『HUGっと!プリキュア』1~6話:感想
『HUGっと!プリキュア』を1~6話まで見終えた時点での第一印象です。
■一言で言うと
・良くも悪くも「プリキュアらしいプリキュア」という印象です。
楽しく日々の生活を送り、妖精(赤ちゃん)を守るために悪いやつらと戦い、個人的な悩みや将来のことを考えていく。プリキュア定番の要素で話が作られていて、近年のプリキュアでよくあった「別の要素を足す」タイプとは真逆の保守的傾向が見受けられる作品です。
・良く言えば安定感がある、悪く言えば代わり映えしない。そういう印象です。
ここ数年は変化をつけようとしてあっちこっちにフラフラしてきた経緯があるのでこれが良いことなのか悪いことなのか何とも判断がつきません。
・最近は個人主義が行き過ぎて何のために戦ってるのかわからない、バトルが要らないように見える作品のほうが多かったので原点に立ち返ることは個人的には良いことではないかなと考えています。
■育児要素
・ハグプリのメインモチーフの一つは「育児」のようです。
育児要素に関しては思ったよりもちゃんとやっていると思いますし、まぁこんなものだろうと思うところもあります。
育児はそんなに派手なものじゃないから仕方ないと思います。リアルに特に何もない日常を描いても面白くないでしょうし、教育的な描写にもならないでしょう。 ターゲットである未就学児に「赤ちゃんを育てるには楽しいこと以外に苦労や工夫がいることも何かあるらしい」程度に伝われば充分ではないかと思います。
・もう一つの要素に見える「お仕事」に関しては6話でようやく触れた程度でまだ何とも言えません。
今のところはお仕事に関してはあまりやる気がないのかなという印象です。お仕事要素は6話でようやく登場したのに、担当の脚本家はシリーズ構成の坪田文さんではなくローテーション陣でした。内容も育児要素まで半端に混ぜられていて、シリーズ構成の担当でないせいかいまいちでした。
・「育児」と「仕事」を並べると、「育児も仕事も両方こなす、働くお母さん」を連想するところもありますが、今のところはそんな話では全然無さそうです。育児は育児、仕事は仕事で切り離されている印象です。
■ストーリーで個人的に気に入った点
・ストーリー上で重要でない場面で共感できるフレーズがあることが個人的には気に入っています。
・いろいろ知っている委員長に対して主人公が「頭が良くてすごいね」と無邪気に褒める一方で、委員長は「わからないことがあったらその都度図書館やネットで検索して調べている。自分で調べて物事を理解することが楽しい」と語る描写がありました。
「頭良さそうに見える人は頭が良いから頭が良いのではなく、疑問に思ったことや知らないことをその都度調べているから頭が良くなるんだよ」と子供に示すことは情操教育としてはとても良いことだと思いました。
・怪我でフィギュアスケーターを挫折してグレた同級生を応援しようとする主人公に対して、大人で妖精ポジションのハリーが
「もう充分がんばっているやつに『頑張れ』と言うのは酷だ」
と言ったりもしていました。
・どれもストーリー上で重要なシーンではありませんが、個人的には共感できる内容で良かったです。
できればただの標語で終わらせずに作中の登場人物を通して地に足の着いたお話にしてくれることを期待したいです。
■デザイン
・変身前が可愛いです。さすがスマプリの川村敏江さんです。
黄色の”ほまれ”や青の”さあや”が可愛いのは予告の時点で既に思っていたことですが、ピンクの主人公の”はな”も実際にストーリー上で見ていると可愛く見えてきたのは意外でした。作中でも「前髪切りすぎた」扱いの特徴的な髪型をしていますが、はなの性格を表していて似合っていると思えてきました。
・プリキュアもデザイン自体は良いと思うのですが個人的には苦手なほうです。
やっぱりまつ毛がケバケバしく感じます。そのせいでキャラデザに準拠したちゃんとした作画のときよりも、あっさりめなときや原画マンの手癖が出ているときのほうが見やすく感じてしまいます。
■アクション
・今のところは良い感じです。特殊能力は必殺技以外にはない、シンプルな格闘戦ですが見応えがあります。
ここ二年はもうダメかと覚悟しつつありましたが、今のところはそれ以前のクオリティに近づきつつあると思います。4話は劇場版並でずば抜けていましたし、他の話数も見せ場になるシーンがちゃんと用意されていて楽しめました。
・全体的にバトルが短めなところはいろいろな意味で気になるところです。
短くしたから質を上げられたのか、アニメーションスタッフのやる気とは裏腹にストーリーを考えてる人がバトルに興味がないせいなのか。今後の方向性に関わる部分だと思うので早めにこの疑問に白黒つけられるとありがたいです。
■全体の印象
・今のところは良いと思います。
アクション、可愛さ、ストーリー。およそプリキュアに求められると推測される要素は過不足無く揃っています。目新しさや派手さは控えめですが、そこは一長一短なので今は評価しがたいです。
・育児要素とお仕事要素のちぐはぐ感など不安なところもいくつかあります。こればかりはこの先を見てみないと何とも言えません。
良いと思ったことを伸ばす方向に行ってくれれば心配ないでしょうし、逆に不安に感じたことを主に取り扱っていくようなら厳しいでしょう。
しばらくは気軽に楽しみつつ様子を見ていきたいと思います。
■一言で言うと
・良くも悪くも「プリキュアらしいプリキュア」という印象です。
楽しく日々の生活を送り、妖精(赤ちゃん)を守るために悪いやつらと戦い、個人的な悩みや将来のことを考えていく。プリキュア定番の要素で話が作られていて、近年のプリキュアでよくあった「別の要素を足す」タイプとは真逆の保守的傾向が見受けられる作品です。
・良く言えば安定感がある、悪く言えば代わり映えしない。そういう印象です。
ここ数年は変化をつけようとしてあっちこっちにフラフラしてきた経緯があるのでこれが良いことなのか悪いことなのか何とも判断がつきません。
・最近は個人主義が行き過ぎて何のために戦ってるのかわからない、バトルが要らないように見える作品のほうが多かったので原点に立ち返ることは個人的には良いことではないかなと考えています。
■育児要素
・ハグプリのメインモチーフの一つは「育児」のようです。
育児要素に関しては思ったよりもちゃんとやっていると思いますし、まぁこんなものだろうと思うところもあります。
育児はそんなに派手なものじゃないから仕方ないと思います。リアルに特に何もない日常を描いても面白くないでしょうし、教育的な描写にもならないでしょう。 ターゲットである未就学児に「赤ちゃんを育てるには楽しいこと以外に苦労や工夫がいることも何かあるらしい」程度に伝われば充分ではないかと思います。
・もう一つの要素に見える「お仕事」に関しては6話でようやく触れた程度でまだ何とも言えません。
今のところはお仕事に関してはあまりやる気がないのかなという印象です。お仕事要素は6話でようやく登場したのに、担当の脚本家はシリーズ構成の坪田文さんではなくローテーション陣でした。内容も育児要素まで半端に混ぜられていて、シリーズ構成の担当でないせいかいまいちでした。
・「育児」と「仕事」を並べると、「育児も仕事も両方こなす、働くお母さん」を連想するところもありますが、今のところはそんな話では全然無さそうです。育児は育児、仕事は仕事で切り離されている印象です。
■ストーリーで個人的に気に入った点
・ストーリー上で重要でない場面で共感できるフレーズがあることが個人的には気に入っています。
・いろいろ知っている委員長に対して主人公が「頭が良くてすごいね」と無邪気に褒める一方で、委員長は「わからないことがあったらその都度図書館やネットで検索して調べている。自分で調べて物事を理解することが楽しい」と語る描写がありました。
「頭良さそうに見える人は頭が良いから頭が良いのではなく、疑問に思ったことや知らないことをその都度調べているから頭が良くなるんだよ」と子供に示すことは情操教育としてはとても良いことだと思いました。
・怪我でフィギュアスケーターを挫折してグレた同級生を応援しようとする主人公に対して、大人で妖精ポジションのハリーが
「もう充分がんばっているやつに『頑張れ』と言うのは酷だ」
と言ったりもしていました。
・どれもストーリー上で重要なシーンではありませんが、個人的には共感できる内容で良かったです。
できればただの標語で終わらせずに作中の登場人物を通して地に足の着いたお話にしてくれることを期待したいです。
■デザイン
・変身前が可愛いです。さすがスマプリの川村敏江さんです。
黄色の”ほまれ”や青の”さあや”が可愛いのは予告の時点で既に思っていたことですが、ピンクの主人公の”はな”も実際にストーリー上で見ていると可愛く見えてきたのは意外でした。作中でも「前髪切りすぎた」扱いの特徴的な髪型をしていますが、はなの性格を表していて似合っていると思えてきました。
・プリキュアもデザイン自体は良いと思うのですが個人的には苦手なほうです。
やっぱりまつ毛がケバケバしく感じます。そのせいでキャラデザに準拠したちゃんとした作画のときよりも、あっさりめなときや原画マンの手癖が出ているときのほうが見やすく感じてしまいます。
■アクション
・今のところは良い感じです。特殊能力は必殺技以外にはない、シンプルな格闘戦ですが見応えがあります。
ここ二年はもうダメかと覚悟しつつありましたが、今のところはそれ以前のクオリティに近づきつつあると思います。4話は劇場版並でずば抜けていましたし、他の話数も見せ場になるシーンがちゃんと用意されていて楽しめました。
・全体的にバトルが短めなところはいろいろな意味で気になるところです。
短くしたから質を上げられたのか、アニメーションスタッフのやる気とは裏腹にストーリーを考えてる人がバトルに興味がないせいなのか。今後の方向性に関わる部分だと思うので早めにこの疑問に白黒つけられるとありがたいです。
■全体の印象
・今のところは良いと思います。
アクション、可愛さ、ストーリー。およそプリキュアに求められると推測される要素は過不足無く揃っています。目新しさや派手さは控えめですが、そこは一長一短なので今は評価しがたいです。
・育児要素とお仕事要素のちぐはぐ感など不安なところもいくつかあります。こればかりはこの先を見てみないと何とも言えません。
良いと思ったことを伸ばす方向に行ってくれれば心配ないでしょうし、逆に不安に感じたことを主に取り扱っていくようなら厳しいでしょう。
しばらくは気軽に楽しみつつ様子を見ていきたいと思います。
私は保守っていうより歴代の作品(特にフレッシュ以降)の上っ面だけ掬って再構成したと言う印象の方が強いですね。
返信削除3話の時点で存在を示唆した4人目(まぁ視聴者の裏を書くと言う意味でも販促的な意味でも実際は5人になるのでしょうけど)のストーリーに尺を割きたいからか単にプリアラで受けたからかは分かりませんが、序盤の割にさあやとほまれにこれでもかと設定盛りまくってるのをどう収拾付けるのかは気になりますね。
少なくともシリーズ構成・メイン脚本家の坪田文氏はほまれを書くのが大好きなんだろうなって言うのは見てて伝わってきました。まぁ前作のゆかりみたいな枠にしたいんでしょうね。
設定ガン積みのさあややほまれに対し、現状「明るくてドジなお子様」以上の何物でもないはながここからどんな描写や掘り下げを経るかは重要だと思います。プリキュアに限らずライダーや戦隊でもそうですが「主役のキャラ」がもたらす波及力は説得力は無視出来ませんしね。
「育児」は様子見ですが、「はぐたん=仮想:人間の赤ん坊」と言う図式で配置してるにも関わらず、最新話でハリーが目を離した隙に幼児に誘拐される(幼児が叱られるどころかその母親は最後まで娘がはぐたん(=赤ん坊)を連れ出したのを気付いていない)。・飛び跳ねたはぐたんが通行人のバッグに入ってしまい連れて行かれる(通行人は呼び止められるまではぐたんに全く気付かないし気付いても動揺すらしない)と言う絵面をスタッフは完全に「笑えるギャグ」のつもりで描写しているのが倫理観的な意味で気がかりではあります。(そもそも赤ん坊を商品の陳列棚に置いてる時点で正直ハリーもどうかと思いますが…)。
数字(視聴率・玩具売上・興業収入)的な観点でみると「ストーリーやバトルを軽視しても見た目派手なプリキュアが大勢いれば大成功」と言う図式をプリアラが建てた上で“保守的”なハグプリがどういう独自色を出してどう着地するのか…しばらく静観したいと思います。
>設定ガン積みのさあややほまれに対し、現状「明るくてドジなお子様」以上の何物でもないはながここからどんな描写や掘り下げを経るかは重要だと思います。
削除プリキュアの主人公が序盤の通常生活において他のメンバーより能力や人物評価で劣るのは、私はむしろそれがスタンダードだと思います。あてはまらないのは初代とSS、ドキプリ、まほプリくらいだと思います。
>スタッフは完全に「笑えるギャグ」のつもりで描写しているのが倫理観的な意味で気がかりではあります
これは何とも言えないところです。描写として不適切な部分がある点は同意します。
しかし、たとえば本気で誘拐寸前の描写や車ではねられる寸前の描写を入れようとしたら「こんなの見ても全然楽しくない」とNGを出される可能性が高いと思います。NGを出されずに描写を入れようとするとコミカルになるのはよくあることだと思います。私はコミカル風にしてお茶を濁す以上にマシなアイディアが浮かばないので肯定もしませんが否定する気にもなりません。
こんにちは ボクもこの作品をとても楽しく見ております
返信削除現状的にはそちらと同じように共感の出来るプリキュア達でとても楽しく見ております
中でもお気に入りなのは4話ですね 作画とか演出がとても 中では
地味とかこれか?って思いますが 梅橋先生のオシマイダーが自我を見せた所です
まぁこういうのは後からはやらないと思いますが 鳩プリを思い出して泣けてきました
しかし戦闘がいまいちです まぁプリキュアの戦闘は大体
プリキュア突っ込んで攻撃→敵の反撃で吹っ飛ぶ、倒れる→もう諦めろよーとか敵幹部が
言うが諦めないぜッと言って立ち上がって再び反撃→浄化技で〆が
とても多いです そういうのは姫プリではとても楽しめたんですが
従来とは違って現状浄化技はエールしかもってない事です
これは流石にいけないかと私は思うのです
はなの個人回ならそれは別にいいんです でも他の二人 後から増えるプリキュア達個人回で
エールの必殺技で終わりは嫌だと個人的に思います 全員に浄化技を持たせ
花を持たせた方がいいのにと アンジュ、エトワール誕生回で思いました
アンジュはバリア、エトワールは拘束技 連携技として使うなら良いですが
何だかおまけ必殺技みたいで もしエールが必殺技を打てなくなる状況になったら
お前らどうすんだよって思う エールありきの戦闘で少しトゲパワワが溢れています
ラーマドルジルさん、こんにちは。
削除>梅橋先生のオシマイダーが自我を見せた所です
私は触媒にされた人間の意識があったことに驚きました。オシマイダーは「クライアス社が作ったロボットのようなものに、触媒になった人のトゲパワーを注入したもの」というイメージだったので被害者の現在の意識まで反映されたことが意外でした。そういうことも起きるものなんですね。
>浄化技で〆がとても多いです
多いですね。できればパターンを増やして欲しいです。
ハグプリは今のところエトワールの拘束技が入っている分だけまだ良いほうだと思っています。
>はなの個人回ならそれは別にいいんです でも他の二人 後から増えるプリキュア達個人回でエールの必殺技で終わりは嫌だと個人的に思います
私は最低限理由があったらなぁと思います。
たとえば「アンジュは『守りたい』という意識が強かったから防御系の技、エトワールは『人をつなぎたい、支援したい』という意識が強かったから拘束系の技になった」とか、そういう理由があればエールしか浄化技を持っていないのだから仕方ないと言えたと思います。
個人回にしても「なぜエールで倒すのか?」という疑問点に答えられる話の持って行きようはあったと思います。
“はな”の(現時点での)最大目標である「イケてる大人のお姉さんになる」と言うテーマがあまりにも漠然とし過ぎてるので、「(そこ(=イケてる大人の女性に)に至る(=なる)為に何(=自分の長所短所)をどうしたいのか/はなと言うキャラをどう動かしたいのか」って言う所が、部分的なレベルですら現状全く伝わってこないのはちょっと気になってますね。
返信削除別に今すぐ何をどうしろって言うわけでは無いのですが、「何を目標にしてるのか」「その為に何をがんばるのか」って言う具体例くらいはこの先提示出来ないと正直あまりに「野乃はな」と言うキャラが空虚になってしまうと思います。ゴープリのはるかも「絵本の“花のプリンセス”の様な素敵なプリンセスになる」と言う凄まじく抽象的なテーマ背負ってましたが、一応(プリンセスパッドの販促込で)ほぼ毎週色んな習い事やってて「目標に向かう努力」は描写してましたし。
ここまでの話を見た上であえて穿った言い方してしまうと、ベッドの試用でゴロゴロしてはしゃいだり、自分からやると決めた職業体験も途中で放り投げてはぐたん探しして結果お店の人に迷惑かけるだけかけるのが「イケてる大人の女性」なのか?って話になってしまいますし、そうなっちゃうと現状のはなをだらしなさを1から10まで徹底的に指摘するキャラを出してそこからはなを訣別させるしか方法が無くなってしまうかと思います。
キャラに関して言えば全体的に「取り敢えず属性だけ持って使える奴だけ拾っていく予定」と言う印象はあります。
戦闘に関しては去年一昨年同様に「この作品ならでは」と言う独自性はあまり見られないですね。
4話が動いてて、各所で持ち上げられもしましたがトータルで見ると結局4話の作画監督だけ張り切ってたってだけの様ですし。
上の方も指摘されてますが、「ハートフェザー」「ハートスター」それぞれに浄化能力を持たせてないのは気になりましたね。
近年の初期メンバー個別技で、最初から浄化能力無かったのはキュアロゼッタの「ロゼッタウォール」くらいでしたけどあれみたいに「浄化能力を持っていない事で生まれるキャラの葛藤」を描く予定なのでしょうか?例年通りだと3月末~4月上旬で共通武器出て来ちゃうので、そこに踏み込む時間的余裕があるとは思えませんが…。
最後に凄まじく細かい所なんですが、名乗り口上の「輝く未来をー!抱きしめて!」の「をー!」以降の間延びが毎週見てて気になるんですよね。変身バンクの「はーぎゅー!ぎゅー!!」も3人やられると正直微妙です。
>「イケてる大人のお姉さんになる」と言うテーマがあまりにも漠然とし過ぎてる
削除私はそこはまだ判定する段階にないと思っています。
ターゲット層が未就学児ですから、「小学生未満の子供の夢とはどんなものか?」と仮定したときに具体性が無い夢であることは少なくないと私は考えます。そういう点ではむしろ具体性のない曖昧な夢のほうがターゲット層に合っていると考えることもできると思います。スタッフにそういう意図があるのかは知りませんしそれが面白いのかもわかりませんが、そういう試みだったとしたら反対する気も特にありません、
この仮定が適切であるのかも含めて、私は作品の方向性を観察している段階です。
>ゴープリのはるかも「絵本の“花のプリンセス”の様な素敵なプリンセスになる」と言う凄まじく抽象的なテーマ背負ってましたが、一応(プリンセスパッドの販促込で)ほぼ毎週色んな習い事やってて「目標に向かう努力」は描写してましたし。
これはバイアスがかかっていると思います。
プリプリは確かにそういう内容を掘り下げて描けていましたが、それは何話も経ってからの印象だと思います。プリプリの6話と言えば3人がようやく集まった次の回であり、匿名さんの内容として語っているレッスンを始めた話数です。構成としてはハグプリも全く同じと言っていいと思います。
プリプリの6話の時点で既に「はるかの夢には具体性がある!」とご自身が確信していたか、改めて考えたほうがいいと思います。
>そうなっちゃうと現状のはなをだらしなさを1から10まで徹底的に指摘するキャラを出してそこからはなを訣別させるしか方法が無くなってしまうかと思います。
これも何とも言えないと思います。「自戒」という手もありますから。
序盤から漠然とした目標を追っていく姿を描いた後に、ふとしたときに「自分の考えは甘かった。もっと真剣にならないといけないんだ」と気づく。そんな展開があるのかもしれません。こういうやり方をするつもりだとしたら、現段階でダメな描写を入れておくのは説得力や感情移入のしやすさが増してむしろ良いことだと思います。
この先の展開や方向性が大きく関係する内容なので今は何とも言えないと私は思います。
>あれみたいに「浄化能力を持っていない事で生まれるキャラの葛藤」を描く予定なのでしょうか?
私はやらないだろうと思っています。
2人とも「なんで私はできないの?」なんて無いものねだりをするタイプではないと思いますし、「なぜ攻撃性のない能力になったのか?」という話をするなら初変身から初戦闘までの過程で触れるのが適切なタイミングだと思いますので。
>名乗り口上の「輝く未来をー!抱きしめて!」の「をー!」以降の間延びが毎週見てて気になるんですよね。変身バンクの「はーぎゅー!ぎゅー!!」も3人やられると正直微妙です。
私もその辺は苦手ですね。好みの問題だと思うので特に触れませんが。
変身シーンは元々冗長なところがあると思っているので、間に合いの手が入ると余計に長く感じます。
変身完了後の名乗りに関しては、声優さんの実力によるところが大きいのではないかと考えています。
エトワール以外の2人はあまり実績のない新人さんのようです。そんな2人には荷が重く、台詞を決めたスタッフも予想できない不幸な事故だったと思っています。もしもベテランが演じていたら、だいぶ違った印象になっていたと思います。
個人的に今回はかなり微妙です
返信削除主人公はなに魅力を何も感じられません
明るくてドジで表情豊か。そう書くとはるかやいちかと同じように見えますがはなは二人と決定的に違うところがあります
人を思いやり物事を正しい方向へと導いていく善良さがはなには何も備わっていないのです
地頭が悪くて察しが悪く言動もめちゃくちゃ
悪ガキがいたら睨みつける
そういう人物として描かれています
はるかやいちかはそういうことまずしないですね
なぎさや響のように欠点を書き出して成長させていくシルバー王女タイプならまだいいです
この場合、その子らの成長を基点に話を作るわけですが、はなの内面描写は7話まで完全に放置されています
これはハッキリ言ってめぐみやみらいと同じパターンに陥ると思います
>人を思いやり物事を正しい方向へと導いていく善良さがはなには何も備わっていないのです
削除私ははなはそういう特別性の無い人物として今のところ描かれていると思いますし、「物事を正しい方向へと導いていく」なんて啓蒙主義を感じたこともないので、みかんさんがそう感じないのは当然のことではないかと考えます。
>はるかやいちかはそういうことまずしないですね
こちらも同様で、人物性が異なるから当然だと思います。
はるかもいちかも「既に夢を持っている人物」です。それに対してはなの夢は漠然としていて、「『私には夢がある』という夢を持っている」程度の目標のように見えます。具体的に何をしたいか決めている人物と”何か”をしたいと思っている人物では成熟さに差があるのは当たり前のことだと思います。
スタッフの側が「はなは大きな夢を持った立派な人物です!」なんて持ち上げない限りは、私は「何かしたいと思っているが具体的には特にビジョンのない主人公が様々な経験を経ることで具体的な夢を抱き、夢に近づいていく物語」であろうと想定して見ていくつもりです。
みかんさんが最初から「こういう物語が見たい」と決め打ちで行くおつもりでしたらハグプリが適しているとは思いません。私は異なる方向性だと思います。
こんにちは。
返信削除「1年物なので序盤はある程度キャラ立てしてくれればいい」と言うスタンスで見てはいるんですが、それを差し引いても場当たり的な属性を立たせることがメインになってて肝心の各キャラの芯が薄く見えてしまってる部分があるように思います。
4話と8話(いずれもシリーズ構成担当回)で「はなの応援=本人の自覚無くいたずらに重荷を背負わせて相手を傷付ける物」と問題提起していながら肝心のはなの自覚が「誰でも出来る応援」と言う部分に論旨が摩り替わって更に「気にしない気にしない」でオチを付けたのは正直釈然としないです。
まぁここに関してはまだまだ引っ張りはするんでしょうけどね。
ただ現状提示されてるメイン要素(育児・職業体験)と各キャラの要素とバトル要員を各回のゲストに依存してるスタイルが1話25分あるかどうかの尺でやるには明らかに過剰過ぎるなぁ…と。
例えるなら1リットルの容器に6リットルの水を入れようとしているのが現時点の最大の課題・問題点と感じます。
個人的な意見ですが、登場2回目でシュールなギャグアイテムと化す位なら職業体験は思い切ってハリーの店の手伝いに留めるべきだったかと。
学生生活して育児して職業体験して敵と戦って夢を探してマスコットの店手伝って各回ゲスト(と言う名の被害者枠)と絡んで…と歴代でも屈指のせわしない日常を過ごしてる作品がどうオチを付けるのかは楽しみではあります。
匿名さん、こんにちは。
削除>4話と8話(いずれもシリーズ構成担当回)で「はなの応援=本人の自覚無くいたずらに重荷を背負わせて相手を傷付ける物」と問題提起していながら肝心のはなの自覚が「誰でも出来る応援」と言う部分に論旨が摩り替わって更に「気にしない気にしない」でオチを付けたのは正直釈然としないです。
これはまだ過程だろうと私は考えています。
順当に行けば「疑問に思いつつも軽視した結果、落とし穴にはまる」という挫折展開だと思います。失敗を軽くしたいなら、第二のハナのような人物を出して他人として客観視することで自分の愚かさに気づくパターンでしょうか。
>ただ現状提示されてるメイン要素(育児・職業体験)と各キャラの要素とバトル要員を各回のゲストに依存してるスタイルが1話25分あるかどうかの尺でやるには明らかに過剰過ぎるなぁ…と。
私は全ての要素を続けるとは思っていません。
従来のプリキュアシリーズでは育児要素は遅くとも2クール目中には消えがちですし、お仕事要素も初期の玩具にしか関係ない場合は2クール前に消えることが多いでしょう。育児やお仕事をメインモチーフとして掲げているように見えるハグプリはどこまでやり、どの程度掘り下げるのかに注目しています。
要素で気になるのはお仕事要素とキャラクターがあまり合わないように見える点です。
サアヤとホマレは既に女優とフィギュアスケートという夢を固めつつあるように見えますし、ハナも応援したいという方向性を主軸に動いています。「いろいろなお仕事を経験する」ことと各キャラの具体的な夢は対立する存在に私には思えます。お仕事を主軸の一つに据えるならこういうキャラクターは生まれないと思うのでスタッフの意図が気になります。
こんにちは。私ははぐプリが好きで毎週視聴しているのですが、2つだけ疑問に思っていることがあります。それは戦闘描写の少なさとクライアス社の描写の少なさです。まだ8話なので序盤ということもあるかと思いますが、戦闘は毎回50分を過ぎてから始まることが多いと思いますし、クライアス社の描写も平均して1分30秒くらいで終わっているかのように感じられます。私は今年はクライアス社に魅力を感じているのでもう少し尺を増やしてほしいなとは思っていますが、今の時期はプリキュア達の紹介に重きを置いて本格的に敵の描写が出るのはまだ先なのかなーと疑問に思っています。
返信削除ショコラファンさん、はじめまして。
削除>戦闘描写の少なさ
戦闘は少ないというか短いですね。
私は最近のプリキュアは作画も演出も悪くなっていると思っているので、短くすることでクオリティを上げられるならそれも構わないと思っています。酷いままならそれはそれで短いに越したことはありませんしね。
>クライアス社の描写の少なさ
私は少ないほうが適切な構成だと思います。
今作のメインモチーフであろう育児ともお仕事とも関わりが薄いですからね。クライアス社の出番が多いほうが問題だと思います。