■積み重なる負の遺産
・今回も快調にワープ展開が繰り広げられていました。同時に今回の内容に合わせて「過去にこだわらない」姿勢が随所で見受けられました。粋な演出ですね。

・トップバッターは前回使ったはずのムテキのワープ機能に驚く永夢でした。
やっぱりあれはワープで良かったんですね。前回の必殺技のときには自由自在に使いこなしていたように見えましたが、そんなことはありませんでした。
あれは自動回避機能で「そんなこともできるのか」と驚いたのかとも考えましたが、今回のクロノス戦で発動してないから自動回避機能なんてないはずです。

・お次はレベル99のパラドクスたちを圧倒するレベル100のレガシーです。
レベルが1違えば力の差があるのは当然!と言いたいところですが、レベル50でレベル99と何度も戦って生きてる人がいた気がしますね。
「レベル50から99はステータスに大差がないけれど、99と100では雲泥の差がある」けっこうなクソゲーだと思います。

・最後はライダーのHPゲージの設定です。
「ライダーのHPゲージがゼロになると変身者は死ぬ」けれども、ダメージで変身が解けてその後の攻撃で死にかける大我。今回の話を書いた人はHPゲージの設定を知らないのかと思いました。
HPゲージの設定も忘れたほうがいいんでしょうかね? それが原因で死んだ人が目の前にいて、前回もその件で揉めていた気がしますけどそれも忘れるべきなのかもしれません。 過去は断ち切るべきだというスタッフのメッセージを尊重すべきなのでしょうか。私には難しいです。

それと確証はないけど怪しいのがマスターガシャットによるバグスターの消滅。
確か33話でマスターガシャットを使って遠くにいるバグスターを消滅させていたはず。あれを使えば同じようにパラドも消滅させられるはず。どうしてあれじゃダメなんでしょう? あれは単に実体化を止めさせてゲーム内に閉じ込めただけで消滅とは違うんですかね?

■映像とも合わない
・お話も相当でしたが、映像もなかなかでした。
一刻を争う緊急事態なのに棒立ち会話。しかもクロノス戦にパラドクス戦と1話で2回も出血大サービスでした。

・前回では正宗が「このイベントで消滅したプレイヤーの家族や友人の参加者が増える」と言っていたのに、今回真っ先に描写されたのが命がけの自撮りをするエクストリーム野次馬たち。
他人の命どころか自分の命までかけるとはエグゼイド世界の一般人はみんな命知らずですね。キュウレンジャー世界で必要とされていそうな資質です。立派なレジスタンスか暴徒になれると思います。
 
■永夢
・今回も永夢の言っていることが理解できませんでした。
小姫のお父さんに対して反論していたましたが、お父さんはそんなことは承知の上でもう忘れてほしいと言っているように私には聞こえました。お父さんにとっては今でも娘のことを忘れずに思ってくれている飛彩は心の支えであったとしてもおかしくないくらいだと思います。そんな疎ましく思っている相手でもない人に「もう関わらないでほしい」と伝えるのは本人にとっても辛いことだと思います。 それをあんな言い方をするのは人としてどうかと思いました。

・永夢で気になったのがもう一つあります。今回飛彩の代わりに手術を行ったと院長が語っていたことです。疑問が2つ浮かびました。
1)今の永夢は外科を終えて、内科、もしくは更なる別の科の研修中のはずなのになぜ担当外の外科手術を行ったのか?

2)そもそも研修医が執刀医として手術を行うことなんてあり得るのか?

後者はひょっとしたらあり得るかもしれませんけど、前者の分野違いはどういうことなのでしょう? そんなことがあり得るのでしょうか?

■パラド
・パラドの言動も首を傾げるばかりでした。
ついこの間までは 死の影に怯え、それが終わったら「今は戦っている場合じゃないから協力して正宗を倒そう」と言っていた人物がまた永夢との戦いを優先し始めていましたが。パラドの中で正宗はどうなったのでしょうか? 記憶を消されたのかと思うような変化に戸惑いました。

■深まる世界観の謎
・永夢たちと正宗でマスターガシャットを渡せ、渡さないと論争をしたときに
で根拠として著作権がどうのと言っていました。
私から見ると重犯罪者かテロリストなので逮捕して押収してしまえばいいと思ってしまうので永夢たちの会話の前提条件がわかりませんでした。「正宗は法的には全く問題ない」ということで良いのでしょうか?
作中での描写で考えてもCRのライダーへの職務妨害や暴行、殺人未遂など余罪はいくらでもありそうに思えるのですが、OKのようです。衛生省にバックアップされているし、テレビでの布告などもあったからCRは公的機関扱いなのだろうと思っていましたがそんなことはなかったようです。ここまで来ると「衛生省は公的機関ではなく、ただの民間団体」あるいは「この世界には政府など統治機構が存在しない」と認識を改めるべきなのかもしれません。


次回は後編です。予定調和でない何かが有るといいのですが。