仮面ライダー鎧武 第4話『誕生!3人目のぶどうライダー!』:感想

2013年10月28日
【ストーリー】
■ライダーたちの思想
・今回は各ライダーの4人の思想の違いの話でした。
甘い理想から現実に突き放された紘汰に、危険を承知で我が道のために進む戒斗、現実の悪意を認め、振るう側に立つリアリストの貴虎、兄とは反対に自己犠牲を崇拝する理想主義者だが冷徹な一面もある光実。
現状の構図としては光実が紘汰の代わりに理想主義の末路として死にそうですが、斬月の武装が汎用刀と盾のみなので斬月が死ぬ展開のほうが可能性が高そうです。販促は盾より強し。

■看板に偽りあり

・今回のタイトルは『誕生!3人目のぶどうライダー!』だったわけですが、本編はそう思える内容だったでしょうか? あれでは印象が弱くて売れないと思います。しかも無駄に必殺技?まで撃ってしまっていて取り返しがつきません。次回も龍玄が負けそうな展開です。商業的に心配な内容でした。

■ヤンキー>ダンス
・紘汰の鎧武で戦うのもルールの内という発言やインヴィットのインベスゲームで勝てれば良いという発言のおかげで方向性がはっきりしてきました。完全にダンス要らないですね。ヤンキーたちを描くための道具でしかありません。今はダンス→インベスゲームという流れですが、その前はダンスの代わりに何かに熱中していたのでしょうね。それも構わないのですが、ルールに拘るという点が個人的には腑に落ちません。ステージのために争ったり、動画を投稿したりと公に向けた内容なのが、やっていることのアングラさと合わない感じがします。

【アクション】
■4人目登場・龍玄
・だったのですが無惨なお披露目となってしまいました。デザインはかっこいいのにもったいない。
名付け方も意味不明で可哀想でした。今のところ龍玄の玩具はロックシード+ベルト用のプレートしか無いようですが死に役なのでしょうか? 銃が出ないと汎用刀とセットの斬月より危ういかも。

■盾が好き

・今回は斬月の盾を使ったアクションが印象的でした。
盾って良いですよね。切られるよりも能動的で見栄えが効くし、武器を持つと持ってる片手ばかり動いてバランスが悪いですが盾があれば防ぐ→反対の武器で反撃とかっこよく見えます。劣勢の演出としてもただ切られるより盾で防戦一方のほうが後の反撃に説得力があります。


次回は早くも紘汰の立ち直り回。早くも銃ライダーの宿命がのしかかってきている龍玄の明日はあるのでしょうか?

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