■虚無は続くよどこまでも
・今回も予想どおり内容の薄い時間稼ぎでした。
チェイスはエターナル同様に誰でもいいモブ怪人扱いでしたし、士の死もすぐ生き返るし死んだ意味もない無駄展開でした。ラスト3話にふさわしい内容なのでしょうね。私も”ジオウには”ふさわしいかもしれないと思えてきました。

■まだまだ増えるよ謎設定
・「この世界が消えるなら他の世界を全部消せばこの世界は残る」
病人が他の人を皆殺しにしたところで病気は治らないと思うのですが何がどうなっているのでしょう? スウォルツたちの世界が消える理由がわからないから考えようがありません。普通の作品だと「存在するために必要なエネルギーを奪う」とか「消える運命を押し付ける」とかそういう理屈付けをするんですけどね。

・それにそもそも「歴史が変われば未来も変わる」はジオウ世界での常識だったと思うのですが… スウォルツたちの世界もソウゴの世界の延長線上にあるなら消えるのは当たり前だと思います。

・ソウゴが未来の世界が消えることに驚いていたことも理解不能でした。
白ウォズで経験済みのはずですし、そもそも「オーマジオウの未来」を消すために今まで動いてきたはずです。なぜかゲイツたちが消える話は出てきませんでしたが、それならソウゴが未来を変えようとゲイツたちが消えないようにスウォルツたちも消えないと思います。世界のつながりと因果関係が全く理解できません。

・「ウォッチが壊れると『ライダーがいない世界』の歴史に書き換わる」
根本的に理解できません。ジオウやアナザーライダーが成り代わったからオリジナルのライダーは消滅したのであり、ウォッチが無くなったらオリジナルが復活するのが筋だと思います。仮にライダーがおらず怪人が跋扈する歴史になったなら対抗手段がないのですから世界征服されたり文明が崩壊していないと変だと思います。「歴史が遡及して書き換わる」という基本設定を無視しているように見えてなりません。
スタッフは意味なんて考えてないでしょうがここで出てくるのが”魔進チェイサー”というのも最悪でした。チェイサーは”仮面ライダーの”プロトドライブが改造&洗脳された姿なのだから仮面ライダーがいなかったらチェイサーは存在するはずがありません。
たぶん「時空の乱れ」で解決したつもりなのでしょうが説明になっていないのでダメです。それをやるなら最低でも何が乱れて何が乱れていないのか、原因と対策も提示しないと成り立ちません。


・アクアとウールの死を忘れるソウゴ
設定どころかキャラもめちゃくちゃでした。
「子供を殺すなんてダメだ!」とか言っていましたけど、あそこでスウォルツを殺せば歴史が変わってアクアもウールも死ななくて済むはずなんですけどね。そもそもこれまでスウォルツと対話を試みた形跡もほとんどありませんし。話しをしたことも「どういうことだ? 説明しろ」ばっかりですよね。「未来では殺すつもりだけど子供の時点で殺すのはダメだ」なんて偽善だと思います。
個人的にはばりばり攻撃してきた時点であれは純粋な子供スウォルツではなく大人スウォルツの影響下にあるので実質大人スウォルツだとみなします。敵が過去にまで干渉しているのにこちらは手を出さない理由は特に無いと思います。結局、中途半端な態度のせいで士が死にましたし。殺す気ないのはともかく味方を守る気もないとは大した王様です。「まさか攻撃してくるなんて思わなかった」と言える状況ではなかったと思うのですが。

・アルピナの前でぺらぺらしゃべるスウォルツ
あの世界は時間軸としては未来であり、スウォルツやアルピナには直接影響すると思うのですが何がどうなっているのでしょうね。普通に考えたらあの後、子供スウォルツはアルピナに「私を消すってどういうこと!」と詰問されるし、下手すると「消えるのはお前だ!」とアルピナに逆襲されてタイムジャッカーの存在が消え、ジオウの話が丸々無かったことになりかねないと思います。

・ジオウは時間を戻せないがアナザージオウ2は戻せる
アナザージオウ2はジオウ2のコピーだから時間を戻せるのだと思っていましたがオリジナルの能力だったようです。人の命を弄ぶソウゴなんているはずがありませんね。ツクヨミが殺そうとしたのもアナザージオウだったに違いありません。


次回はオーマジオウとトリニティで戦うみたいです。本当に意味がわかりませんね。
スウォルツを倒せないからオーマジオウを倒すのだとしたらアホくさ過ぎです。「オーマジオウに勝てないからウォッチが集まるまで待つよ(自分から探す気はない)」から「スウォルツには勝てないからオーマジオウを倒すよ!」だなんてわけがわかりません。時間を遡って過去のスウォルツを倒したらいいんじゃないですかね。いくら設定改変しようがさすがにタイムマジーンが過去に行けない設定は不可能なはずなのですが。