1. 最近の体たらくはみじめですよね…
      今回の開発作業でも何か作業してるのかと思ったら、あまり働いていない感じでしたし。次回で黎人をよいしょするだけで終わったら無惨過ぎます。

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  11. L.E.D.ガイスト2017年8月1日 12:03

    今回も色々とツッコミどころ満載でしたね。

    リセットされたクロニクルのゲーム内事象として。
    ・ニコが感染したゲムデウスのゲーム病。→ 感染しなかったことに。
    ・40話冒頭で正宗に奪われたドライバーとガシャット。→ CR側に戻ってきている(奪われなかったことに)。
    ・ハイパームテキガシャット。→ 開発される前の状態に戻った。
    ・破壊されたはずのクロニクルガシャット。→ 復元したのではなく、破壊されなかったことに。
    ・黎人のライフ残数とグラファイトの体調。→ 38話でのゲンムVSクロノス戦で消費した分のライフが元通り&グラファイトの体調も不安定な状態に。
    ・貴利矢が幻夢コーポレーションから持ち出したプロトガシャット。→ 幻夢コーポレーションの管理下に(持ち出されなかったことに)。
    上記以外の事柄である、リセット発動前の戦闘(エグゼイド&パラドックスVSクロノス)で負った怪我や戦闘経緯。リセット以前の人々の(バグスター含む)記憶。CR側にあるラヴリカのトロフィーはゲーム外の事象みたいですが、一体全体どういう理屈なんでしょう。

    パラドやグラファイトの「仲間だ」発言を聞いて、「仲間だった例があったけ?」と思いました。

    新機能を実装したハイパームテキガシャットの開発シーンで、黎人が両手の人差し指のみでキーを叩いていたり、過労死のごとくライフを消費する様はゲームクリエイターを馬鹿にしていると思います。

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    1. >パラドやグラファイトの「仲間だ」発言を聞いて、「仲間だった例があったけ?」と思いました。

      グラファイトはパラドに恩義を感じていたりしたので言ってもいいんじゃないかと思います。
      パラドはさっぱりですね。クロニクルは主に自分のためでしたし、バグスターの人間への憎しみの原因である「死」についてもまるで理解していませんでした。バグスターからしたら「お前が仲間?」と鼻で笑われてもおかしくないように思えます。

      >新機能を実装したハイパームテキガシャットの開発シーンで、黎人が両手の人差し指のみでキーを叩いていたり、過労死のごとくライフを消費する様はゲームクリエイターを馬鹿にしていると思います。

      私は詳しくないのでわかりませんが、過労死するレベルで働き続けていても指を止めることなく動かし続けていられるだけすごいことなのかもしれません。

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  12. 放送当時見てて思ったんですけど相手が相手とはいえ軽いノリで何度も過労死するのを見過ごした挙句うるさい!あなたこそ黙っててください!で終わるのはちょっとヒーローとしてどうなの?って思いました多分渾身のギャグ描写だと思うんですが純粋に不快になりました

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    1. スタッフは面白いと思ってやってるんでしょうね。命をギャグ扱いしたら命を語る資格は無くなることに気づかなかったようです。元から無い気もしますけど。

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