【ストーリー】


・2クール目のクライマックスだけあって、エグゼイドらしい展開の省略が極まっていました。

■CRの悪役化
・冒頭からいきなり全面切り捨ての日向審議官で始まりました。
誠意がまるで感じられない態度で唐突に悪役になったみたいで戸惑いました。殉職してもおかしくない戦闘で備品を壊したら除名ってどんだけブラックなのかと思いました。これはきっと温厚な審議官でさえも永夢たちへの態度が冷たくなるほど疲弊するような重要案件だったことを意味しているのでしょう。

・CR関連ではそれ以上に民間人に殺害指令を出していたことにドン引きしました。無力化して逮捕では処分が取り下げられず、抹殺しないと許さないってどんな政府組織なんでしょう。悪の組織でも最近はもう少し待遇がマシだと思います。

・CRや衛生省の役立たずっぷりが明らかになるほど「もうドライバー持ち逃げして、みんな闇医者になればいいんじゃない?」という疑念が深まっていきます。

■社長
・社長の計画的無計画も極まっていました。
九条のドライバーを壊さなかったのはただの無計画でずっこけました。審議官が罪状に”貴重な”ドライバーの破壊を挙げていただけに余計にアホさが際立っていました。前フリまでしてあって、計画性を感じる良い脚本で感心しました。
仮面ライダークロニクルの完成の目処が立っていなかったことも予想以上でした。わざわざ目立つ本社ビルに戻ってきたからにはクロニクルを完成させる段階に達したのだろうと思っていましたが、そんなことはありませんでした。足りないバグスターは社員に感染させつつ、クロニクル完成に必要な労働力として社員をこき使い、作業の効率アップ&ストレス増加でバグスター完成の一石二鳥くらいのことは言ってほしかったです。

・社長は最後まで何を考えているのかわかりませんでした 。
「私は神だ!」と言っていた人間がいざピンチになったら「死にたくない!」と喚き出し、最後の最後にはまた「私は神だ!」に戻るのってどういう心境の変化だったのでしょう。最後に本当に気が狂ったという描写だったのでしょうか?

■大我
・大我の謎ムーブもすごかったです。
社長にトドメを刺さないことに怒るなら大我が殺せばいいと思いました。なんで変身解除したんでしょう? あまりにも不自然だからてっきり「HPゲージが戻ってもゾンビを倒せるのは永夢だけ」という設定の説明が省略されているのかと思っていましたが、その後の戦いで社長を倒そうとする大我を飛彩が止めていてそれは間違いだと気づかされました。殺せるけど殺さなくてすぐ後にはやっぱり殺そうとするって大我の行動は何がどうなっていたんでしょう?

■医者が怖い
・トリアージ全否定ものけぞりました
あの世界には救える命に優先順位をつけるトリアージがないようです。ゲームだけじゃなくて医療観もリアルと比べて未発達なんですね。
あれならいっそ社長らしく「これ以上俺を攻撃したら死んじゃうぞ!」と居直って相手を脅したほうがマシな展開に思えました。

・「将来の危険性を考えない医者」という点も私は怖いと思いました。
永夢は「最悪の事態を想定する」という感覚がないようでした。一戦目が終わった後の状況は全く無力化できておらず、社長の命も考慮する余裕はなかったと思います。
医者は病気の診断を下すときにいろいろな可能性を考慮するものだと思います。もしもの可能性を考えない医者には私はかかりたくないです。

■リプログラミング様はどこへ?
・社長は本当は良い人とか永夢が何を言っているのかもさっぱりでしたが、社長が死ぬのを黙って眺めている永夢はもっと謎でした。
パラドがデンジャラスゾンビで作り出した黒い霧はどうしてリプログラミングで消さなかったのでしょう? 使った道具は社長が使っていたものと同じだから問題なく対応できると思いました。
パラドが強いから消せないというのなら、それはそれでやっておいたほうがこれから敵になるパラドの強敵感が出て良かったと思います。


【アクション】

■マキシマムマイティX
・予告を見た段階で動けなさそうだなと思っていましたが、戦隊の巨大ロボより動けなそうでした。CMを見る限りだと変形やアーマーパージはないようです。レベル1のようにCGメインでいくつもりなのでしょうか。

・個人的には、図体がデカいことで必殺技に使う武器がしょぼく見えるのがマズいと思いました。剣を使うよりパンチのほうが強そうに見えました。


次回は毎春恒例の戦隊とのコラボ回です。
戦隊のほうはコラボを入れつつも普通に話を進めるっぽかったですが、エグゼイドのほうは完全にコラボ回で1話使うみたいですね。
グラファイトがなぜか映っていましたが、あれはコラボ回のやられ役用ではなく再レギュラー化するんでしょうか?