【ストーリー】

■説明されても理解できない
・作中の出来事がだいぶ説明されているはずなのに理解できませんでした。私の理解力には困ったものです。

・公式回答としては

 ジオウ世界のルールが、よくわからない!というアナタにおすすめなのが、補完計画2.5話「世界のルール」です。 

なのでしょうね。「詳しくはWEBで」ならぬ「詳しくは『TTFC限定コンテンツ』で」です。
この手の商法はライダーでは前からやってることですがどんどん本編への食い込み具合が増していきますね。個人的には「見てもわからないなら本編自体も見なくていいかな」という気分のほうが増していきます。この商法は上手くいっているのでしょうか。
私は見る気がないので無視して見てない立場からの自分なりの感想を書いていきます。

1)アナザービルドが死なない理由
・過去で戦ってるからどうのとか、謎の分裂などいくつか描写はあったはずだけど意味がわかりませんでした。
思いついた仮説としては
「過去が大本なので現在を変えても『倒された』事実自体が過去で書き換えられてしまうから倒せない」
という話なのかと思いましたがこれだとキリがないですよね。

・ジオウがライダーを受け継ぐ云々という話からすると、「アナザービルドはビルドとして扱われているので『ビルドというライダーがいた』という歴史に合わせて修正力が働くため倒せない。しかしジオウがビルドを受け継いだことでアナザービルドが倒れても別のビルド=ジオウがいるから修正力が働かない」という話だったのでしょうかね?
これだと今度はジオウがビルドだから倒せないという話になってしまいそうですが。 

2)過去を変えても未来は変わらない
・それはそれでいいんですが、それだとソウゴがオーマジオウになる未来も変えられないと思うのですが大丈夫なのでしょうか? 私にはツクヨミやタイムジャッカーの行動原理の根幹が崩れそうに思えます。

・映像もわりと意味がわからないところがありました。
最初のゲイツとのバイクシーンでカットごとのつながりがよくわかりません。3回くらい巻き戻して見直してみましたがやっぱりわかりませんでした。
「まっすぐな道でゲイツが横に並んで手のひらを広げる→カーブでジオウが急ターンしてゲイツを引き離す→その後ジオウがガードレールの下に隠れてやり過ごす」というシーンが違和感の塊でした。 
「ゲイツが手のひらを広げたのは何だったの?(掴もうとした?)」
「 急にカーブに場面が切り替わったんだけどこれシーンつながってるの? それとも時間経過が省略されてるの?(その場合ゲイツの手のひらは何だったの?)」
「見つからずにやり過ごせるほどどうやって距離を開けたの? (見晴らしけっこう良いよね?)」
などなど、映像がめちゃくちゃなように感じました。

■主人公の言動
・いきなり説教が始まって戸惑いました。えぇっと、そういう人物なのでしょうか? 人となり自体がまだわからないので話についていけません。
ツクヨミもてっきり前回の時点でソウゴは良い人と思っているのかと思っていましたが、今回「ジオウが私たちを助けるなんて…」とか言い出して更に混乱しました。主人公が良い人扱いなのかそうでもないのか、それすら把握できません。

・これはもしかしてスタッフは前回でもう主人公のキャラ説明を終えたつもりになっているパターンなのではないかと不安が急上昇しました。今後ますます話についていけない予感がビンビンします。

■ゲイツのベジータ化
・次回予告でジオウの横に並んでいた時点でまさかとは思っていましたが早かったですね…
そもそもが「50年前だと同一人物だろうが別人同然じゃない?」という当たり前の事実に基づいているため反発しようがありません。ごねるほうが頭がおかしいでしょう。

・いきなりキャラ設定が完結してしまいましたが今後ゲイツに新たな役どころが与えられるのでしょうか? 無駄に突っかかってくるだけのウザいキャラにはならないでほしいです。

■別人のような本人と本人のような別人
・さすが下山さんだけに戦兎たちの描写が凄まじかったです。
特に本物の戦兎が戦兎っぽくなくて、この世界では別人のはずのツナギーズ大好き葛城巧のほうが戦兎っぽかったのはすごかったです。相変わらず独特な解釈ですね。
ビルド本編を見た結果が「戦兎は他人と龍我の仲が良いと『ちょっと妬けるなぁ』とかつぶやく人物」になったようです。あ、はいとしか言いようがありません。前回で未来人や技術に興味を持っていたのは何だったんでしょうね? 
個人的にはあの状況なら「ラブ&ピース」やヒーローなどとしたり顔で語りだすのが戦兎だと思います。


【アクション】

■ライダーらしい動きとは
・冒頭のジオウとゲイツの戦いは「これのどこがゴーストらしい動きなのだろうか?」と疑問に感じました。しかしすぐに「そういえばそもそもゴーストらしい動きなんて無かったわ」と気づきました。だからジオウには何も問題はないですね。

・一方、アナザービルドとの戦いで幽霊みたいな空中浮遊をしたときは「そういえばこんなのあったな」と思いました。
でもこれゴーストの最序盤しか使ってないんですよね… ビルドのバネやキャタピラを使った動きも同様で「序盤のビルドっぽい動きをするアナザービルドと無個性な本物のビルド」という構図に辛さを感じました。ジオウのビルドフォームも当然誰だこれ状態でした。ビルドといえばドリル、そんなイメージは誰も持っていないでしょう。
むしろドリルというとフォーゼのイメージがするんですが大丈夫でしょうか? 今のライダースタッフなら平然とフォーゼでも似たようなドリル攻撃をしそうな気がしてなりません。

・ジオウとしても過去シリーズの模倣としても何も問題はなかったのですが、問題がないこと自体が悲しくなりました。個性が欠片もありません。近年のライダーのアクションの問題が凝縮された光景だったと思います。


次回は今度はエグゼイドが出るみたいです。
ついで程度にゲイツがドライブと思われるフォームになっていました。今回のゴーストといい、どうやら直近のライダーなど一部のライダー以外はおまけ以下の扱いになるようです。作品側から「そこはやる気がないから気にするな」と全力アピールしている感じなのでここは期待しないほうが良さそうですね。