『仮面ライダーギーツ』 第32話「慟哭F:最後の審判」:感想
■どっちらけ
・最終的にバッファが優勝しましたけど展開がどれもこれも雑で急で萎えっぱなしでした。
最初のアルキメデルジャマトの乱入から雑でした。話の腰を折る上に何の影響も与えないうちに逃げていきました。
ジーンの再登場がどうでもいいDGPの歴史語りに消費されたこともマイナスでした。登場人物も視聴者も歴史には興味ないと思います。
「手加減はしない(でもブーストマーク2は使わない。なぜかバッファもゾンビだけで戦う)」は意味不明過ぎました。後から振り返ればお互い負けたフリをするつもりだったからなのでしょうけど、気づかなかった英寿が馬鹿みたいですし道長の作戦はどうやって成功させる算段だったのか馬鹿げていて両方の格が下がりました。
ギーツとゲイザーの決着はアホ過ぎて「はぁ?」と呆れ声が出てしまいました。バッファの必殺技の拘束がそんなに強いんですか? せめて二人が必殺技のダブルノックアウトで弱ったところに仕掛けるくらいのことをしてくださいよ。
そもそも道長が勝ってどうするのよ…と思っていたら出てきたのが「デザイアロワイヤル」で更に呆れました。道長は「全てのライダーをぶっつぶす力」を持っているんだから相手になるわけないじゃないですか。
え?「英寿は『俺の願いを叶えるための力』を持っていてたのに馬鹿みたいな負け方したから問題ない」って? それはそれで叶えた願いの価値とはいったい…と大前提をちゃぶ台返しすることになるので困ります。
■英寿
・言ってることがピンと来ないことだらけでダサく見えました。
「創世の女神に会わせろ」とニラムに詰め寄るシーンは馬鹿みたいでした。会わせるわけないじゃないですか。ニラムに普通に正論を返されていてアホみたいでした。
「それだけ英寿に余裕がないってことさ」と解釈しようにも最近の英寿に余裕をあまり感じたことがないので説得力がありません。
特に根拠もなく創世の女神が全部悪いのか?と疑い、特に根拠もなく「母さんは泣いているのか?」と良いほうに解釈する姿は意味不明でした。事実がわからないからとりあえず創世の女神から解放してから考えたほうが良いと思います。少なくとも運営のニラムに聞いても意味はないでしょう。
次回はバッファのライダー狩り「デザイアロワイヤル」をやるようです。
願いが概念系なら「俺はライダーじゃないけど?」と言い張られたらそれで終わります。普通に戦ったらゲイザーに勝てないからゲイザーと同等の性能な相手にすら勝てません。本当に最強ならバッファが勝つだけなので話になりません。面白くなる気がしません。
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