今回も盛りだくさんな内容で大満足♪
動いてるのを見るとラッキューロが可愛すぎですね。ふかふか感がたまらない。

【ストーリー】
■レッドに収束する物語
・今回はヒーローに欠かせない『強さ』に関するお話でした。
他者のふるう強さに対する恐怖。強さを求めた末の強さ。守るための強さ。どれも強さの持つ一面です。
ブルーとピンクが見せた多種多様な強さがレッドに収束しているところが面白いですね。強さを求め、弱いものを守るために使い、壊すことを恐れない。そして一番重要な強さをレッドは持っていると思います。
それは立ち直る強さです。壊されても『負けないために』直すという心の強さは破壊を尽くす敵に負けない最大の力だと思います。

・この手法だと他の登場人物を描くことでレッドの補強につながるのが上手いですね。
かつレッドに肯定されることで、その前までに描かれた強さが重なって厚みが出ます。ストーリーに使える限られた時間を最大限に活用する。ノルマの厳しい戦隊では不可欠な発想です。
次回のグリーン回、そしてブラック回でどんな強さを見せてくれるのか楽しみです。

■きっちり壊すブルー
・個人的にはブルーが姪を守るために恐竜の置物をぶつけて壊したとこが好きです。
受け止めた後、レッドが攻撃して追い払うとかやりようはあったのに、あえてしっかり壊してます。
この行動からブルーの父性を感じました。姪と置物、どっちを守るかはっきりと優先順位を決めて行動してる感じがして、リアリティがあります。

【デザイン】
■ガブリンチョ！登場、キョウリュウジン
・合体ロボが初登場。合体シークエンスが本格的にロボっぽくてかっこよかったです。
変形の仕方に意外と無理がなくて驚きました。ジョイントが出るところとかガオガイガーっぽくて痺れました。

・それと変形完了時のポージングまでの流れに違和感が無くて感動しました。
これまでの戦隊ロボだとどう見ても玩具な作りから、いきなりきぐるみロボに変わって違和感がありましたが、キョウリュウジンは全然そんな感じがしませんでした。この一体感はすごく良いです。

■戦隊初？弾数制必殺技
・今回一番目を引かれたのは電池の使い方です。
必殺技で一つ、アームドギアで一つ、獣電竜召喚でも一つ？と明確に必要な数が描かれてました。戦隊というと必殺技制限はかなりいい加減で、その時のノリで決まるので驚きました。
その電池をもらって合体技を撃つのがたまりませんねぇ。

現状ではロボはゴーオンジャーと同じ換装制のようなので、電池制限による無理の無い組み合わせ方が楽しみです。

■やっぱり良い敵デザイン
・キョウリュウジャーの敵デザインは単語からそれに関連するパーツで構成されてるんですね。
1話だと気づきませんでした。今回は『ぺっしゃんこ』ということで、足のプレス機（正しくはランパーというようです）や、右手の重機のツメ、左手のハエ叩きｗとユニークなデザインで楽しいです。
プレスする側だけじゃなくて本体は潰れた車だったりするとこに遊び心を感じます。
詳しい内訳はテレ朝公式ページに載っているので、興味がある方はどうぞ。

■地味な小技も見逃せない
・今回すごく感動したのが、ブルーとピンクの獣電竜召喚時にアームドギアがつけっぱなしだったことです。
たいていいつの間にか無くなってるのにちゃんと残ってて嬉しくなりました。こういう細かい作り込みがリアリティを出すんですよね。

【アクション】
■奥深いサンバ変身
・今回早くも、戦闘中の妨害付き変身シーンがきました。
意外とサンバのステップとアクションの織り交ぜ方に違和感がありません。むしろ明確に変身に必要なステップが決まってる分、変身決めたときに爽快感があります。

■アームドギア
・思ってた以上に良かったです！
特にグリーンの小手？が面白いですね。ブルーの盾といい、目新しいアクションでワクワクします。
それに反対側の手や蹴りなどきちんとコンビネーションで使ってるのも素晴らしいです。これだけでも見る価値があると思います。

ストーリーもアクションもデザインも見どころいっぱいでワクワクしっぱなしです！
次回は一番アクションがかっこいいグリーン回＋バイクも登場！！