『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 第9話「ぼろたろうとロボタロウ」:感想
■特に内容はない
・次回予告の段階では弱体化したタロウやきび団子を食べさせるための苦労が中心になるのかと思っていたのですがそれは重要ではありませんでした。
獣人(ジュート?)とかいう新手の敵の前フリやロボタロウの登場などメインストーリーの前フリのほうが本命で今回のお話自体は添え物の消化試合でした。
・きび団子の話はあっさりしていて退屈でした。
もっと「料理できるやつがいないぞ?!」(買って来ればいいんじゃ?→手作りで手間を掛けないとダメですという話から「他人を幸せにするとはどういうことか」といったタロウの主張の実践につながっていく)とか
「戦闘しながらきび団子を面白おかしくかっこよく食べさせる」とか見せ場に絡んでいるものを期待していました。
・治すための情報の入手もきび団子を作れるのかという話も省略されまくりで何のカタルシスもありませんでした。
それどころか介人の行動が謎な分だけフラストレーションが溜まりました。きび団子を既に用意してあるかと思ったら製造方法に問題ありで、今度こそ作ってきたかと思ったら1個足らなかったって何なんですか?
今まで思わせぶりな態度で「何でも知ってるけど教えません」みたいな態度かと思っていたのに実際はポンコツで拍子抜けどころか失望しました。もう「お前には何も期待してない。こっちで全部やるから知ってることを全部言え」って感じの無能になってしまいました。
・雉野の蛮行も何も触れられませんでした。
言及がないどころかわだかまりの一つもないのはどうかと思います。みんな殺人の容疑者を受け入れてるんですか。
■猿原
・どうでもいいところでクズさが上がっていました。なんで入れなくてもいいシーンを入れたんでしょう?
もしかして「欲望に負けない猿原はなんてかっこいいんだ!」というつもりでスタッフは作ってるんじゃないだろうなと不安が増しました。想像するだけならともかく、そう思ったときに笑える時点でクズなんですよ。
■ロボタロウ
・アルターチェンジじゃなくてアバターチェンジ扱いなんですね。テレ朝公式の枠組みだとアバアロウギアでもアルターとも別の「ロボタロウギア」という枠でドンゼンカイオーと同類という扱いになっているようです。違いがよくわかりません。
・動きは高速系でがっかりしました。動きづらいなりに重厚感のあるアクションを期待していました。見えない高速移動という小手先の誤魔化しで終わったのは残念です。
次回は他のメンバーもロボ化するようです。
お話のほうはポイントを貯めたハルカがドンブラザーズを脱退して別の人がオニシスターになる、みたいな展開のようでした。この感じだと獣人の話はまだ引っ張るだけで次回は終わりそうです。世界観の話といい、個人的にはそんなに話を引っ張れる力を感じていません。キャラの破天荒さのわりにはストーリーは起伏がないところにご都合主義のような作劇上の都合を感じてしまって萎えてきている気がします。
こんにちは。 今回のタロウの弱体化は前回の雉野の件は一切関係なく、数年に一度あるかの症状みたいなものってなんですかこれ…
返信削除陣の情報後出しも尺稼ぎみたいでうんざりします…
介人はロボタロウギア渡すのに戻ったのかと思ったんですが、キビダンゴ1個忘れてたって…あまりにも斜め下の展開が多くて呆れてしまいました。
今回の怪人の能力が相当やばいので仕方ないのかもしれませんが、ブラックゼンカイザーが攻撃スカされてて、これなら変身しなくてもよかったんじゃ…と思いました。
唐突にイエローの脱退ネタを挟むのも謎です。どうせ戻ってくるのわかりますし。
脱退は雉野に使うべきだったでしょう…
現状でも脳人、ドンブラ側に不明な点が多いのにさらに獣人とかいう勢力増やすとかとても捌けるような気がしないのですが不安になってきます。
この脚本家だと獣人も混ぜての四つ巴の戦闘とかできるような気がしないですね。
匿名さん、こんにちは。
削除>陣の情報後出しも尺稼ぎみたいでうんざりします…
陣は自分から呼びつけるわりには自分から「面会の時間は終わりだ」って言って逃げるのが印象悪いです。ハルカたちから会いに行ってリスクを犯して回答してるとか何かのシステムで矯正遮断されるとかならそんなに印象は悪くならないと思います。
>介人はロボタロウギア渡すのに戻ったのかと思ったんですが、キビダンゴ1個忘れてたって…あまりにも斜め下の展開が多くて呆れてしまいました。
私も見てる間は実態のない鬼を倒すのに必要なアイテム(ロボタロウ)を取りに行ったんだろうと思いました。
それが実際はきび団子が1個足らないなんてアホな理由で笑いすら起きませんでした。
>脱退は雉野に使うべきだったでしょう…
雉野は状況がやばくならない限りは自分から脱退する気が見当たらないと思います。
ポイントもキジブラザーの力も”何でもする”のに便利だと思います。
>この脚本家だと獣人も混ぜての四つ巴の戦闘とかできるような気がしないですね。
販促や整合性という点では無理だと思います。幹部すら最初から扱えてませんからね。
ただ、脚本の脳内において何の問題もないと思います。バトルなんて最初から存在しませんので。
毎週の感想おつかれさまです。毎回、「井上脚本だから細かいことは気にしたら負け」となるべく広い心で見ようと思っても、予想を大幅に下回るものが出てきて困惑し続けています。
返信削除きび団子を食わせる話はそれ自体つまらないし冗長でしたね。そもそも、タロウは能力や人格は人並外れているとしても一応普通の人間のはずなのに「決められた工程で作られたものを食べないと復活できない」なんて生態までオカルトな人間ではなかったと思います。話のために思いつきで設定をつける井上の適当さが出ていたと思います。
ロボタロウギアが、本当に一切、何の前触れもなく出てきたことに呆れるばかりでした。「宅配で届いた」レベルですらありませんでした。
数年に一度のパワーダウンの話を持ち出すなら「でもそれが終わるとタロウはより強くなるんだ」などと適当でも理由を添えても良かったと思います。
今回、演出もちぐはぐな感じがしました。ソノイが脅威を感じ取るシーンやバスツアーのシーンが脈絡なく唐突に挿入されるので「後続のシーンへの前振り」とも捉えられず、ただただ混乱するばかりでした。
ホオズクさん、こんにちは。
削除>そもそも、タロウは能力や人格は人並外れているとしても一応普通の人間のはずなのに「決められた工程で作られたものを食べないと復活できない」なんて生態までオカルトな人間ではなかったと思います。
私はそこはまだ許容できました。1話冒頭でただの地球人ではないであろうことが示されていましたから、きび団子を食べれば治ると言われればそういうものかと設定は受け入れられます。
ただ、その後の「1個足りないけどハルカの善意で埋め合わせできる」とか言われたのはついていけませんでした。舌の根も乾かないうちに事前説明をひっくり返すような設定を追加されては困ります。本当に善意が代わりになるとしたら、それはそれで「きび団子一つが今回のハルカの努力全部と等価ってこと?! きび団子ってどんだけ効率良いの? きび団子たくさん作ったら善行扱いで天国行けるんじゃいの?」と別の疑問が浮かんできそうです。
>数年に一度のパワーダウンの話を持ち出すなら「でもそれが終わるとタロウはより強くなるんだ」などと適当でも理由を添えても良かったと思います。
今回の展開から考えるとそういう流れのほうがスマートだったと思います。
陣「タロウは数年に一度弱体化する。しかし復活したときには更なる力を得るだろう」なんて話を入れておけば、ソノイのほうもミスリードしてソノイが危機感を感じているのはタロウのことだと思わせておいて、最後にバスの光景を映してソノイが見ていたのは実は全く別の存在(獣人)でした。詳しくは次回で。と全体をまとめやすかったと思います。
お疲れ様です。前回は観ていないのですが、ネット上で結構話題になっていたので、
返信削除知っています。ですが、誰もそのことに触れないとは予想外でした。
きびだんごの下りは単純につまらなかったです。作って食べさせてを二回も
見せられて一体何が面白いのでしょうか。
退屈過ぎて、逃げている女性にばかり目がいっていました。
ソノイが見た景色は、ジオウの既視感が強かったですが何故でしょう。
バス事故ということで流用してる、シーンや小道具があったのですかね?
後、立てこもり回の刑事さんがバスに乗っていましたが、お気づきになりましたか?
マルゲリータさん、こんにちは。
削除>誰もそのことに触れないとは予想外でした。
無反応とは驚きでしたね。
面と向かって批判したりはしなくても、態度がぎこちなくなるとかキジに背後に立たれるとつい不安がってしまうとかそういうリアクションは避けられないと思うのですが。
>バス事故ということで流用してる、シーンや小道具があったのですかね?
同じかはわかりませんが既視感は感じましたね。バスの外見や内装はどこも似たようなものだと思うので特に問題だとは思いませんでした。
>立てこもり回の刑事さんがバスに乗っていましたが、お気づきになりましたか?
見ている間は気づきませんでした。刑事さんに特に印象がなかったので。
鬼になったことがある人が襲われたことに意味があるんでしょうかね?