ゴーバスターズ 第29話「亜空間への突入!」:感想

2012年9月10日
衝撃の展開!、はまた来週でした。今回はヒロムの旅立ち編です。

■ストーリー
・13年という作中の時間経過に重みを感じます。それをニックの面からも支えることで重層的な広がりを持たせる。ううむ、お見事です。回ごとの積み重ねというのはこう使うものですね。

・一つ残念だったのは、これがマスク無しだったこと。ドラマとしてはいいですが、特撮としてはマスク有りでもできないと困ります。

■アクション
・エンターさんのは吹き替えなしでしょうか? かなり良い感じの動きでした。さすがに身体全体を動かすまでは至ってなかったですが、今後も特撮界でがんばってほしい人材ですね。

・久しぶりの一般スタッフ登場。それも戦闘に参加。こういう組織だった行動って良いですよね。特命課は5人だけじゃないと伝わってきます。

・巨大戦はグレートゴーバスターなのが至極残念無念。突進しかできないGゴーバスターでは…

■アバターについて
・予告編とニックの台詞から察するに、アバターは
 1)見た目は別人。
 2)人格、思考などは実在の人物をベースとしている。
模様です。

完全コピーだとすると、ヒロムのお母さんがアレな人になってしまうのであくまでベースなのでしょう。そこが興味深いですね。
エンターさんの野心がコピー元に由来するとしたら、次回メサイア死亡後にアイデンティティクライシスが起こりえます。オリジナルとエンターさん自身、いったいどちらからその野心が生まれたのか。分析家のエンターさんには自分の根源的欲求の正体がわからないのは相当堪えるでしょう。


次回はいよいよメサイア編完?(という名の亜空間予算切れ)
劇場版のCMで見かけたエンターロボも登場。
来週も目が離せません。

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