小林脚本… ゴーバスターズ 第20話「5体結集!グレートゴーバスター!」:感想

2012年7月9日
ついに五体合体登場! 台詞からすると亜空間戦専用で普段は使わないようだ。まだまだバスターヘラクレスの勇姿を楽しめそうだ。

■グレートゴーバスター
・キャタピラ移動は当然としても武器まで動かないとは予想外!だけど重厚感があって、あれはあれで良いね。どうせ動けないんだから、あれは正解かも。
ただ槍?が長すぎて見きれちゃって、カットごとの動きが全然想像できないのはマイナス。砲撃型のバスターヘラクレスのパーツ付いてるので砲撃支援に期待したい。

■小林脚本の悪い癖再び
・番組的にはグレートゴーバスターがメインなはずが、どう見てもヒロムの内面描写がメイン。それは良いんだけど、ヒロムの弱さの自覚をグレートゴーバスター活躍に関連付けてないのが大問題。戦闘を異常に軽視する小林さんの悪癖はいつになったら改善するのだろう。

・ストーリーやキャラを深く描こうとするのは良いことだけど、そのために始めから番組に組み込まれている戦闘シーンを異物として排除するのはどうかと思う。せっかくスタッフさんが設計図とか小道具にかなり力を入れて作ったのに、あれじゃ可哀想だよ。

■亜空間について考えてみる

・マサトの説明と状況描写からすると、
1)亜空間内では重力や摩擦が多いような状態で人間でもロボでも動きが制限される。
2)ゴーバスターオーでもまともに戦えないほど強力である。
3)人間は生存は可能だが身体が重く、呼吸にも支障をきたすほどである。
ここでいくつか疑問が浮かんでくる。

・メガゾードやバグラーはその亜空間内で自由に動けているのになぜバスターズより弱いのか?
グレートゴーバスターの例から、単純にエネルギー量や出力で克服してるとするとヴァグラスはもっと強いはずだ。Gゴーバスターが亜空間戦に特化しているように彼らもそうなのだろうか?
ひょっとしたら寄生型メガゾードが強いのは設計図のおかげだけでなく、亜空間突破は寄生先に頼り、その分を地球上での戦闘力に回しているおかげなのかもしれない。

・ヴァグラス本拠地は亜空間なのか?
今回の描写からすると人間が長期間まともに生存するのは不可能だ。ましてやマサトのように逃亡生活を送りながら開発を進めるなんて有り得ない。それを考えると建物のある陸地部分は影響が弱い。あるいは無いと思われる。これならヴァグラス逆侵攻作戦時の生身アクションもできそうだ。

・ビートル&スタッグビートル
毎回亜空間を突破して地球に来ている二体。常識的に考えれば今回の作戦はバスターヘラクレスで充分攻略可能だったことになる。しかしやらなかったということは、できないと考えるのが自然だろう。二体には亜空間突破能力はなく、発進時に使っている装置で補っているのだろうか。終盤で地球にも作ってヴァグラスへの反撃に使われそうだ。15話でマサトが強奪した大量のエネトロンはそのためか。


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