輪るピングドラム 14話『嘘つき姫』:感想

2011年10月16日
今回も新たな情報が公開されて、先がわからなくなってきた
時籠ゆりまで桃果の関係者だったのか。
黒幕の眞悧・闇ウサギ登場で舞台は完成したかと思ったけど、桃果関係者の全貌がまだ明らかになっていない。
眞悧の行動も桃果絡みだし、桃果の真実こそが本当の岐路になるのだろうか?
子どもブロイラーやテロを起こしたピングループ、謎はまだ尽きない。
未だ各キャラの接点が明らかになってきただけで、それぞれがどの方向に向かって伸びているのかはわからない。
まだまだ目が離せないなぁ。

・冒頭
いきなりアダルトな画面。と思ってたら、レ ズ で 共 演 者。
しかも女同士だから気持ちがわかるという相手に『あんた下手くそなのよ!』とプライドを木っ端微塵に砕く一言まで。
今回もピンドラの女性は情念に溢れています。

・苹果と晶馬
苹果ちゃんが美少女に!
憑き物がとれるとこうも違うか。正直言って可愛い。
テンプレ的美少女っぷりでちょっと引いたけど、雑誌の影響なのね。いじらしいじゃないか。
しかし路上で膝をついて嘆いたり、晶馬優先な思考はストーカー地味ている。三つ子の魂百までもか。

・陽毬
新ED見て思ったけど、マフラーはダブルHのためだったんだね。
今回はダメだったけど、マフラーを渡すことが和解=過去からの脱却につながるのかな?

・冠葉と真砂子
ピンドラ第二のストーカー、真砂子さん。
スタイル良くて、お金持ちで、深く愛してくれる。
とっても都合の良い女のはずなんだけど愛し方がきつい。
『あなたのことは全てわかってる。』って心の底まで踏み込んでくるところが怖いのかな。
足払いで倒れこんだときは可愛らしいんだけどなぁ。

『あなたは崖っぷちにいるペンギンよ!』
そんなことよりブーツの存在感が恐いよ。男だったら震え上がるシーン。
あの美少女写真って本当にあれを売ってお金にしてたわけじゃないよね?
援助交際斡旋用写真じゃあまりにも冠葉が悪党過ぎちゃうし。

『マリオさんは私が救ってみせる。』
前の会話の流れにつながっていると考えると、冠葉がいればマリオを助けられるような口ぶりに聞こえる。
冠葉も真砂子も自分の思いに対して正直で頑なだ。
二人が心から他人に手を差し伸べられるようになったとき/手をとれるようになっときに二人の物語は解決するんだろうか?

・ゆりと苹果
『いつもお世話になっております。』『今日は私があなたのお姉さんよ。』
今までに何人の”妹さん”を連れていらしたんでしょうね?
と思ってたら薬投入。しかも即効性だよ!
遅効性なら後で言い逃れをする余地もあるのになりふり構わぬ攻め方だ。
それだけ桃果に対する餓えが強いんだなと伝わってくるシーンだ。

苹果が田蕗に仕掛けるといつも絶妙なタイミングで邪魔をするからおかしいと感じていたが、桃果狙いだったとは…
苹果が桃果の日記をトレースし桃果化が進むなら、ゆりさんにとって好都合なはずだがプロジェクトM実行は阻止した。
日記を奪うのは計画のうちのようだから、日記を自分が手に入れることが望みを果たすことにつながるってこと?
それとも『田蕗なんかと寝るのは許せない』!っていうエゴが出てしまったのか。


・次回予告
次回は石膏像。というと真砂子の家かな?
『そこは僕の知らない世界だよ…』
確かに男は知りえない世界に行ってしまったかもw

コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。