『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第24話「夏だ!西洋妖怪ぞくぞく来日!」:感想

2015年8月9日

【ストーリー】

■わりと面白かった
・ストーリー展開とバトルの締めが「お膳立て」でつながっていて、比較的スムーズでした。
特別良いわけではありませんが、いつもはぶつ切れが当たり前なので下山さん水準だと上出来だったと思います。

・今回引っかかった点は風花とお父さんです。
わがまま風花に、父親として無能なお父さんで印象が悪くなりました。お父さんなんて久しぶりの出番なのにあの有り様で残念でした。凪メインとはいえ、扱いが下手だと思います。
同様にまともな反応を見せる天晴も違和感がありました。まともなのはありがたいことなんですけど、自然に見せるにはお膳立てが足りていませんでした。大筋はまずまずでしたが、この辺りはまだまだですね。


【アクション】

■竹本監督
・ガシャドクロ戦は、ドラゴマルとバイソンの合体に剣を使うシノビマルと盛りだくさんでした。さすが竹本監督ですね。
シノビマルはやっぱり良いですね。いつもどおりの戦隊クオリティのきぐるみのガシャドクロと戦うと動きの違いが際立ちます。今回は前半の巨大戦だけでも満足がいく内容でした。最後のフランケン戦が販促ゴリ押しだったのはちょっと残念でしたが前半で凝ったので仕方ないでしょう。



次回は毛利さんが登板するようです。今回の内容の後に風花メインというのは何とも微妙な感じがします。
本編と関わりの薄い回をゲストに任せるのは、正しいリソース配分だと思います。シリーズ構成の下山さんには、手を抜くところは抜いて、力を入れるべきところに集中してほしいです。

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