『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第12話「灼熱の幻影」:感想

2019年6月2日

■どん詰まり
・「消防士だから炎に強い。と見せかけて実は映画監督志望なので幻影を操れる」とか、いろいろやっているんだけどやっていることがつまらないんですよね… 単純な問題だからどうにもなりませんし解決策も見当たりません。
個人的には「消防士だから煙を操る。と見せかけて実は炎が怖いから水蒸気」という話も納得がいきませんでした。近くにいたら煙と水蒸気の違いはわかると思います。

・販促としてはもっと疑問です。
ディメボルケーノの初登場回でこんなギャグ描写をやるべきだとは思えません。ましてディメボルケーノが裏切りかけるなんてマイナスにしかならないと思います。

・相変わらず根本的に話の構成がおかしいように感じます。
 「雄は誰しも雌に弱い」と言っておきながらアスナとウイはガン無視だったり、そんな話の最中にティラミーゴがコウにヤキモチを焼くから変な雰囲気が出ちゃったり、話を全然コントロールできていないように見えます。いろいろ要素を盛り込もうとする前に一つ一つと向き合ったほうが良いと思います。


■メルトいじめ
・何度も執拗に繰り返されることが恐ろしくなってきました。アスナは切らないのにコウに切られるのもどうかと思いましたが、それ以上に
メルト「水蒸気なら乾きソウルで消せる!(ドヤァ)」
バンバ「消してもキリがないから熱して攻撃に使ったほうが良い(真顔)」
というやり取りが酷いと思いました。メルトから知恵を取ったら何が残るのですか。アイデンティティを奪い去るなんていじめにも程があります。

■キシリュウオーディメボルケーノ
・左手のは盾かと思ったら二刀流なんでしょうかね?
第一印象ではスリーナイツとの差別化が弱いように感じましたが二刀流ならアクションでは差別化できるかもしれません。今回はギャグが多くてよくわかりませんでしたが、まともなバトルが来ればわかりそうです。


次回は総理大臣がリュウソウ族?、で死にたがってるようです。
またコウたちは関係の薄い世界観の話が出てきそうです。まだまだそんなことやってる余裕はないと思います。
今回で12話、次回で13話なのでそろそろワイズルーが死んだり、話の節目になる回が来るかと思っていましたが特に見当たりませんね。リュウソウジャーのクオリティだと「ひょっとして話の節目を用意することも考えていないのでは…?」と疑ってしまいます。

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