烈車戦隊トッキュウジャー・第20話 『笑顔は危険』 :感想

2014年7月14日

【ストーリー】

■笑いもストーリーも積み重ねが大切
・今回は面白かったです。
ギャグあり、真面目な話あり、アクションあり、戦隊に求められる要素がどれもハイレベルに詰まっていました。
その中でもしっかり積み重ねを続けているところがまたいいですね。
明を笑わせる作戦に失敗したら、すぐに本当のことを伝えるトカッチ。前回の反省がしっかり生きています。
雰囲気が暗くなりそうなゼットとグリッタの泥々した関係は本編開始前に早めに持ってきたり、構成も考えられています。

■キラキラの謎
・「グリッタのキラキラも成長してる」というゼットの発言が気になりました。
現状のグリッタといえばシュバルツ様のために奮闘中ですが、客観的に見ると裏切り・謀殺の下準備の真っ最中です。
この状況下でキラキラが成長するのは何とも不思議な感じがします。
善悪関係なく、自分の夢のために動くことが重要なのでしょうか?


【アクション】

■一歩前進
・今回の乗り換えアクションはいつもよりだいぶ良かったです。
ストーリー上の必然性は相変わらずですが、アクション面での意味はありました。
めまぐるしく変わる5人に対して、6号はどっしりと構えた動きで全体としても整っているように感じました。
さすが加藤監督です。

・欲を言えば、「なぜ1号なのか」という必然性がほしかったです。
たとえば敵が遠くから撃ってくる状況であれば、唯一の射撃専門武器の2号をみんなで使いまわして狙撃するなど必然性が生まれます。
1号を使うなら、敵も剣にしてチャンバラにするとかもう一工夫あればもっと面白くできたと思います。

次回はついにグリッタの結婚式。そろそろ話が大きく進みそうな雰囲気です。
2クールの終わりにふさわしく盛り上がってきそうですね。

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