『仮面ライダーエグゼイド』 第39話「Goodbye俺!」:感想

2017年7月16日

■三行でまとまる
・ニコが正宗の策略(経路不明)でゲムデウスのゲーム病にかかる。
・ゲムデウスにたどり着くためにはパラドを倒さないといけないが倒すと永夢の変身適性が失われる。
・ 永夢がパラドを倒す。

・前回の次回予告から話が進みませんでした。1話分の情報量に余裕があるのに横方向にも広がらないとはびっくりです。
今回を犠牲にした分、次回で今回分以上の面白さを見せるという強い意思を感じました。楽しみです。今更アホで弱いクロノスを倒しても大して盛り上がらないのですが、どんな仕掛けを盛り込んでくるのでしょう。

■永夢
・自己中で合理的判断よりも今の自分の考えを優先するところは一貫していますよね。まさにエグゼイドの主人公という感じがします。なぜ永夢がエグゼイドの主人公かという点に関しては強い説得力を感じます。永夢じゃなければ務まらないと思います。

・パラドへの悪態には戸惑いました。
ニコが「私が恨んでいたゲーマーMはパラドであんたじゃなかった」と謝っていたのに、こいつなら恨まれても仕方ないんじゃないかと思える態度を永夢が取っていました。あれは間接的なニコへのフォローだったのでしょうか? そうでもなければ無駄に主人公の好感度が下がるだけに思えます。どういう意図のある描写だったのでしょう?

■飛彩の罪状追加
・マスターガシャットを壊せばクロニクルは停止し、ゲーム病も治るそうです。壊してほしくない黎人が何も言及しなかったことから判断すると、消滅者の復活にも影響しないようです。
まさに良いことづくめなのですが、そうアピールされるほどポーズ対策を邪魔した飛彩の罪状が重くなります。あのとき邪魔しなければ無駄な犠牲者も避けられたし、小姫も生き返れたかもしれません。逃した魚は思っていた以上に大きかったです。

■劇場版用の前フリ
・今回出てきたゲーマドライバーが欲しいと言ってきたおじさんは劇場版に登場する悪役でした。いつもながら「とりあえず出した」としか言いようのない淡白な宣伝です。


次回はマイティブラザーズがパラド復活の鍵になるみたいです。
といっても、そもそも「バグスターはクロノス以外が倒しても消滅せずに復活する」はずなので、「どうやってムテキで消滅させたのか?」という疑問が全く解消されておらず、今から復活の話をされてもついていけません。
それとグラファイトから奪ったバグヴァイザー2は何だったのでしょう? 結局今回は武器としてすら使っていません。あの中にゲムデウス細胞が入っていて、次回でクロノスを倒してマスターガシャットも手に入れて、黎人か誰かが「これで私が最強だ!」と造反させるためでしょうか。

コメント

58 件のコメント :

  1. 正宗はゲーマドライバーまでパクられそうで……
    仮面ライダークロニクルの提携も上手くいかなさそうですし、結果次第では最高に情けないラスボスが誕生しそうです。

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    1. このままラスボスにするにはしょぼすぎると思います。
      馬鹿なら馬鹿で後先考えずにもっと事態をかき回してほしいです。

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  2. 考察お疲れ様です。

    ストーリーのひどさは相変わらずですが、個人的に気になったのが永夢VSパラドの戦いです。

    パラドクスよりもエグゼイドのほうが格上というのを見せたかったんでしょうけど、エグゼイドの戦い方が、倒れている相手に容赦なく蹴りを入れたり、体をつかんで乱暴に投げつけたりと、まるで悪党のようでした。戦いを見てて「これって実は正宗/クロノスが化けているんじゃないの?」と思いましたが、そんなこともありませんでした。仮にも子供番組のヒーローが弱いものイジメをしているように見えてしまう描写にしてしまうとは...制作陣の頭の中はどうなっているんだ?!(怒)とおもいました。
     

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    1. あえて嫌悪感を煽りたいのかと思うようなアクションでしたね。
      個人的にはパラド相手にやるのは不思議でした。パラドに対して何も好意を抱いていないので「クズvsチンピラ」という印象でどの辺りが面白いのかわかりませんでした。

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  3. 今回突っ込みどころが多かったですね
    相変わらずパラドが情緒不安定だったりニコが感染した経路が分からなかったり
    正直パラドはゲームオーバー音声が鳴ってないのでなんらかの方法であっさり復活しそうですけど…
    ポッと出の新設定出すのもこの作品の悪い癖だと思います(前回のアイテム独占やらゲムデウスのゲーム病やらマスターガシャット壊せば患者は治る云々など)
    そういえば今回クロノスが「クロノスの強さはポーズだけではない」といってましたがあれはどういうことなんでしょう?
    前回出てきたオーメダルホルダーっぽいやつのことですかね
    またあれだけ戦うのを拒否していたのにパラドをあっさり容赦なく倒す(完全に消滅してはいないだろうと予想していますが)といった永夢の言動を見ていると今回に限った話ではありませんが真顔でしゃべる永夢には不気味なものを感じます
    それは製作側が意図して描いてるのかそれとも私が勝手にそう感じているだけで製作側は正統派の主人公を描いているのかよく分からなくなってきました

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    1. >相変わらずパラドが情緒不安定だったりニコが感染した経路が分からなかったり

      ニコはどこで感染したのでしょうね?
      個人的にはニコに時間をかけられても嬉しくないので省略するのは構いませんが。

      >正直パラドはゲームオーバー音声が鳴ってないのでなんらかの方法であっさり復活しそうですけど…

      演出がガバガバなのでどこまで気にすればいいのかわかりませんね。
      正宗は何らかの方法(サーバーをチェックする?)で生死を確認できないと話が成立しないのでパラドがとりあえず消滅したことは間違いないと思います。消滅したのにあっさり復活するとますます「エグゼイド世界の命って何だ?」という疑問が増してしまいますが…

      >そういえば今回クロノスが「クロノスの強さはポーズだけではない」といってましたがあれはどういうことなんでしょう? 前回出てきたオーメダルホルダーっぽいやつのことですかね

      ネタバレになるので伏せておきますが、東映公式ページにも書いてある新機能のことだと思います。

      >今回に限った話ではありませんが真顔でしゃべる永夢には不気味なものを感じます

      半分は役者さんの問題だと思います。演技のせいで余計なニュアンスが加わっているのは間違いないと私は思っています。
      もう半分は自信がありません。話の流れを見る限り「悪党には冷淡(ただし悪党の定義は永夢の独断による)」というのはスタッフが意図しているところではないかと思います。

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  4. パラドは完全体じゃないから復活できないだけじゃ

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    1. 私はそれは無いと思っています。
      たとえば今回のクロノスとの戦闘でも「なぜポーズを使わない?」と問い詰めていました。もしもポーズがなくても死んだら終わりなら、ポーズを使う使わないに関わらずパラドは死にますし、死に瀕していたならパラドはもっと怯えていたはずです。
      またグラファイトはパラドに恩義を感じていたようですから、飛彩戦などクロノスがいない戦いの際には「俺は死んでも復活できるからお前は下がってろ」などパラドの安全を気遣う言動を見せていたはずだと思います。
      以上の点からポーズ中の死以外なら原則的に復活できると考えるのが妥当だと思います。

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    2. 「なぜポーズを使わない?」というのはその後に続く「ナメたプレイしやがって」から来た単なる怒りの言葉では?
      ラヴリカが死んだ時もグラファイトが「ラヴリカは"完全体だから"復活できるよ〜」みたいなこと言ってましたし、そこはさすがに設定が生きてると思いたいのですが…

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    3. >その後に続く「ナメたプレイしやがって」から来た単なる怒りの言葉では?

      私は違う解釈をしています。
      あれは「虚勢」でしかないと思いました。なにせポーズを使う以前に格闘戦でボコボコにされていましたからね。舐めるも何も必要がないから使わないレベルの完敗でした。パラドもそれがわからないほど馬鹿ではないと思います。それでもそう言ったのはポーズを使われて自分が絶版になることに怯えている裏返しだからだと解釈しました。びびってるやつほど誰も聞いてないのに「びびってねーし!」と言い出すのと同じようなものだと私は思いました。

      >ラヴリカが死んだ時もグラファイトが「ラヴリカは"完全体だから"復活できるよ〜」みたいなこと言ってましたし、そこはさすがに設定が生きてると思いたいのですが…

      私は逆の解釈です。グラファイトの発言からは「パラドは違うけど」というニュアンスは全く感じませんでした。ということはパラドは完全体であるか、もしくは完全体相当の能力があるのだろうと解釈しました。

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  5. > 今回を犠牲にした分、次回で今回分以上の面白さを見せるという強い意思を感じました。楽しみです。

    次回がどういう展開なら面白いと思えますか?

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    1. 私の予想以上の内容で、かつ既存の設定や描写からの延長線上にあって意外性を感じる内容、といったところですかね。脈絡がないものや想像の範囲内はノーセンキューです。

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    2. 今までのエグゼイドの内容から考えて、その面白い展開が来ると期待していますか?

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    3. 期待はしてませんよ。

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    4. > 楽しみです。

      では何が楽しみなのでしょうか?

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    5. 起こりそうもないと思っていることが起こったら楽しいでしょう。
      もう少し意味を考えた上で質問してください。

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    6. 面白い展開が来ると期待してないのに、「楽しみです」とは言わないだろうと思っていたので質問しました。

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    7. 「普通に考えたら変な言い回し」があったら、その真意を考えたほうが良いですよ。わざとそういう書き方をしているケースもありますから。

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  6. 永夢が不気味、というのは皆さん仰っていますが、何故好意的に共闘を持ちかけたパラドや協力しようとしていたキリヤ(昨年のXマス前)に対しては辛辣な態度を取るのに、バイオテロ犯であるクロトや現状敵である正宗のことはあっさり信用するのでしょうね?
    正宗の言葉は信じるのに、理不尽気味にリンチされるパラドが哀れに思えました。



    エグゼイドと全く関係なくて恐縮なのですが、管理人様はウルトラマンはご覧にならないのてすか?
    戦隊やライダー同様キッズ枠であるのに視聴されていない理由をお聞きしたいです

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    1. >何故好意的に共闘を持ちかけたパラドや協力しようとしていたキリヤ(昨年のXマス前)に対しては辛辣な態度を取るのに、バイオテロ犯であるクロトや現状敵である正宗のことはあっさり信用するのでしょうね?

      論理的に考えると匿名さん仰るとおり、おかしいと思います。正宗なんて要求を飲んだところでその通りになるかなんて甚だ怪しいと思います。それは実際に良いように使われた飛彩の話を聞けばよくわかるはずです。
      たとえば「トロフィーを集めたからといってゲムデウスと戦わせるとは言ってない」とか「ゲムデウスと戦ってもいい。でもゲムデウスを倒すのに必要なクロノスは使わせないし、クロニクルの仕様に含まれてないムテキも禁止する」なんて具合に話をひっくり返されても不思議はないと思います。
      「登場人物が頭を使わない馬鹿だから」、「永夢が自己中で独善的だから」という以外の答えがあるといいのですが。

      >エグゼイドと全く関係なくて恐縮なのですが、管理人様はウルトラマンはご覧にならないのてすか?

      ジードは見ていますよ。前作のオーブも全話見ました。その前のXやギンガは10話くらい見て止めました。それ以前のウルトラマンはほとんど見ていません。
      書かない理由は私はウルトラマンの根幹部分たる怪獣やプロレスが好きじゃないからです。

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    2. >>「登場人物が頭を使わない馬鹿だから」、「永夢が自己中で独善的だから」
      本当にエグゼイド世界の人物には思考能力があるのか怪しいですよね……
      それに、永夢もパラドと素直に協力すればいいのにわざわざ騙してムテキになったり、悪役まがいのアクションでボコったり……。天才ゲーマーとチヤホヤされていたのが自分ではなかったのがそんなに気に入らないんてすかね……

      >>ジードは見ていますよ。前作のオーブも全話見ました。その前のXやギンガは10話くらい見て止めました。それ以前のウルトラマンはほとんど見ていません。
      書かない理由は私はウルトラマンの根幹部分たる怪獣やプロレスが好きじゃないからです。

      なるほど。そういうことでしたか。オーブは全話視聴されたようですか、それは管理人様的になにか視聴を継続するモチベーションに繋がるようなものがあったのでしょうか?

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    3. >天才ゲーマーとチヤホヤされていたのが自分ではなかったのがそんなに気に入らないんてすかね……

      理由はよくわかりませんし共感もできそうもありませんが、永夢にとってはあそこまで態度を変えるほど許せないことなのでしょうね。

      >オーブは全話視聴されたようですか、それは管理人様的になにか視聴を継続するモチベーションに繋がるようなものがあったのでしょうか?

      理由としては、
      1)単純にそれなりに楽しめた。
      2)商品や販促の現代化など化石からの脱却が目に見えて進んだ。
      というところです。最強フォームが出てくるとアクションがつまらなくなって、その前のフォームチェンジ時代のほうが面白かったと感じたり、平成ライダーの辿ってきた道を階段飛ばしで進んでいるような感じは刺激的でした。

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  7. 今回も気になる点が結構あったので、自分なりに纏めてみました。

    ・ゲムデウスの力でポーズされないグラファイト→ポーズはゲムデウスに対抗できる唯一の力だったのでは?

    ・ニコが死んでもバグスター復活できる!→そのデータはどのプロトガシャットに入るの?クロニクルの物があるの?

    ・永夢が事故に遭ったのはゲーム病が原因だった!→事故の後でゲーム趣味と創作が始まり、黎斗に嫉妬されたと勘違いしてました。

    ・攻撃が一切効かなし、ワープも阻止できるムテキゲーマー!→何で今だにクロノスを野放しにしてるの?

    パラドは死んだのか!?→劇場版(最終回の先行公開)予告では生きてます。

    永夢はもう変身できないのか!?→次回予告で変身できてます。


    東映のサイトを読んでみましたが、監督が脚本を二回も読み、一言一言の想いと狙いを徹底的に考えて、この出来なんですね。一体脚本からどんな狙いを感じたのか是非教えてもらいたいものです。

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    1. >・ゲムデウスの力でポーズされないグラファイト→ポーズはゲムデウスに対抗できる唯一の力だったのでは?

      グラファイトの力が本来のゲムデウスに由来するとしたら、「ゲムデウスがポーズを使うからゲムデウスに挑む者もポーズか、ポーズを無効化する能力がないと勝負にならない」というところでしょうかね。
      そもそも論だと「あれはグラファイトが独自に発現した力であってゲムデウスには無い」とか「ゲムデウスの能力は『能力の無効化』で、クロノスでないと対抗できない云々は『クロノスくらいの基礎ステータスがないと勝てない』という意味でしかない」とか、いろいろ考えられると思います。
      ゲムデウスもクロノスも説明が全然無いので水掛け論で終わってしまい、具体的には判断しようがないと思います。

      >・ニコが死んでもバグスター復活できる!→そのデータはどのプロトガシャットに入るの?クロニクルの物があるの?

      謎だと思います。
      クロニクルの仕様にないデンジャラスゾンビに消滅させられた九条が復活できたので、そもそもプロトガシャットに入るという情報が正しくないのだと私は思っています。

      ソルティなど含めてバグスターたちが死ぬまでの記憶を維持して復活できているので、クラウドサーバーなどデータをやり取りできるものがないと成り立たないと私は考えます。プロトガシャット云々はガシャット関連で消滅した人間の話で、それ以外にバグスター用のルートがあり、九条やガシャットに関わらない消滅者はそちらを経由するのではないかと仮説を考えています。逆算で考えただけでそんな描写はどこにも見当たりませんけどね。

      >・永夢が事故に遭ったのはゲーム病が原因だった!→事故の後でゲーム趣味と創作が始まり、黎斗に嫉妬されたと勘違いしてました。

      私も時系列がはっきりしてなかったのでゲームを好きになったのは日向審議官からゲームをもらった後だと思っていました。違いましたね。

      >・攻撃が一切効かなし、ワープも阻止できるムテキゲーマー!→何で今だにクロノスを野放しにしてるの?

      アクション描写を事実として判断するならば、「生身の正宗のバグヴァイザー2での攻撃>>>パラドックス99の本気の攻撃の数々」ということになると思います。つまりパラドックス99が弱すぎて相手にならないだけで、正宗相手だとそう簡単にはいかないということなのでしょう。

      >パラドは死んだのか!?→劇場版(最終回の先行公開)予告では生きてます。
      >永夢はもう変身できないのか!?→次回予告で変身できてます。

      次回予告の担当者がアホなせいであって、ストーリーを考えた人は悪くないのかもしれません。

      >監督が脚本を二回も読み、一言一言の想いと狙いを徹底的に考えて、この出来なんですね。一体脚本からどんな狙いを感じたのか是非教えてもらいたいものです。

      私はたとえ脚本を読んでも意図を把握できる自信がないのでノーコメントです。

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  8. ニコも助けたいけどクロノスを止めるためには変身能力を失うわけにはいかないので、パラドを倒したと見せかけてトロフィーを手に入れる展開ですかね?

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    1. 「死んだと見せかける」のは難しいのではないかと私は思っています。
      一応、「ゲーム」のはずなので。そこは機械的に判定されるか、正宗が承認しないとトロフィーは手に入らないと思います。

      まぁ、永夢には天下御免のリプログラミング様があるのでルールなんていくらでも無視する方法がありそうですけどね。

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  9. 永夢の命に対する価値観が理解できないのですが、バグスターの存在は命の内に入らないとでも考えているのでしょうか。命として認めているのなら、患者以外の命は敗者なら消えて当然とでも言っているようで気持ち悪かったです。ニコの命は助けるけれど、マスターガシャットを壊せばクロニクルは終わると聞いたけれど、パラドの命は奪う、どこら辺がヒーロー番組で医者ドラマなのでしょうか。
    ポッピーはパラドと同じバグスターであり、パラドを庇う素振りも見せていたのでパラドが苦しんで消滅する際に何かしらの反応があると思っていたのですがそんな事はなかったです。

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    1. >永夢の命に対する価値観が理解できないのですが、バグスターの存在は命の内に入らないとでも考えているのでしょうか。

      そうだろうと私は思っています。そうでないとあんなに冷淡になれないと思います。

      >患者以外の命は敗者なら消えて当然とでも言っているようで気持ち悪かったです。

      厳密に言えば、患者ですらときにはどうでもよくなるときもあると思います。患者より飛彩など他のことを優先することもたまにあります。私は基準は永夢のそのときの気分次第なのだろうと思っています。

      >ポッピーはパラドと同じバグスターであり、パラドを庇う素振りも見せていたのでパラドが苦しんで消滅する際に何かしらの反応があると思っていたのですがそんな事はなかったです。

      ポッピーも永夢のシンパで「悪性のバグスターは問答無用で殺す。善性のバグスターは生きていてもいい」という考えなのだと思います。パラドを庇ったのは「永夢のゲーム病が治ると困るから」でしかなかったと思われます。永夢が殺すと決めたらもう庇おうと思わないのでしょう。

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  10. 名無しの星2017年7月17日 4:18

    今回は正宗がムテキを渡したあの回に並ぶほど酷く感じました。
    エムは前から酷いと思うとこはありましたが今回はさすがにあの戦い方はどうかと思いました。子供にこういうことをやってはダメだよという訴えでの恐怖ならともかく、これでは子供がただエグゼイドを怖がるだけです。
    前回で話したブログの人も言ったことですが正宗とクロトを便利キャラにし過ぎですね。今回のマスターガシャットのこともそうですが、エグゼイドの新設定って基本この二人から出て来ますよね。
    昨日バイパーホビーという雑誌でエムとポッピーの約定の二人のインタビューを読んだのですが、ポッピーに対して演じてる本人はナビゲーターの印象が殆どでポッピーのエム対する気持ちはという質問に対して二人とも「特にないよね。これがうちのヒロインです」と答えちゃってました。役者二人もポッピーというキャラに対してはそんなに印象は薄いということなんでしょうかね。

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    1. >子供にこういうことをやってはダメだよという訴えでの恐怖ならともかく、これでは子供がただエグゼイドを怖がるだけです。

      ああいう描写をやる場合には「やりすぎだ!」と味方が止めたり、終わった後に本人が後悔したり、良くないことだと示すことが多いですけど今回は何もありませんでしたね。スタッフの意図を測りかねます。

      >今回のマスターガシャットのこともそうですが、エグゼイドの新設定って基本この二人から出て来ますよね。

      作中の立場から考えるとそれ自体は普通だと思います。新しいアイテムを博士や司令が用意するのはニチアサでは全く珍しくありません。

      問題は黎人と正宗にそれ以外の役割があることだと思います。
      悪役だったりアホなことをしたり、お助けキャラとしてはおよそふさわしくない言動です。アイテム係というのはご都合主義的になりがちなので悪役とは相性がかなり悪いと思います。私の記事で何度も言っていますが「最初からやれよ!」と言いたくなってしまいますからね。

      >役者二人もポッピーというキャラに対してはそんなに印象は薄いということなんでしょうかね。

      ハイパーホビーのそのインタビューは読んだことがありませんが、エグゼイドの役者さんのインタビューは私には言っているが全然わからないことが多いです。
      文章を読んでいて「そんなキャラいたっけ?」と何の作品の話をしているのか首を傾げることがよくあります。
      主役級のキャラでもそんな印象なので脇役も脇役のポッピーでは当然の結果ではないかと私は思います。

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  11. 記事と関係ない上に他の方のコメントに便乗する形になってしまうのですが、せっかくの機会なので、ウルトラシリーズについてのご意見をいくつか伺いたいと思います。

    たしか去年、ウルトラマンXのストーリーを「説教っぽい」とツイッターで述べられてましたが、これはどういう意味なんでしょう。メッセージ性や教訓めいた話がお好きではないということでしょうか?

    あと、上でおっしゃっていた怪獣が好きでないというのは、デザインとかの問題ですか?それともアクション面に関することでしょうか?

    最後に、昨今ウルトラマンでも新形態や新アイテムを次々登場させていることについては、「ライダーや戦隊と差異が無くなって、オリジナリティが失われてしまった」と悲観的な見方をする人もいたりするのですが、Owl0079さんはかなり好意的に受け止めているように感じました。これはやはり時代の変化に合わせて必然的に変えざるを得ないから、という戦略的な判断によるものでしょうか?この点に関しては、私は初代から全作見続けているファンの一人として、ファン以外の人の見解を聞く方がむしろ参考になると思ったので、詳しくお聞きしたいです。

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    1. >たしか去年、ウルトラマンXのストーリーを「説教っぽい」とツイッターで述べられてましたが、これはどういう意味なんでしょう。メッセージ性や教訓めいた話がお好きではないということでしょうか?

      はい、確かウルトラマンXのことでそんなことを言った覚えがあります。

      概ね、匿名さんの考えているとおりで合っています。
      一つ誤解のないように言っておくとすれば、そういう話が嫌いという好みの問題よりも「そういうことを言うキャラやストーリーじゃないのに、突然主語の大きな説法をしだすのはストーリー構成として不自然だと思う」というのがその発言の主題です。

      普段そういうことを言ったり行動を取っているわけでもないのに、突然「地球が!」とか「人類は!」とか言い出されると仰け反ってしまいます。まるで宇宙人か脚本家に身体を乗っ取られたのかのような不自然さを感じます。
      そういう話をするならそういう話をしてもおかしくない登場人物とストーリー展開を用意してやるべきであって、何の土台も作ってないのに入れるのはスタッフのエゴでしかなく、作劇としては良くないことだと思います。

      >上でおっしゃっていた怪獣が好きでないというのは、デザインとかの問題ですか?それともアクション面に関することでしょうか?

      主にアクション面の都合ですね。
      単純に「動けない+動きのパターンが限られる(尻尾の大きな怪獣なら尻尾スイング、角のある怪獣なら頭突きや突き刺しなど)」など、デザインを見た瞬間に動きの予想がついて、実際そのとおりにしか動かないことが多く、アクションとしては退屈に感じることが多いです。

      主な理由はアクション面ですが、デザインと扱い方も苦手です。
      同じ怪獣を何度も見てると私は退屈に感じてしまうのです。「もうレッドキングだの、ゴモラだのは見飽きたよ…」となってしまいます。

      怪獣に関してはどちらもウルトラマンの基本的な方向性の話で、そこが合わないなら見る側がすっぱり諦めるべきだと思っているので変えるべきだとは特に思いません。辛い料理が苦手だからといって甘くしたら、それはもう辛い料理ではなくなってしまいますからね。

      >好意的に受け止めているように感じました。これはやはり時代の変化に合わせて必然的に変えざるを得ないから、という戦略的な判断によるものでしょうか?

      そうですね。そういう側面はあります。
      一つには私が従来のウルトラマンを「古臭く、旧態依然として進歩がない」と評価していたことが理由です。今の方向性はライダーと戦隊に近づくものだと私も思いますが、後発組が成功者のマネをするのは当然の手法なので悪く思いません。形はどうであれ、時代に合わせた変化を遂げることは私にとって好ましい方向性です。

      もう一つの理由は「ウルトラマンはまだ発展途上である」とみなしているからです。
      「オリジナリティが失われてしまった」と思うかというと、私は異なる見方をしています。それが何かというと「ウルトラマンはまだオリジナリティが発揮される段階ではない」と私は思っています。

      最新作のジードは玩具の方向性としては前作の路線ほぼそのままと言って良いと思います。これ自体は良いこととは思えませんが、発展途上であればまだ許容できます。昨年の作品の反省点などをフィードバックさせて、試した結果を確認するのも意義があることだと思います。また”模倣”の段階なのでオリジナリティが試されるのはこれからだと思います。
      もしも来年、再来年と”また”過去作品にすがった似たような変身スタイルや玩具を大して変えずに出し続けたら、そのときに「オリジナリティがない」と問題視しようと私は思っています。

      基本的に絶対評価で褒めているわけではなく、「(今までのウルトラマンよりも)できが良い」と思うから好意的に評価しているだけです。まだ変革が軌道に乗り始めたばかりなのでいくつもある問題は多めに見ているに過ぎません。

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  12. 特撮のことあんまり好きじゃないんですか?

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    1. 私は「特撮」というジャンルにはこだわりがありません。
      興味があるのはアクションとドラマ、そして販促のやり口であって特殊撮影には特に興味がありません。

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    2. アニメなども見ているようですが、このブログで取り上げるのが特撮メインなのは何か理由があるんでしょうか?

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    3. 大した理由はありませんね。
      理由の一つはシリーズものを見て他のシリーズ作品のどれを見るのが良いか参考になるサイトにしたいという思いがあったこと。
      もう一つはアクションがある作品なら各話感想でも書くことに困らないことだろうと思ったこと。
      それくらいですね。あなたは単純に数で見ているようですが、記事の数ではなく作品単位で数えると特撮を主に扱っているわけではないことが理解できると思いますよ。

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  13. うーん、黎斗ってどうしてあそこまで「M」に拘るんでしょうね?
    今や、純粋な(多分)バグスターと化した自身やキリヤ、元々純粋なバグスターであるポッピーならムテキゲーマーにも適応できそうな気がするんですけどねぇ。
    天才ゲーマーMの力って一体何なんでしょ?

    まぁ、脚本の都合でしか話が進まないこの番組だし、考えるだけ無駄なのは分かってるんですが(笑)

    それと、噂では8月いっぱいで終了とか言われてますけど、実際どうなんですかね?
    これが事実ならラスボスはグラファイトっぽいですが、ゾンビボコった時のパラドクスを頂点に(個人的にはアレが最強に見えたもんで)段々と戦闘の描写がカタログスペックと反比例してますから、ちっとも盛り上がれませんし(笑)

    結局、2クール3クール目をダラダラやったお陰で、よく分からないまんま終わりそうな雰囲気ですし。

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    1. >うーん、黎斗ってどうしてあそこまで「M」に拘るんでしょうね?

      黎人はMにこだわっていましたっけ?
      今回の範囲だと黎人が失われることを恐れていたのは「クロノスに対抗できる永夢の力」ではないかと私は思いましたが。

      >今や、純粋な(多分)バグスターと化した自身やキリヤ、元々純粋なバグスターであるポッピーならムテキゲーマーにも適応できそうな気がするんですけどねぇ。

      こちらも黎人がムテキのポーズ無効化は「10秒しか使えない」と明言されていたと思います。どういう意味でしょうか?

      >結局、2クール3クール目をダラダラやったお陰で、よく分からないまんま終わりそうな雰囲気ですし。

      既存のキャラをゲムデウス関連で暴走でもさせて実質新キャラを出すのが無難な線では一番形になるかなと思います。

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    2. 書き方が悪かったですね。

      Mは私の誤認でしたね。変身能力だから、問題を履き違えてました。

      ムテキの仕様はそうですが、元々バグスターの力を使ってるなら人間である永夢よりもバグスターである彼らの方が強い力に耐えられるんじゃ?という想像です。


      今から新キャラは、尺が足りますかね?
      いつも通りの9月いっぱいなら余裕でしょうけど、8月いっぱいだとかなり駆け足でもヤバい感じがしますが。


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    3. >ムテキの仕様はそうですが、元々バグスターの力を使ってるなら人間である永夢よりもバグスターである彼らの方が強い力に耐えられるんじゃ?という想像です。

      私は10秒の一件からムテキへの適性に関しては「永夢>>バグスター含めた他の登場人物(正宗は除く)」と認識しています。
      もっとも、そもそもムテキの使用時間の条件が適性なのか腕前やセンスの問題なのかがわからないので、どこに結びつけて考えるのが妥当なのかよくわかっていないんですけどね。

      >今から新キャラは、尺が足りますかね?

      何か誤解を招いたようですが、「既存のキャラを改変して実質新キャラに仕立てる」ので時間はそんなに要らないと思います。
      過去の作品で言えばオーズ最終回のウヴァやウィザード終盤のグレムリンのような感じです。特にラスボス級でもなかったキャラに力を後乗せしてラスボスに仕立てるという意味です。

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    4. ゲムデウスやバグスターの復活設定があやふやなので今回の回を見ても来週がどうなるのか悪い意味でわかりません。ある程度語られた設定が確実なものだからこそ来週がどうなるか予想するのが楽しいのでして、新設定でなんでもごまかせるなら面白みがありません、最近は毎度のことですが。
      今回パラドがやられましたが、ポーズ中以外は復活できると思っていたので「ああ…倒されちゃった…」と反応されても戸惑うばかりです。基礎設定が固まってないのに発展設定で話を進めないでほしいです…これも毎度ですけど。脚本家さん本人にココってどうなの???と直に質問したいです、もちろんなんの意味もないし作品内で語ってもらわねばいけないと思いますが、正直本編での納得はもう期待していませんし、どう言う意図で作られているのかがむず痒いように気になります。

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    5. >ゲムデウスやバグスターの復活設定があやふやなので今回の回を見ても来週がどうなるのか悪い意味でわかりません。

      設定は全然説明されず、新設定はいくつも出てくるのでどうにもなりませんね。永夢がパラドを殺せる条件すらはっきりしてないのに話を進められても困ります。

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    6. ふと思いましたがダブルのエクストリーム登場時も、翔太郎とフィリップ2人で変身できなくなったという展開の後に次回予告でエクストリームの姿を映していた気がしたのですが、あのときは私は気にならなかったのに今回のムテキの姿を流してしまうことにはなぜか違和感を感じました。
      筆者さんはいかがでしたか?

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    7. >あのときは私は気にならなかったのに今回のムテキの姿を流してしまうことにはなぜか違和感を感じました。

      Wの場合とエグゼイドの次回の場合は問題の性質が異なると思います。
      次回の展開のネタバレになり、その回の展開(変身できない)の結末を示しているという点では同じですが、そこに至る過程が大きく異なると思います。

      Wの場合、初めて見る最強フォームの登場ですから先にそうなることを見ても「どのようにして最強フォームに変身できるようになるのか」というドラマまでは内容がわかりません。
      エグゼイドの場合、ムテキは既に登場済みですから新情報ではありませんし、「どうやって」の部分も予告でマイティブラザーズが映っている時点で関連性が明らかです。
      そこがえだまめさんの感じた印象の差ではないかと私は推測します。

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  14. はじめまして。いつもブログを拝見しています。
    前々から気になっていることがあるので質問します。特にここ最近の仮面ライダーの感想を読んでいて厳しい意見が多いなと思うのですが、Owl0079さんが一番好きな平成仮面ライダー作品はなんですか?教えてください。

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    1. Mariya☆さん、はじめまして。

      一番好きな平成ライダーという指定でしたら、『仮面ライダーW』ですね。
      評価している作品という意味ならオーズです。

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  15. L.E.D.ガイスト2017年7月18日 11:41

    今回の『エグゼイド』は、ハイパームテキがパーフェクトノックアウトを甚振るという安定のエグゼイドクオリティが素晴らしかったですね。
    と、まぁ、出だしに皮肉っておいたところで今回の気になった点。

    大我に「敬語が気持ち悪いから、今まで通りにしろ」と言われて「サンキューな無免許医」と返す飛彩…… 『エグゼイド』の世界観では医師が患者に敬語で接するのは常識ではないということなのでしょうか。

    「ゲムデウスもクロノスもライダークロニクルの製作者である黎人が創ったキャラではなかったのか?」とツッコミたくなる設定が次々と……

    次回予告を見ると普通にハイパームテキへと変身している永夢。マイティブラザーズXXガシャットにパラドのバックアップデータでもあるのでしょうか

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    1. >『エグゼイド』の世界観では医師が患者に敬語で接するのは常識ではないということなのでしょうか。

      あれは「いつもどおり=以前と同じような失礼な態度」と飛彩が杓子定規に解釈してあんなふうになったのかなと想像しました。飛彩の思考回路と常識を疑う対応でしたが、描写がなされて明確な反証がない以上はあれがスタッフの思い描く飛彩像だと思うしかないかと思います。

      >「ゲムデウスもクロノスもライダークロニクルの製作者である黎人が創ったキャラではなかったのか?」とツッコミたくなる設定が次々と……

      やればできるのにやらないのが基本方針なので仕方がないのだと思います。それの何が面白いのかはさっぱりわかりませんが。

      >次回予告を見ると普通にハイパームテキへと変身している永夢。マイティブラザーズXXガシャットにパラドのバックアップデータでもあるのでしょうか

      あれでブラザーズが関係ないと登場する意味がわからないと思うので、きっと鍵になるのでしょうね。どう使ったら復活や死の偽装につながるのかは私は全然思いつきませんが。

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    2. L.E.D.ガイスト2017年7月21日 10:41

      次回(40話)の鍵となる予定のマイティブラザーズ。
      まるで、「マイティブラザーズをOPに出し続けたのは、パラド復活の為の伏線だった」とでも言いたげな展開ですよね。

      パラドの死が偽装ではなく本当だったとして、「今回(39話)で消滅したパラドが、次回(40話)、ブラザーズガシャットで復活」という展開に次回なるのなら、36話(永夢がパラドを騙し、ハイパームテキに変身する流れ)や37話(永夢、貴利矢、ポッピー対正宗戦)でのやり取りは茶番でしかなかった事になります。

      個人的に『エグゼイド』は、現状すでに『ゴースト』越えの出来(の悪さ)だと思ってます。最終回次第では『ディケイド』越えもあり得そうです。

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    3. >まるで、「マイティブラザーズをOPに出し続けたのは、パラド復活の為の伏線だった」とでも言いたげな展開ですよね。

      私はOPは気にしない主義なので特に何も感じませんでした。

      >36話(永夢がパラドを騙し、ハイパームテキに変身する流れ)や37話(永夢、貴利矢、ポッピー対正宗戦)でのやり取りは茶番でしかなかった事になります。

      倒してもいいなら37話の展開は何だったのかということになるでしょうね。永夢が倒してもいいなら飛彩に倒されて困ることは特に無いはずですから。

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  16. 他の方も書かれていますがエグゼイドの残り話数は5、6話になるようですね。
    どの時点で放送期間が決まったかは、恐らくは情報は出ないのでしょうが……。夏映画は本当の意味でのトゥルーエンディングなのかも知れません。

    ラブリカの消滅など、やたらに唐突な展開もありましたが、放送期間に振り回されながらの作品製作だったとしたら、視聴率はかなり悪かった反面、玩具売上では結果を出しているだけに気の毒ではあります。

    今週分ですがパラド≒永夢の恐怖心の心理描写としての「水没」シーンに違和感を覚えました。こんな事はわざわざシナリオで指定しないでしょうから、上堀内監督の演出だと思われます。
    幼少期の、交通事故に遭う直前の永夢は確かに雨には打たれてはいましたが、別に水難事故に遭ったわけでもなく、「水没」をあそこまでインサートされると演出が勝ち過ぎている感がありました。

    上堀内監督はクロノス初登場時に巨大な時計(何なんでしょう、あれは。ブロックのようにゲーム内である事を示すものでもないようです)を作り、殊更にイマジナリラインを強調してしまうなど、どうもトゥーマッチというか上滑りしているように感じます。監督デビューで肩に力が入っているのでしょうか?

    今週の永夢とパラドの対峙における、永夢の冷徹で強い口調や、やたらと暴力的なハイパームテキなども、パラド消滅を盛り上げたいが故の演出の過多が原因では、と思ってしまいました。

    また、今度はプロデューサー案件だと思われますが、次回予告でハイパームテキを出してしまったので、今週はより消化試合になってしまったと思います。
    スポンサーから「予告に必ずハイパームテキを入れる事」と言われているのか?、と邪推してしまいます。

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    1. >どの時点で放送期間が決まったかは、恐らくは情報は出ないのでしょうが……。夏映画は本当の意味でのトゥルーエンディングなのかも知れません。

      ディケイドみたいな劇場版商法は嫌です。別ルートは好きにやってくれて構いません。

      >ラブリカの消滅など、やたらに唐突な展開もありましたが、放送期間に振り回されながらの作品製作だったとしたら、視聴率はかなり悪かった反面、玩具売上では結果を出しているだけに気の毒ではあります。

      私は放送日程は最初から決まっていたと思っています。
      玩具の製造ラインにテレビ局の放送枠、スーツの製作など関連するスケジュールは多岐に渡ります。いきなり予定を変えたら大変なことになるのは目に見えてると思います。遅くとも半年前までには決定して動き始めていたと私は推測します。

      ストーリーへの影響に関しても懐疑的です。
      唐突な話でなかったと仮定すると大した影響があるとは思えないからです。単純な話、「全49話の予定が全44話に変わりました」(話数は適当)という話があったとしてストーリーの修正が困難だとは私は思いません。全24話や全12話だったら大変なことですが、長過ぎるほどの話数がある4クール作品では余裕で修正可能だと思います。
      たとえば匿名さんはラブリカが唐突だったと仰られていますが、ラブリカをほぼ削ってしまうなどすれば数話分の余裕を確保するのは難しくないでしょう。その程度の犠牲で済む話でしかないと思います。
      4クールのキッズ向け作品では「玩具の売れ行きが良いから予定になかった追加戦士を登場させることにしたからよろしく!」なんて途中で言われて唖然とした、なんて関係者の逸話もあります。それに比べればますますどうってことないと思います。


      >こんな事はわざわざシナリオで指定しないでしょうから、上堀内監督の演出だと思われます。

      東映公式ページの文章に
      「その一つともいえるのが水中のイメージカット。監督からの提案で脚本に足されたこのイメージカット。」
      と書かれていたので、それは間違いないと思います。

      >監督デビューで肩に力が入っているのでしょうか?

      ライダーには以前にもやたらに女性の役者さんにアクションをさせたがる坂本監督や過剰なギャグ演出で一部で顰蹙を買った石田監督など脚本を無視した問題行動を行った監督は何人もいます。
      まだ断定するには早いですが、上堀内監督もその手の類の人物なのだろうかと私は疑っています。

      >今週の永夢とパラドの対峙における、永夢の冷徹で強い口調や、やたらと暴力的なハイパームテキなども、パラド消滅を盛り上げたいが故の演出の過多が原因では、と思ってしまいました。

      それも演出のせいかもしれません。私は今回の話では流れが一貫しているように感じたのでそこは脚本の意図どおりではないかと思いました。

      >スポンサーから「予告に必ずハイパームテキを入れる事」と言われているのか?、と邪推してしまいます。

      ここ数年、ライダーの予告や煽りテロップのアホさ加減には定評があるので担当者がアホなのだと私は思っています。

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  17. お久しぶりです。

    エグゼイドは物語が飛びまくってるわ、役者さんの演技力と演出家の意図もよくわからない、脚本家が紡ぐ物語が私に全く理解できないので、最近は気に入ったクロトを見たいがために鑑賞している日々です。

    まあ、ニチアサはこんなもんだ、と半分納得しているんですが、どうしても許せない点が一個だけあります。

    子供番組を謳うなら「命の価値観」と「生死の描写」は慎重にして頂きたいです。

    今回、怯えるニコにクロトが「バグスターとしてコンテニューできる」と言っていましたが、ニコは「死にたくない」と言っていました。

    「コンテニュー」はフィクションぽいものを想像しますが、「死」は現実。

    命に関わる部分は、こういう虚実を混ぜることをしないで、フィクションならフィクションで統一して欲しい。

    前作のゴーストも主人公が何度も「消滅=死」し、よくわからない理由で「戻る」を繰り返してましたが、今回も本当に酷い。

    ゲームという虚構の世界と、現実の命と向き合う医療の世界と、相対するものを取り上げるというのにチャレンジしておきながら、描きかたが予想の10倍は薄い!

    ゲーム(虚構の世界)で命を描くなら、せめて「死にたくない」ではなく「消えたくない」「終わりたくない」とかにしておいて欲しいな、と思います。

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    1. anemonefishさん、お久しぶりです。

      命を切り分けて考えるのは私も違和感を感じます。
      命が定義が曖昧なまま永夢が冷淡にバグスターを殺すことに矛盾を感じます。医療ものでは「助けられる命と助けられない命」というテーマは見かけますが、「殺していい命と救うべき命」という内容にするのは私には理解しがたいです。

      九条や黎人を人間扱いしている現状では「バグスターに命はない」と言い張るのはますます無理があると思います。命もゲームも医療もまるで噛み合っていないように見えます。スタッフの中ではちゃんとつながっているのか不思議です。

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  18. 今回も面白かったですね。
    箸休め会もギャグ会もなく、終盤には失速しちゃうんじゃないかって不安だったけど、それどころか次から次へと展開が動いていて毎週目が離せません。

    永夢はなんだか不思議な主人公だなっと思います。人を思いやる気持ちや優しさは本物なんだけど、そのためならどんなことでもやってしまう危うさがあるというか、頑固だけど柔軟で臨機応変というか。
    ヒイロがヒーローの鏡なら、永夢は医療マシーンってところでしょうか。今回の戦闘はあからさまにスタイルが変わってて、後々のことを考えながら戦っていることがよくわかりますが、仮にニコちゃんを救う方法が他ないなら永夢は本当にパラドを消していたと思います。それくらいの凄みを感じます。

    でも僕は永夢の終始一貫してブレないところが好きです。

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    1. あなたがそう思うなら私から言うことは特にありません。

      >ヒイロがヒーローの鏡なら、永夢は医療マシーンってところでしょうか。

      ただ、この認識は間違いである可能性が高いと思います。
      作中の描写や流れと符号しない点が多いと思います。

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  19. 今回はパラドにこれまでの行いが全部自分に返ってきた回だったな。
    永夢の戦闘でのセリフはパラドが過去に永夢に言ったセリフだし、パラドは永夢の口癖の「やってやろうじゃないか」に近いセリフを言ってた。
    後、永夢VSパラドの時のクロトのセリフは人間時代に行ってたセリフと一緒だったけど、クロトの心情や状況は過去に言ったときと真逆になってるのが面白い。
    「自分が何をしたのかわかっているのか」とか「君はもう変身できない」とか
    つくづくエグゼイドの脚本の人は良く考えて話を作ってるな。

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    1. 独り言は自分のブログにでも書いてください。

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