『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第16話「父ツムジはスーパー忍者!?」:感想

2015年6月14日

■初のゲスト脚本
・これまでずっとシリーズ構成の下山さんでしたが、今回初めて他の脚本家が登板しました。
ゲストなせいかそれともお父さんメインのおかげかわかりませんが、天晴がしゃべっているのに「熱いな!」「モエテキター」とほとんど言わなかったのが新鮮でした。「熱い」は言いましたけど、至って普通の文脈で非常に自然な感じでした。この天晴ならひょっとしたら好きになれたかもしれません。

・ただ今回の主題のほうはよくわかりませんでした。
見終わっても結局、お父さんの存在感が薄いままだったように感じました。術が使えたのはあくまで奇跡のようなので、普段の立場がないことは変わりません。お父さんが足手まといで介護されてる状態が続くのは不思議でした。てっきりそれを改善するための回だと思っていました。

・お父さんが突然術が使えなくなったのはお爺ちゃんが何か小細工したのかと思ったのですが、そういうわけでもありませんでした。それなら忍タリティの話にして、お父さんは真面目で現実的だから忍タリティが足りなくて、「ふざけ気味の天晴やお爺ちゃんが強いのは忍タリティのおかげ」とフォローする内容なのかと思ったら、それも違いました。
今回の話は何がテーマで、どんな変化があったのでしょうか。まさかただの「父の日」の単発回じゃないですよね?


次回はキンジの「お命頂戴」のラストのようです。
「期限は一ヶ月」って文字通りリアル一ヶ月(4話分)を意識してたんですね。実際は6話くらい経ってますが。
しかし今のキンジからお命頂戴を取ると何が残るんでしょうか? 人の良い家政婦さんか、妖怪が現れたときだけはしゃぐ人になってしまいそうに思えます。今からキャラ立てというのは何ですし、その辺りをどうしていくのか気になります。



コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。