『牙-KIBA-』 19~21話 感想

2014年7月16日
【19話】
・タスクwithロイア編の始まり。
タスクの紹介と平行してネオトピア版ノアの導入も兼ねている。
キースが生きていたのは驚いたけど、レベッカの時点で学習済みである。もう希望なんて持たないぞ。

・サギリが可愛いのですが、その分かわいそうに見えてしまいます。
牙は幼女にも容赦がない。わがまま言う子であればこんな思いをしなくて済んだのでしょうか。

・ノアはこの時点では洗脳されたのかと思ってました。
しかし改めて見てみると印象が違いますね。
親しかった人を皆殺しにしてしまったのに、自分の能力の使い方に迷いがありません。
最初のサギリのお爺さんたちを皆殺しにしたのも暴走ではなく、半分は制御できる状態で襲い掛かってくる相手を返り討ちにしたように思えます。
だから殺したことに関して悔やむ描写がないのではないかと感じました。

【20話】
・タスク編終了…しないでノアの紹介のみ完結。
ロイアのほうも進んでいるのですが、全て新情報の開示&説明なのであまり馴染めません。

・ノアがキースを処刑するシーン、始めは「やっぱり死ぬのかー!」と驚くばかりでしたが、改めて見るとこれも印象が違いますね。
ネオトピアの絶対規律の概念であれば、ゼッドたちの目の前で見せつけるでしょう。
それがゼッドたちを見送ってから見えないところで処刑する。これは明らかにノアの意思であるように感じます。
洗脳ではなく、自分に都合の良い部分を取り入れ自分流の解釈にしているように思えました。

【21話】
・続ロイア編。
個人的には本筋よりもゼッドのほうに目が行ってしまいます。
キースピリットの謎について考えながらも力そのものには囚われず、先を見ようとしています。主人公らしくて爽やかです。
でもミッキーにパンをたかったり、酷いところはあまり変わってません。逆に落ち着きます。
ゼッドの安定感は殺伐とした世界でのオアシスのようです。

・ゼッドの次に信用できる人物、ギンガさんのお披露目。
「また良い人=裏切るか、死ぬやつか…」と疑ってかかってしまうかもしれませんが、ギンガさんは信用して大丈夫です。まじりっけ無しの善人です。
力に貪欲な野心家か、現状維持の日和見主義の多い牙世界において貴重な前向きな人物でもあります。
本格的な出番はまだしばらく先だったと思いますが、こうご期待です。

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