『仮面ライダーガヴ』 第20話「突入!闇菓子工場へ!」:感想

2025年1月26日
■ラーゲ9改め、ラキア
・全員救出できたので無罪って扱いになるんですかね。
それで済ませていいものか?と疑問に感じる部分もありますが、ショウマは10年間バイトしていた常習犯でも改心するなら許す気だったのでショウマの基準としては問題ないのでしょうね。
実際、咎めるよりもストマック社を止めるための戦力として協力してもらうほうが被害も減らせますしね。納得いかないところもありますが、ひとまずは手打ちにするしかないでしょう。

・ラキアはキャラとしては今後どうするんでしょうね?
工場に突入した時点ではまだ「工場にはヴラムの姿で乗り込んだので『グラニュートハンターハンターが敵だった』とストマック家には認識されて、ニエルブ以外はラーゲ9だとはわからずバイトとしての潜入は続ける(ニエルブは知らないふり)」という仮面を活かした線もあるかなと考えていましたが、素顔も素性も全部グロッタに知られてしまいました。
今後は普通にショウマに協力するか、ショウマを信用せず単独で戦うかという線になるようです。絆斗が離反しそうなラストでしたし、絆斗と入れ違いでショウマの相棒として動くんですかね。
敵対関係の方が面白そうな気がするんですが、やっぱり敵だと売上が下がりがちだからダメなんでしょうか?
ショウマに追随するだけだとキャラとしても面白みがないので、味方化するならするでキャラとしての面白さを発揮してほしいです。

・ラキアが前回一旦引いた理由ははっきりしないままでした。
ショウマの説得と行方不明者を探す被害者の姿を見て改心したのはわかりましたが、前回の時点では人間への関心は無かったはずです。
ショウマの説得単体だとそれほど説得力を感じませんでしたが、やはりラキアの性格が善良だったという以上の理由は無いのでしょうか。

■ショウマの素性バレ
・グロッタについで程度にストマック家の末っ子だとバラされました。
グロッタからすれば一族として認めるのは褒め言葉なんでしょうね。ランゴが権力、ニエルブが技術力を追い求めていることに対してグロッタは腕っぷしが基準なんでしょうかね。ショウマの父親も「鍛えてやる!」と虐待気味な行動を取ったり、ショウマのガヴ改造に熱心だったり力ベースの思考だったのでグロッタが一番父親の気質に似ているのかもしれません。

・絆斗はとりあえず怒るみたいです。これまでの行動やストマック社と敵対していることを考えればショウマと敵対する意義はないとわかるはずなんですが、感情の問題なのでどうにもなりませんね。
「冷静になったら間違いだと気づいた」だと馬鹿みたいで情けないです。
他の線だと絆斗の身体の異変=肉体のグラニュート化?に絡める線はどうかと考えましたが、「自分もショウマと同じ赤ガヴになっちゃったらショウマを恨む気がなくなりました」だとこれも情けないですね。
「自分はショウマを殺そうとしたけど、ショウマは身を挺して助けてくれた」みたいな展開が一番簡単そうです。
綺麗にまとめるなら「ショウマの情報を集めるうちに最序盤で出てきたゲストの人たちと接触して、行き倒れたりしてたショウマの辿ってきた境遇も理解し、ショウマが悪人なわけがないと気づく」といった辺りでしょうか。

・ラキアの方はどうするんでしょうね?
「ストマック家の人間は信用できん」と言っても不思議はありませんし、元はどうあれ今は敵対してるなら味方でいいとか合理的な判断をしても不思議はないと思います。
絆斗と入れ違いで仲間になるのか、一旦ライダー全員バラバラになるのかどうなるんでしょうね。
ラキアの場合は今の状況でフリーになってもストマック社を探る手がニエルブくらいしか残ってないので消去法でショウマの仲間になる可能性が高そうです。

■ショウマの謎の記憶
・ラキアに腕を引かれた瞬間、絆斗の母親と思しき人物と一緒にいた記憶が蘇っていました。
確実なことは「ショウマが子供の頃に起きたこと」「相手は絆斗の母親で間違いない」
ことでしょうか。
絆斗母の台詞の感じからすると、ショウマの母親が絆斗母と同一人物という線は無さそうでした。あくまで知らない子供相手の応対に見えました。
シンプルにさらわれた絆斗母が加工される前にショウマに出会っていただけだと肩透かしになりそうです。それで意義があるとすれば誘拐犯の正体や父親や祖父の時代の闇菓子作りの話に関係あるパターンですかね?

■仮面ライダーヴラム・ゼリーカスタム
・見た目はプリンとほとんど同じに見えました。
色以外だと胸の前垂れか弾薬帯みたいな飾りがあるかどうかと、ゼリーは口元がマスクみたいに溶けたゼリーで覆われていることくらいしか大きな差は無いないように見えます。

・能力は心臓を止めてる間は透明化できることのようです。強いけどハイリスクですね。
なんでゼリーで透明化なのかはピンと来ませんでした。「ゼリーは元々は透明。色が付いているのは”血の色”。心臓を止める=血流を止める=血の流入が止まればゼリー=身体は透明に戻る」ってな発想なんですかね?


次回はショウマの偽物?が登場して絆斗の疑念がややこしくなるみたいです。
前回酸賀博士がショウマから回収したのが髪の毛だったようなので、それで偽物を作ったんでしょうね。とはいえ、クローン完成には早すぎるからグラニュート用の人間擬態のモデルをショウマにしたんでしょうかね? ライダー化した姿はこれだと説明がつきませんけど。









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