『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』 第34話「伝説の銃」:感想

2018年9月30日

【ストーリー】

・いつもながら魁利の話は面白いですね。
今回も魁利のコンプレックスが話の要になっていました。快盗は真っ当とは言えない存在だと思います。しかし使命を果たす中で個人的な意義を見出していくのは私は良いことだと思います。自分を犠牲にするだけでは正義の味方も虚しいですからね。
今回の一件が魁利にとって客観的には良い後押しになったのか悪い後押しになったのかはまだ不明ですが成功でも失敗でも最終的には魁利にとってプラスに働くといいなと思いました。

・警察側に良いところがなかったのは残念でした。
後半のバトルも巨大戦も出番がなく、やられ役のみでした。今回は快盗と警察のバランスが悪かったと思います。

■ルパンの思惑
・初代アルセーヌルパンの人柄はこれまで特に描かれてきませんでしたが、今回の感じだとあまり善良なタイプではなさそうですね。
あの罠は善良な人ほど突破できず、悪人ほど簡単に突破できる罠のように見えました。「そもそも心に影がない善良な人物には反応しない」みたいな抜け道がないとしたら、罠を仕掛けたルパンの思惑が気になります。ルパンも魁利のような屈折した人格で、自分のような人物が来ることを期待していたのでしょうか。


【アクション】

■ルパンマグナム
・巨大化した敵まで倒せるのはやり過ぎではないかと心配になりました。
「マグナムで倒せばいいじゃん」というツッコミは避けられず、真面目にやるには今後のバランス取りが大変そうです。

・ストーリー上の都合を除くと素直に強そうでかっこよかったです。
巨大ロボをセットとして使うのは戦隊では珍しいことでした。こういうのはスケール感が出てやっぱり良いですね。ルパンレッドが倒すのも「外側(ロボ)よりも中身(登場者)が重要」という感じで個々人にスポットがあたっているルパパトにぴったりだと思います。


次回はマグナムのロボモードが登場するようです。
それは予想の範囲内だったのですが、かなり動けるっぽいことにはときめきました。ニンニンジャーのシノビマル以来の動ける巨大戦を見れそうです。かなり動きが機敏だったので最初はゴローダーGTみたいな等身大サイズにもなれるタイプかと見間違えました。セットのスケール感からすると雑魚敵が巨大化してるだけっぽいです。  どんなかっこいいシーンが見られるのか今から楽しみです。

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