『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第14話「黄金の騎士」:感想
■新幹部ガチレウス登場
・いきなりリュウソウジャーがただの怪人相手に手も足も出なくなっていて戸惑いました。
他の作品の場合だと「幹部が変わればその手下の怪人も強くなっても不思議はない」と言えるのですが、リュウソウジャーの場合はクレオンが生み出しているので幹部が変わっても環境に変化がないんですよね。急激なパワーアップには説得力がありませんでした。
■追加戦士登場
・追加戦士のカナロは戦いよりも結婚相手探しを優先する変わり者、だそうです。
…個人的には特に語ることがありません。説明された以上のキャラクター性は感じませんでした。変人さについてもリュウソウジャーの登場人物はイカれたやつらばっかりなので婚活程度だとインパクトがありません。今回も結婚詐欺まがいのことをするゲストの女性や他人の恋愛模様を盗撮するウイなどヤバいやつらの目白押しでしたからね。
・見ていて情熱的な変人のわりにはテンション低いなぁと思ったのですが、あれは変身後にキリっとさせて起伏を付けるためみたいですね。
ただ、新人にやらせるには難しすぎる役柄でした。もっと演技力のある役者だったらキャラにメリハリがついてもっと面白く見えたでしょう。
■対比…???
・今回のリュウソウジャーの「限界は超えるもの」という発言とクレオンのブラック労働は対比で合っているのでしょうか?
要素としては共通項が多く、正義の味方と悪党で根本的な対立構造もあるので対比とみなすほうが妥当なように感じます。
しかし実際そう思うかというと微妙です。そもそもリュウソウジャーが全然限界を超えられずに普通に打ち負けてしまっているんですよね… 気持ちが前向きな以外は限界を超えた結果行き倒れたクレオンと大差ありません。
カナロの話や戦闘への参加とは全く関係ありませんし、相変わらずリュウソウジャーのお話はよくわかりません。
■リュウソウゴールド
・デザイン自体はかなりシンプルなように感じました。
追加戦士というと外見からしてゴテゴテしていることが多い印象ですが、強竜装をやる都合か素の状態だと外見は他のリュウソウジャーと大差ありません。
・武器は片手銃がメインでナイフも使うみたいですね。
銃だけだと立ち回りが限られてアクションが微妙になりがちですがナイフもあるならメリハリを付けやすそうです。
次回はカナロの妹が登場し、人質に取られてリュウソウジャーと戦うっぽいです。
普通にメインストーリーのように見えるのですが脚本は本作では初登板の荒川さんだそうです。シリーズ構成が担当しないことが不思議ですがどういうことなのでしょう。
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