『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第40話「霧の中の悪夢」:感想

2020年1月5日

【ストーリー】

■話がブレてない?
・「恐れるものを実体化する霧」への対処が課題になっていたので仲間と絡めて恐怖を克服する話になるのかなと思っていたら、「霧が実体化しているのだから乾きソウルで霧を消せば解決だ!」となって、あれ?意外と現実的な対応で解決するのだなと驚いていたら、マイナソーとの戦闘では乾きソウルは一切使わずに力押しで倒して唖然としました。話の趣旨があっちこっちに行っていたように感じました。
常識的に考えて展開がまとまっていないように見えて何でこうなったのか不思議です。

■バンバ
・マスターの話は長らく棚上げにされてきたのでもう自然消滅したのかと思っていたのですが今更やるんですね。それに合わせて既にデレデレしっぱなしだったバンバがツンツンし始めて不自然でした。

■ラスボス?
・「エラス」と呼ばれていたドルドイン側の大いなる力が復活しそうです。クリスマスは過ぎたのでもうラスボスをやるくらいしか使いみちがないように見えます。これまでのリュウソウジャーはドルイドンの全容が全くわからず、とりあえず幹部を全部倒す以外に目標がありませんでした。ポっと出のこいつをラスボスにするのでしょうか。個人的には締まらない展開です。


【アクション】

■たかひろや監督
・監督としての参加は初めてでしたが良かったと思います。
等身大戦のほうはパキパキしたカメラワークのように感じました。一つの攻撃などカット単位では決まっているのですが、反面アクション全体の流れはぶつ切れな感じがしました。一長一短という印象です。

・巨大戦はロボットのデザインを見せつけるようなアップの構図がかっこよかったです。
6人乗りはこれまでの描写と噛み合っていないように感じていまいちでした。


次回はウデンとそっくりな”サデン” が登場するそうです。
新規造形っぽいのに1話で退場したからどうせ使いまわしが来るんだろうなと思っていましたがやっぱり来ましたね。ネーミングも直球でした。お話のほうはギャグっぽい感じに見えますがどうなんでしょう?

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