『爆上戦隊ブンブンジャー』 第44話「届け屋が届かない」:感想
■スピンドー大勝利!
・踊るような体術捌きがかっこよかったです。
生身でも強いし、ロボに乗っても強いし、ブンブンは殺され、ブンブンのギャーソリンで更にパワーアップしたスピンドーにどう勝てばいいんだ!?と絶望感がありました。
■さて、ここからどうするのか?
・逆転は…どうするんでしょうね?
射士郎たちの表返り程度でひっくり返されるのは弱体化が酷過ぎて説得力に欠けると思います。
悲鳴から生まれるギャーソリンを力に変えてる相手なので善意や希望の力で対抗するのが妥当そうですが一般人とかは特に存在感がありません。一般人に該当する存在自体は既に未来や錠がいますしねぇ。
・戦力面だとブンブンは修理はできそうもありませんけどどうするんでしょうね?
これで直せちゃったら殺した気のスピンドーが馬鹿みたいですし、お姫様の宝石で復活だと突拍子もなくて反応に困ります。
ロボット生命体だから作品によっては「ブンブンの死体を改造して完全なロボットに仕立てて戦い続ける」なんてアプローチもあり得ますが、ブンブンジャーでやる展開では無さそうです。ブンブンがいなくなるとずっと引っ張ってきたBBGがどうでもよくなっちゃいますしね。
■先生
・これまでの先生の印象が薄いので反応に困りました。「バクアゲだな!」とか言われても、そんな人だったのかな?と思うだけで納得感も意外性もどちらも感じ取れません。
私にとっては
なんか突然大也の恩師として紹介された人(そんな人いたんだ)
ときどき出てきて届け屋の依頼をしてくる人(ゲストのモブでも大差ないけどまぁいいか)
ISAとつるんで悪巧みしてる人(悪党だったんだ。ふ~ん)
という程度の浅いイメージの変遷だけしかありません。
・東映公式ページにはなんだか
「実は悪い大人だったのです! 最初からそうだったのか、それともハシリヤン利権に目がくらんだのか…」とか
「『少年!』という言葉には先生からすれば大也も無力なカモでしかないという意味が込められていたのです!」とか
力説されていましたが、先生の印象が特に無いので説明は理解できるけど感情面では全然響いてきませんでした。
・大也の過去や先生への思い入れも具体的には描かれてこなかったので先生の裏切りに対する大也の心境をおもんばかることも難しかったです。
財産の放棄への同意を迫られるなど金持ち要素も同様にピンと来ませんでした。「金があるから人を助けられる」という話をあまりやらず、普通のヒーロー活動の方がずっと多いから成立しなくなってると思いました。お金が無くてもブンブンジャーとしては活動できますからね。
毎回いろんなところを買収したり、被害者のアフターフォローをお金パワーで助けたりしてないと「お金がないともう誰も助けられなくなる!」という絶望感は湧いてきません。
大也のネグレクト児童?のトラウマともお金があまり関係してないところもかなり微妙です。あの事件しか描かれていないのにそことお金は関係ないのはまとまりが悪いです。
次回は大也がブンブンの修理に躍起になっている間に、先斗が復活したディスレースと戦ったりするようです。
グランツを持て余しているのにディスレースを復活させるんですか…? ディスレースが幹部として出張ってる間のマッドレックス復活くらい不思議な展開に見えます。
このままだとグランツはスピンドーの前哨戦として普通に戦って終わりそうです。
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