『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第34話「なつみミーツミー」:感想

2022年10月23日
■雉野はクズ
・ショッキングな展開でも何でもなく、「知ってた」という以上の感想が特にありません。そりゃ雉野だったらタレコミくらいするでしょう。殺人犯を野放しにしてきたんだからこれくらい当たり前だと思います。次はナツミを拉致監禁して「君はミホちゃんなんだよ!」と言いながらレイプですかね。
そもそも論として獣人が謎であり、ナツミもだいぶ都合が良い存在に見えるので獣人が作った生き餌であってナツミかミホかという二択自体がナンセンスなんじゃないかと疑っています。一年間の約束もまるで果たされないままですし、ナツミとミホが同じ身体だとコピーがどういうことかも謎です。わかってる点のほうが少ないから考えようがありません。

・この先にやることがあるとすれば「イヌブラザーとキジブラザーとしては仲が良いのに生身だと険悪」みたいな裏表なんですけどバトルの存在感がないからあり得ないんですよね… 今までにあった戦闘中の犬と雉の関わりなんて一つも思い出せませんもの。
犬塚も雉野も獣人などファンタジー設定を土台にしてるから何がどうなるか予想のつけようがありませんし、どうなってほしいという期待もないので楽しさが湧いてくる余地を感じません。

■相変わらずあっさり
・ソノイのタロウ化はおでんを食べたら解除されたようでした。
こちらも雉野と同様に「それでどうなるの?」という疑問が解消されないので面白い展開には見えませんでした。タロウ味のソノイが出涸らしのソノイに戻っても意義を感じません。
そもそも「タロウとおでんを食べた」というシチュエーションに反応しない点から考えるとタロウのような傲慢な性格が引っ込んだだけで元のソノイに戻ったわけではないのだと思います。
 *と思っていましたが東映公式に「そしてもう一つの大きなトピック!ソノイ(青)、完全復活!!!!!」と書かれていました。

・ともあれ、あっさり治るってことは急にまたタロウになってもおかしくありませんし、井上の性格からすると突然俳句を読んだり漫画を描いたりしてソノイを玩具にしたがるだけな気もします。

■ゴールドンオニタイジン
・バトルが無いも同然なので新形態が出ても特に変化はありません。見た目もオニタイジンのマイナーチェンジなので強化形態というより一昔前の「最強形態が出た後に1話だけ登場する初期ロボの新しい換装形態」という印象です。

・アクションはCGじゃなくてキグルミだったのでいつもよりマシでしたがですが、動きづらいので動きのバリエーションは出せそうもありませんでした。


次回は捕まった犬塚や雉野に獣人を交えた話になるようです。
ただの説明回、にすらならないんでしょうね。井上だからむしろ登場人物すら「何だよ、それ?!」と呆れるような理屈を並べて茶化す気がします。


コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。