『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第41話「牙鬼パーティー、五番勝負!」:感想

2015年12月13日

■下山さんは2人いる?
・師匠からの巣立ちを志したり一人前の定義など内容自体はまともでした。
しかし唐突でした。巣立ちも何もあまり教わった気がしないし、6人の実績として出されたものがゲキアツダイオーだけだったり、そこに至るまでの過程が圧倒的に足りていないのが原因だと思います。まるで節目節目のメインのストーリーを進める下山さんとその間を埋める下山さん、2人の下山さんがいるのではないかと思えるくらい結末と過程が噛み合っていません。
話数全体の7割以上は自分でやっているはずなのに途中経過が結末にそぐわないことが非常に不思議です。上級忍術のくだりとか描写不足に気づかなかったのでしょうか。今回の趣旨自体はまともだった分、いつも以上にどうしてこうなったという印象が強い回でした。

・販促に関しては工夫が見えて良かったと思います。
出来栄えはそこまで良くなかったですが、昔のロボを出したりレジェンド系の手裏剣を出す口実を用意しようとした姿勢は見上げたものです。

■もしかして…
・牙鬼幻月の予言なんて初耳でした。
なんでもっと前からその存在を匂わせてこなかったのか不思議です。引っ張るにはちょうどいいと思うのですが。
それはさておき、「幻月が死んでいること」「息子が実行する」、この2つが明言されたことは重要そうに思えました。幻月を復活させるつもりなのかと思ってましたがそうでもなかったんですね。この流れだともしかしたら、幻月は復活しないままラスボスの息子を倒して終わりなのかもしれないと思いました。九衛門も幻月の隠し子で片付けられてしまいそうな流れです。九衛門関連で他の可能性を考えるとお爺さんが絡む方向になってあまりよろしくないように思えます。


次回のニンニンジャーはいろいろまとめて片付けるみたいです。
お父さんも活躍するみたいでお爺さんも消えそうなのでそろそろ親子三代をやっておくつもりのように見えます。たぶんやっつけで終わるので期待はしていませんが。加藤監督なのでアクションは期待しておきます。

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