『罪と罰』 漫☆画太郎による新たなるババア論

2011年10月31日
漫☆画太郎と言えばパワフルなババアだが、『罪と罰』に出てくるババアはいつもと違う気がする。
大きく違う点はババアが積極的にグロセクハラを仕掛けてくることだ。
従来のババアも全裸になったりご開帳するのはいつものことだったがあれはギャグであって、やられた相手もノリノリか、ドン引きかのどちらかで終わっていた。
しかし罪と罰ではドン引きするだけじゃ済まない。
地獄絵図が数ページ、いや数話に渡って続いていく。
今回のババアは性的にもパワフルなのだ。

お婆さんとは一般的に落ち着いていて、弱々しく、放っておけば生きていけない存在として扱われる。
生物としての肉体的な限界ということもあり、性的なこととは全く縁遠い存在だ。
そんなお婆さんが罪と罰では計略をしかけ逆レイプまでしてくる。
エロ(…と本来は言うべきなんだろう)要素まで取り込んだ漫☆画太郎のババアは進化したのかもしれない。

エロ系で考えると大人の女性から積極的にモーションをかけてくるという点では”お姉さん系”と言えるのかもしれない。
いやそもそも大人、っていうか婆さんじゃないかという点は置いておいて。
1巻でここまで飛ばしているのだから今後もいろいろな要素が出てくるのだろう。
未亡人ババアやロリ系ババア、果てには妹系ババアも出るかもしれない。

そういえばまだ金貸しババアの妹が出てなかったなぁ。
しかもあれって”義理”の妹だった。幸薄い義理の妹。
2巻はどんな地獄絵図が繰り広げられるのだろう。
楽しみなんだけど、想像すると胃が…

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