『戦姫絶唱シンフォギア・2巻』を読みました。
戦姫絶唱シンフォギア (2) (カドカワコミックス・エース)
(2013/02/08)
吉井 ダン

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金子信者ならマストバイで、それ以外は覚悟が必要なのは相変わらずです。
クリスとフィーネがメインで裸成分多めなので、吉井ダンファンの人にも良いのかも。
カバー裏で一番お水っぽいのが奏とは予想外でした。

■アニメとの違い
・2巻の内容はアニメでの、翼絶唱から回復→学園がフィーネに襲われるまでです。
流れがアニメとちょっと違います。フィーネがクリス追い出した時点でネフシュタン使ってたり、翼復帰＆響アームドギア覚醒の相手がフィーネになってたり、クリスのパートが敵時はフィーネに、味方時は響に取って代わられた格好です。

・大きく違うのはクリスがイチイバルを使うのを躊躇していること。これが大きいですね。
ノイズに襲われても自分には歌う資格が無いと考えて、変身しません。アニメ版だとなぜ初めにイチイバルではなく、ネフシュタンを使っていたのか説得力が薄かったので良いと思います。（おそらく響たち相手の手加減と正体を隠すためだったのでしょう。）
この流れだと初変身→カ・ディンギル破壊にまとめるんでしょうかね？

・それともう一つの大きな違いが、未来が響のやってたことを知って仲たがいするところ。直後に学園がフィーネに襲われて、仲直りしてる間も無いままカ・ディンギルのお披露目になりそうです。友達3人が出ない分、未来で肩代わりするつもりでしょうか。

【個人的感想】
・いろいろまとめて短縮してるせいで、奇人変人のオンパレードと化しています。

■フィーネ
・特にフィーネなんて服着てるカットがクリス拾った回想の一コマのみｗ　最後に白衣着てるかと思えば全裸に羽織るだけ。逆になんで着てるんだ。とつっこみたくなりました。
挙句に倒れた翼さんを見下ろしながらの全裸かかと落とし！イロモノ過ぎて全然恐くないですｗ
全裸の印象しかない上に、戦闘中に『バラルの呪詛が～』とか演説するせいで完全に変な人です。

・『たくらんけどもが…！』って、いったいいつの時代の言葉ですかい。と思って調べたら北海道方言…似あわないｗ

■クリス
・2巻の実質的主役はクリスです。
歌＝変身に対する葛藤が増えているので、クリスなりの正義の形が問われる形に仕上がっています。
おっぱいが大きいせいか完全に正ヒロイン…
漫画版だと髪のテール部分にリボンがついてるせいもあるのかな？薄幸のヒロイン風です。

・入手経路が謎だったイチイバルも『学園地下本部の建造時に紛失した』とフォローされてました。紛失って緩いなぁ。

■シンフォギア超秘密百科ッ！
・やってきましたメインコンテンツ！　今回は予想通り翼さんとクリス（ネフシュタンver）。
予想通り翼さんの言動がボロクソに言われてました。昔のやんちゃだった奏にさえ常識を疑われるほどだなんて…

・クリスのほうは真っ当な説明なんだけど、まともな解説が主にネフシュタン周りだけで、本人はおっぱいネタしか触れられていないｗ
ネフシュタンの鎧も『再生力が凄いだけで、装甲はそうでもないよ！』って衝撃の事実がｗ
漫画版では『魔弓イチイバル』の歌も流れず、言動が比較的まともなのに設定周りで翼さん並に残念な子にされてしまってます。

■金子信者の妄言
・『あったかいものどうぞ→あったかいものどうも。』にあんな使い方があったとは…
裸分多めで金子さんは萌えを取り入れたのか！と動揺しましたが、戦闘が始まってからは通常営業。収束させるとか、爆ぜろ！とかやりたい放題。なんか安心しました。
特に本部のオペレーター男が『研ぎ澄まされた剣は伊達じゃない……！』と突然ポエムったのは吹きました。どこから飛んで来るか、油断も隙もありゃしない。


次巻で終わりでしょうけど、超秘密百科は最終回増量版にしてくれないかなぁ。
このままだと順当にいくと、イチイバルクリスと限定解除3人で終わってしまう。司令とか未来も取り上げてほしいです。というかもう、金子さんのインタビューを10Pくらいですね…