ゴーバスターズ 第23話「意志を継ぐ者」:感想

2012年7月30日
ストーリーも上々、アクションも少ないながらに光るものがある良い回だった。
ただエスケイプだけは好きになれないなぁ。カメラ目線といい、女優さんといい、どっちも好きになれない。戦隊がダメでライダーは見られるって人がいる原因は女優幹部にあるんじゃないかと思っている。

■アクション
・実質、始めのシーンだけだったけど見応えがあった。アクロバティックな動きに見覚えがあると思ったら、アクションが良かった12話と同じ加藤さんだったんだね。ビートとスタッグの動きはゴーバスらしくないけどメリハリがあってかっこよかった。

・個人的には同じシーンで、わざとピントをずらしてバグラーを横切らせる演出が印象に残った。リアルタイムで動いている感じがぐっと増して、臨場感があった。複数人のアクションシーンって、えてしてぶつ切れになりがち。こういう演出でつなげるのは重要だね。

最後の名乗りと同時に必殺技もケレン味があって爽快だった。
ゴーバス的には、針壊したらあとは任せて先にメガゾード排除を優先するほうが自然だったろうけどね。かっこいいほうが重要なのだ。

■ストーリー
・リュウジもそうだけど、ゴーバスは歳の差を上手く話に落としこんでるのはすごいと思う。おっさんネタ程度ならよく使われるけど、こうきちんとキャラの内面描写につなげられる人は少ない。
働く母親の姿が子供にちゃんと伝わっていたっていうのも、親子向けにはぴったりで良い話だった。ヨーコの母親を通して、ヨーコと陣、二人の内面と関係を描く。ホモが関わらない小林さんは良いのになぁ。

■エネトロン設定について
・今回、あれ?と思ったのは、メガゾードがエネトロンを蓄えていたこと。以前、追尾ビーコンをしかけていたから、てっきりメガゾードはリアルタイムでエネトロンを転送しているんだと思っていた。あのメガゾードが特別だったとも思えないし、あえて貯めこむメリットも見当たらない。なんだか怪しいぞ。

■アバターについての新情報
・今回、判明したのは、
1)アバターへのダメージは元の身体に影響する。(陣のみ?)
2)転送自体にも肉体or機材への負荷がかかるらしい。Jが自分のことを言っていないことを見ると生身のほう限定か。

・これならアバターでもリスクがあるから、ヴァグラス逆侵攻作戦も設定的には問題なく命がけの戦闘ができそうだ。と言っても、その前に陣ダウンの話で解決されちゃうかもしれないが。

次回は久しぶりにエース登場!
しかし戦力的には、ビートと格差があるはず。いったいどういう戦い方をするんだろう?

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