『牙-KIBA-』 22~24話感想

2014年7月20日
【22話】
・まだまだロイア編。
今回も安定のモブ兵大虐殺です。
このロイア編の辺りから視聴者数2桁が定番になってきたんですね。

・「あの子の笑顔だけは失いたくない」
こちらも安定のクソジジイです。
「自分が動くと大変なことになる」と言ってるわりに、政治面でも戦闘面でも最後まで役に立たないので余計に腹が立ちます。
もう一人のジジイのセバスチャンは、政治面では比較的に役になっているというのに。

【23話】
・5話に渡ったロイア編もついに完結。
こんなに長くやっていたんですね。もっと短かった印象です。
これを最後に「これだけやったから、もういいでしょ?」と言わんがばかりに、ロイアの存在感が消えていきます。

・ロイア編は「良い話だな~」という話を作ろうとしたけど、牙世界の濃さに負けた印象です。
井上さんが関わっていないせいか薄いです。こんな話で個人話を全て終わらされてしまったロイアには同情します。

・それにゼッドの反応が薄いのも奇妙に見えました。
「母親」の話なので、ゼッドがもっと反応しても良さそうなものです。
それだけゼッドがロイアのことを優先して考えていたとも考えられるのですが、そう思わせるには二人の関係性が弱いです。
お話作りとキャラに合った行動が両立できなかった感じがします。

・ロイア編は、個人的には「ゼッドは良いやつだなー」という印象です。
直前まで獣人を大量に返り討ちにしたり、キースの手錠を外さなかったり、けっこう厳しいことしてるんですが、ロイアや助けてもらった後のキースにはとても優しい。
ゼッドは牙の良心だとつくづく思います。

【24話】
・ロイア編が終わっての幕間回。幸せの黄色いシャード。
個人的には印象深い回でもあります、悪い意味で。
新登場のキャラで、しかも殺伐とした牙世界とは縁遠い性格。
これで話を作っても、当然ながら酷い有様です。
今後これより酷い話は無いので、ご安心を。

・この回の脚本を担当したのは古怒田健志さん。
30話以降の脚本も手がけているのですが、そちらは特に悪い印象がありません。
24話は牙初登板だったので酷かったかもしれません。

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