ゴーバスターズ 第49話「覚悟と選択」:感想

2013年2月4日
最終話手前!とは思えないほど順当な流れでした。小林さんらしいですが。

■ストーリー
・過去からの因縁、これまでの伏線。あまりにも順当に必要な要素を入れていて、特に語ることがありません。見ればわかる。
良し悪しはともかく個人的な感想で言わせてもらうと、戦隊らしくない感じがします。同じく小林さんが担当したシンケンジャーはそうでもなかったんですけどね。

・違いはおそらく悪役の描き方でしょう。戦隊の終盤といえばわりと唐突なパワーアップや「最初からお前がやれ。」と言いたくなるほど強い敵ボスなど圧倒的な逆境からの逆転劇が付きものだと思います。個人的にはそれくらいのほうが良いと思ってます。逆境を覆す溢れ出る勇気。それでいいと思います。

シンケンジャーは小林さんの主題は殿と腑和十臓に終始していて、ラスボスのドウコクは脇役程度でした。それゆえにこだわりがなく戦隊のフォーマットに近づけられたのでしょう。
しかしゴーバスでは主題はエンターに大部分が寄っています。それも抜け目がない知性派なのでコツコツと影で策を積み重ねてここまで来ました。視聴者的にも順当な流れで「うん、まぁそりゃ勝つよねぇ。」という感じで驚きがありません。むしろここからゴーバスが逆転するほうが不自然に思えるほどです。
このあたりの違和感が個人的にはあまり好きになれないですね。

■アクション

・特になし。雑魚戦のほうがゴーバスらしいアクションが輝くのに、そこを生身でやられちゃうのが残念です。

・それと巨大戦が残念でしたね。格納庫のセットがよく作りこんであるのに、ほとんど動きがなくて残念です。


いよいよ次回で最終回。
順当過ぎてあっさりした感じになっちゃいそうですが、どうなるでしょうか?

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