『仮面ライダージオウ』を最終回まで見終わった時点での全体感想です。
*全体の感想なので必要に応じてネタバレがあります


【一言まとめ】

・糞


【酷かった点】

■公式声明

・まずジオウがどのような作品であるか説明するために、この作品を最も熟知しているはずの白倉プロデューサー様の発言を紹介したいと思います。それぞれ平成仮面ライダー20作品公式サイト(実質的にはジオウ用の東映公式ページ)の最終話、43話、42話に掲載された文章を抜粋したものです。
たとえば46話『オペレーション・ウォズ』でいえば、一同がなぜ白ウォズを頼ろうと思うに至ったか、そのくだりがごっそり落ちてます(編集でカット)。
その尺は、ドラマやアクションに回りました。もともと、説明よりもそっちを優先するための構成なので、それでいいのですが。

この手のことが、次回はもっと盛大に起きます。
最終回はいやおうなく尺が伸びるものなので、相当圧縮したはずですが、驚くほど入りませんでした。直近の47話や48話で振った謎すら、軽く3つくらい回収されずに終わるでしょう。
そのぶん、よけいな説明にまどわされずに、一同の最終回が楽しめるはずです。
もし補完が必要なら、放送後にいくらでもできますしね。 

 タイムジャッカーにも焦点があたってきました!
番組放送当初から、オーマジオウに代わる王の擁立を目的として活動されてきた彼らですが、それ以外の情報は一切不明。
様々な王候補を探し出しては、ジオウやゲイツの前に敗れ去ってきたのはみなさんの知るところです。
最近では、オーラは、アナザーキバを擁立したかと思えば、顔に傷をつけられ、最後は自らの手で、葬ってしまうなんてことも・・・

そんな謎の存在、タイムジャッカーたちがどこからきて、どこに向かっていくのかわからない。
演じる、兼崎さん、板垣くん、紺野さんにしても、それはまったく同じでした。
手探りでタイムジャッカーを作ってもらってきていたのでした。

彼らに衝撃が走ったのは、ツクヨミが力に目覚めることを台本で知ったときだったようです。
「あれ、ツクヨミって、タイムジャッカー?」「タイムジャッカーの力ってどこからきたの?」
そんな疑問に対して、ついに解答が得られるところまで来たのも、海東のお陰でしょうか。

夏映画に向けて、インタビューを受けることがあります。
「テレビのストーリー展開、当初考えてたのと変わったりしました?」とか聞かれて、
「ゲイツは4月に最大のライバルとなって王の座を争い、6月にはウォズが真の敵として立ちはだかり……」
みたいな展開を考えてたと答えると、「ええっ?!」と驚かれたりします。
トリニティになって3人がドツキ漫才やってる現状からすると、たしかに想像しづらいかも。

番組は生き物。
というか登場人物も人間なので、机上の空論で動いてくれないのは当然のこと。
トリニティで言えば、3人ライダーが別れ別れになるからこそ、敵の力をも借りる禁断の最強フォーム——として構想したはずなのに、フタを開けたら面白路線。コワモテ設定のふれこみが、いつの間にか骨抜き。この変節、なにやらゲイツくさいですよね。
いちばん予定を裏切ってくれたのがゲイツ君。
見かけはクール、中味はホット。皮はカリッと、身はふわっと。ムニエル的なこの方、企画陣の都合ではなかなか動いてくれません。
よく考えたら、レジスタンス時代から、仲間のことを第一に考えていた人なのだから当たり前なのですけど。

すっかり《愉快ななかまたち》になり果てているジオウですが、キャラクター配置は基本、「主人公は魔王!」「それを殺しに来たライバルとヒロイン!」と、わりと殺伐。
どんなに各キャラがデレても、これだけは変わりません。
というわけで42話。アナザージオウⅡに時間が書き換えられた……という設定ではありますが、当初の企画どおり進んでいたら、この時期にはこんなムードになっていたはず。
加古川飛流さんの力をお借りして初心に還り、最終回に向けて加速します!

・このように
ストーリーは視聴者が理解できるようにできてなくても問題ない。
そのキャラを演じる役者さんもどういうキャラか理解してなくていい。
当初予定していたストーリーやキャラクターから逸脱してもスタッフの責任ではない。
と、めちゃくちゃなことを堂々と言っています。ジオウはこういう思想に基づいて作られたものであり、当然の末路を迎えました。

・ストーリーを知りたいだけならテレビ朝日公式ページのストーリーの項目にその回の内容がほぼ書いてあるのでそちらを見るほうがかしこいと思います。見ても「なんでこういう展開になるのか意味がわからない」と思うでしょうが実際に本編を見てもわからないので気にしないでください。最初から理解できるように作られていないのですから。

■行き当りばったり
・私が思うジオウ最大の問題点は計画性がなく、内容をひっくり返すことに全く躊躇がないことです。例として設定を挙げます。

・「 選択されなかった未来は消滅する」と言っていたかと思えば、
「主人公なら未来人の俺たちが干渉しなくても変わるから未来に帰ろう」(未来が変わったら帰る未来は消滅しているはずでは?)と言い出し、
また別の敵に至っては「自分たちの世界が消えそう。他の世界を全部先に消滅させれば消えずに済む」と唐突な異世界設定を持ち出したりし始めます。

・またあるときは主人公は未来を予知したり過去へと巻き戻す能力があり、その力で死ぬはずだった仲間を助けたこともあったのに、しばらく経ってから知り合いが殺されたら激昂はするが時間を巻き戻そうとはしないことが累計5回もありました。
挙げ句に別のキャラがアイテムを使って時間を巻き戻して死人を蘇らせるのを黙って見ていたこともありました。

・設定一つとってもこの調子ですし、キャラも例外ではありません。
 主人公が最後に「最初から覚悟は決まっていた」なんてかっこつけていましたが、自信を失ってベルトを手放したり、ミラーワールドの自分に問い詰められて答えに困ったり、迷いが見えた場面は何度かありました。

・全編に渡ってこの調子なので真面目に見る人ほど馬鹿を見ます。
あったはずの設定はなくなり、急に新設定が既知のことであるかのように振る舞われ、キャラの言動もころころ変わります。数話前どころか1話前の出来事すら無かったことになるのでやってられません。

・何より恐ろしいのはこんなガバガバな話なのに東映FCで『仮面ライダージオウ 補完計画』なるものを配信していることです。設定を補完するというお題目の有料配信をやっておいて、最後には「あとで補完すればいいでしょ」と言うなんて詐欺もいいところです。なお、この「補完計画」は1クールの時点で終わっているのでここで最終回以降が補完されることはまずありません。「続きはVシネで」という意味です。
 
■ストーリーは薄い
・メインストーリーは”足踏み”でできています。
ジオウのストーリーは「『未来では主人公が最低最悪の魔王、オーマジオウになり圧政を敷いているから現代の主人公を殺して未来を変えに来た』と未来人に言われた主人公が”最善最高の魔王”になろうとする」お話です。ジオウのメインストーリーはこのあらすじに忠実に、主人公は魔王になるのかならないのか、未来人の2号ライダーやヒロインは主人公を殺すのか殺さないのか、それだけを49話の間ずっと繰り返します。

・しかも途中のやり取りも変化がありません。
こういう展開だと主人公の葛藤や決意を固める経緯など過程のドラマで話を広げることが多いですがそういうのはありません。主人公は最初から「俺は魔王になんかならない」と言い続けていますし、未来人たちも序盤から既に「本当にこいつが魔王になるのか? そうは思えない」と言っています。
おかげで話が全く動きません。ドラマもないし展開に変化もなく、視聴者はずっと「主人公は魔王になりそうもないんだけどこれどうするの?」とメインストーリーに疑問を抱き続けることになります。

・じゃあ「実は魔王の正体は主人公ではなかった!」といったどんでん返しがあるかというと、これもありません。どこまでいっても「主人公は未来で魔王になるんだって(どうしてかはよくわからないけど)、でも主人公は魔王になる気はないって言ってるからたぶん大丈夫だよ(未来が変わる兆候はないけど)」という曖昧な話が続くだけです。

・しかも最後は結局、主人公は魔王になりました。
魔王と言っても力を手に入れただけで人格は変わらないのでどこが魔王なのか理解できません。その力を使ってラスボスを倒して世界を作り直して1話時点まで巻き戻した新しい世界で学校生活を送るハッピーエンドです。

・「そもそも力は使いようなのでは? 主人公が正しく力を使えば魔王と同じ力でも問題ないのでは?」という当たり前の疑問に正面衝突して終わりました。
未来人「お前は魔王になるから殺す!」
主人公「俺は魔王になんかならない!」
未来人「じゃあ大丈夫だね!」
「こうして未来は変わりましたとさ、めでたしめでたし」
と、1話で終わるお話でした。49話も引っ張った挙げ句にこの結末とは呆れ果てました。ちなみに公式曰く「壮大なスケール」のお話だそうです。

■キャラも薄い
・キャラも薄いです。主人公含めて全てのキャラが初期設定以上の人物描写がありません。ストーリーと同じく最初の状態を保つだけです。
主人公のソウゴは「王様になる」ことが夢の普通の高校生、とスタッフには思われている変人です。口では王様になりたいと言いますが自分からは何もしません。どんな王様になりたいかも語りません。途中で「実は王様になりたいという夢は黒幕の暗示によるものだった!」と明かされた後でさえ特に王様の再定義がなされなかったことには呆れ果てました。どんだけふわふわしているんでしょう。
人格描写も王様になる夢も描写がなかったせいで最後まで「王様になるとか言ってる変人」で終わってしまい印象が変わることはありませんでした。

・ヒーローとしてもダメダメです。
怪人を生み出してる敵幹部が目の前にいるのに無視。動き出すのはいつも怪人が生まれてからで自分から敵幹部を探し出そうとすることは一度もありませんでした。
もう一つの目的であるレジェンドの力が込められたウォッチ集めもやる気ゼロでした。いろんな相手から早くウォッチを集めろと言われ、自分でも「残りは○○ウォッチか」と言った後でさえ自分から探そうとしたことは一度もありません。ここまで無気力な主人公は設定から無気力系の主人公でもそうそういないと思います。

・他のメインキャラも初期設定以上の内容がありません。
2号ライダーはツンデレのベジータ。ヒロインは思いつきで主人公を殺そうとしたりするトラブルメーカー。主人公を「我が魔王」と呼ぶトリックスターのウォズも結局真意はわからないまま裏切ることもなく終わりでした。

・敵であるタイムジャッカーはもっと悲惨でした。
序盤から既に「3人も要らなくない?」と思うほど空気で今週の怪人製造機でしかない状況が続いた挙げ句に終盤になったら無意味な同士討ちで1人に減りました。そんな空気なキャラがラスボスになったので最悪です。
存在感のない三下だと思っていたキャラに良いようにやられるので主人公たちの株もだだ下がりです。最後の最後でも「俺は魔王になった主人公に勝てそうもないけど少しだけ主人公の力を吸収した! この力があれば俺は俺の世界でなら王として君臨できるから満足して逃げる!」と逃げ始めるほどの小物です。「最初から魔王になってれば犠牲が出なくて済んだろうがクソ!」な主人公vs逃げ損ねた小物のラスボスという余りにもスケールの小さなラストバトルにはため息しか出ませんでした。

・未来の主人公の姿であるオーマジオウは意味不明でした。
魔王と呼ばれるほど邪悪な存在のはずなのですが作中の範囲では全然そうは見えません。普段は椅子に座ってるだけの無害な存在で、ときどき襲ってくるレジスタンスや主人公を返り討ちにする以外は何もしていません。主人公が何度自分を殺そうと襲ってきても怪我しないように手加減してくれるし送り返す前にはアドバイスまでしてくれるのでむしろ親切にすら見えてきます。主人公がいくら自分のことを否定しようと「そうかそうか、やってみろ」と受け止めてくれ、ラストに未来が変わって自分が消えることが確定した後でさえ全てを受け入れてくれ、客観的に見渡してみると作中での主人公の最大の理解者でした。「奇妙な友情」が成り立つキャラとして描かれているのなら良いのですが、変えるべき未来や絶望の象徴として存在しているはずなので意味不明です。

■レジェンドから逃げない!
・ゲスト出演した過去作品のキャラはもっともっと悲惨です。
ジオウの売りの一つは「レジェンドから逃げない」で当時の役者さんを「ライダーにならなかった歴史でのそのキャラ」として登場させています。ライダーにならなかった理由は敵によって歴史が改変されてしまったからです。
こう言うと「戦いのない人生を送ったif」とか「夢を叶えたif」などを想像するでしょうがそういうのはありません。なぜかライダーにならなくても同じような経験をして同じような人格になっているキャラばかりです。ゲーム病にかからなかったはずなのに医者になったエグゼイドに、やっぱり教師になっていてライダーがいない歴史なのに「ライダー部」が存在しているフォーゼ、「ちょっとのお金と明日のパンツとさえあれば大丈夫」と語る政治家になったオーズなど、何がどうしてそうなったのか理解しがたいキャラばかりです。
これならゴーカイジャーのように戦う力を失っただけの設定のほうが簡単でした。やる意義がありません。自分からコンセプト否定をしています。

・しかも単純に話の出来栄えも最低です。
基本的にモブ同然でそのキャラクターならではの話がありません。
なんかいきなりレジェンドがケンカを売ってきたり話かけてきたりして
なんか急に認められて
なぜか知らないが持っていて大切なような気がするジオウのフォームチェンジ用のアイテムを渡される
という絵に描いたような雑な展開がほとんどです。どの作品でどのキャラでやっても大差ありません。
こうなった原因は恐らくオリジナルの役者さんにこだわったせいなのでしょうね。東映の雑なマネージメントのせいで役者さんへのオファーは一ヶ月半前にいきなり来たりしていたそうです。役者さんへのオファーが急ということはその回の脚本を作るのはもっと前でしょう。それでどの役者さんが出るか確定していないのでは誰がやってもいいような役柄にしかできません。本当に役者さんにこだわりたいなら予め役者さんのスケジュールを確保してからやらないと実現不可能です。失敗するとわかっていて実際に失敗するなんて救いようがありません。

・後半では「新しいパラドックス」(公式サイトでの名称、ただし本編では使われていないし説明もない)により、オリジナルのライダーが記憶も持っているし変身もできることが普通になりました。でも相変わらず話は雑で、いきなりキレてカリスに襲いかかったせいで世界が崩壊しかけたブレイドや「俺はどうせカブトになれなかった男だし…」なんてコンプレックスを抱えたガタック、ライダーは誰も出ずにガルルが出たキバ編などそれまで以上に散々でした。

・終盤はレジェンドものとしては地獄でした。過去作ライダーを本人として出しては主人公やラスボスの踏み台として殺していったのです。
アクアとエターナル、チェイサーのファンの人は見ないほうが良いです。人格を捻じ曲げられた上に殺されます。本人として登場しているので平行世界の別人という言い訳も効きません。見ていて「レジェンドから逃げない!」というのは「1人残らず抹殺する」という意味だったのかと思いました。

■アクションと販促
・アクションは例年どおり良くないままでした。相変わらず似たような動きで武器やフォームの使い分けも特にありませんでした。

・過去作ライダーがモチーフのアーマーはほとんど使われず、ヘイセイバーは途中から存在が消え、トリニティは3人合体している意義が感じられず、最強フォームのグランドジオウは負けっぱなしでした。
特にグランドジオウは凄まじかったです。数えてみたらほぼ負けてます。勝てたのは週替り怪人ポジションのアナザーライダー2体に、実質再生怪人のアナザージオウ2くらいです。あとは全部負けです。オーマジオウとの対決もトリニティに奪われ、本当に良いところがありませんでした。2つ前のフォームのジオウ2のほうがよほど最強感があります。

・もう最強フォームと呼ぶのは止めたほうが良さそうですね。
最近はプレバン用の最終回限定フォームだのもありますし、「(一般商品展開)打ち止めフォーム」とでも呼ぶほうが適切でしょう。これならいくら負けても気になりません。誰が買いたがるのかは知りませんが。


【総合感想】

■データから見るジオウ・客観的にデータから全体を分析するために脚本家の登板数を振り返ってみました。
下山28(うちレジェンド回は12話のみ。*ラストのアクアなどはレジェンドに含めていません)
毛利19(オーズ~1クールラスト)+(31のアギト~アナザージオウ2)
井上2
で合計49話です。

1-12:レジェンド下山編。
13,14 :ゴースト編&士初登場
15,16:ソウゴがオーマジオウと初対面。
17-28:白ウォズ&ミライダー。
21,22だけ龍騎で22話でミラーソウゴからジオウ2をゲット。25-28でアナザージオウとリバイブ。
29,30:ブレイド編。トリニティが誕生しオーマの日が過ぎたことになりつつ白ウォズ消滅。
31-40:レジェンド毛利編。40話でグランドジオウ入手。
41-43:アナザージオウ2編。スウォルツがアナザーディケイドになった。
44-46:アクアとエターナル。
47-49:ラスト。

・シリーズ構成の登板数を数えてみると悲惨な理由の一端がわかりますね。
シリーズ構成の下山さんが登板した28話のうちレジェンド回は12回しかありません。一方の毛利さんは19話中14話がレジェンド回。つくづく「レジェンドから逃げない!」とは何のことかと思います。
レジェンド回は49話中26話でした。半分以上もレジェンド回に費やしているのにレジェンドをモブ同然の捨て回にしていれば作品の内容が薄まるのも納得です。

・結論から逆算して論理的な答えを導き出すとしたら「レジェンドって役者のことでしょ。キャラの人格や歴史なんてどうでもいい」とスタッフは思っているということになりそうです。
この理屈で言うと大半のオールスター映画はスタッフからすると「オリジナルの役者が出てないからクソ」という話になってしまいそうですが。「口からでまかせを言っているだけで本当は何も考えていない」と思うほうがまだマシそうです。

・また31話から43話の間にシリーズ構成は一度も登板していないのでクライマックスの唐突感も当たり前です。中だるみどころか空白です。全体の話数配分からしてグズグズなのに言い訳できると思う神経が信じられません。

・個人的には白ウォズ&ミライダー編も相当だと思います。
11話もかけて後に残ったものがほとんどありません。ゲイツがウダウダするとかツクヨミがキチガイになるとか序盤や終盤とやってることが大差ありませんし。

■残された謎
・放り投げられた謎も主要なものだけでもいくつもあります。
オーマジオウはどうして魔王になって、何がしたいのか。
ウォズの持っていた本。
ウォズの思想、目的。
ゲイツウォッチの出どころ。ドライバーの出どころ。

・オーマジオウとウォズまで放り投げられたのは予想以上でした。
ウォズなんて何を企んでいるのか不明なトリックスターポジションなのだから真意を明かす場面がないとキャラ自体が成立しないと思うのですが。

・オーマジオウは何もかもわかりません。本当に魔王であるかのすらよくわからないのはどうかしてると思います。これじゃソウゴを本当に魔王なのかと疑うどころではありません。
桜井侑斗の「お前は本当にオーマジオウなのか?」とはいったい何だったのでしょうね。オーマジオウがソウゴと同一人物だと思えたことはありませんが、実際オーマジオウ=ソウゴで終わってしまったので侑斗が無駄に視聴者を混乱させた馬鹿に見えてきます。

・答えがあるとすれば「初期設定ではあったけど、途中で路線変更したから無くなった」なのかなと思います。

■全体感想
・中身がないので内容に関しては感想という感想がありません。
こんなものがこの世に存在し得ることに驚くばかりです。大の大人が集まって一年以上もかけてこれを作り、スポンサーは大金を払っているのかと思うと気が遠くなります。ここまで来ると「マンネリ」だなんて言っていたのは贅沢だったんじゃないかと思えてきます。見ていて、つまらないを超えて「馬鹿にされてる」と感じる作品でした。