『仮面ライダージオウ』 第38話 「2019:カブトにえらばれしもの」:感想

2019年6月2日

■解釈違い
・スタッフと私で加賀美の解釈が違いすぎました。
私のイメージだと加賀美はもうカブトになりたいなんて思わないし、そのことに劣等感を抱えていたりもしません。「俺はカブトになれなかったから偽物にも負ける…」なんて言いません。 根底から解釈が合わないので話のどうもこうもありません。
私のイメージだとカブトゼクターが飛んできたときに払い除けて、「俺は俺だ! 来い、ガタックゼクター!(ハイパーゼクターも次元の彼方から飛んできてハイパーガタック化する)」くらいじゃないと話にならないっす。

・お話としてはバトルが加賀美の自己満足で終わってしまっている点がダメだと思います。
あの場でアナザーカブトを倒そうが倒すまいが最大の問題である隕石に何の関係もないんですよね。「ジオウたちの邪魔をしようとする影山たち、それを阻止しようとする加賀美たち」という構図にしないとバトルの必要性が感じられないと思います。

・そうでないならもっと個人にクローズアップして「矢車を助けたいから倒す」とか隕石や正義とは別の目的を用意すべきだったと思います。
そうしたら加賀美の弟の一件や「もし最悪の事態になるようなら自分が殺す」という言葉に反応したゲイツなど実際には出すだけになってしまって話に活かせなかった個々人の人間性を活かせたでしょう。

・矢車が結局ただのキチガイで終わってしまったことも中途半端でした。
一度は自分の手で殺した相手の偽物を保護しているからには理由があるはずです。でも矢車が何を思い、どう変化したのか全く伝わってきませんでした。殺したことを後悔しているのか、偽りでも一時の安らぎにすがりたかったのか、それすらもわかりません。

■ツクヨミ
・2話かけて出せた要素は「ツクヨミの兄がスウォルツっぽい」こと、「過去ツクヨミは今ツクヨミや士を”介入者”と呼んで排除しようとした」ことだけでした。ツクヨミかスウォルツの独り言で済む内容でがっかりしました。士も負けてあっさり帰って無駄に株を落とすし、時間を割いた甲斐を感じませんでした。

■小道具
スイカアームズとタカカンドロイドが役に立っていたのは良かったです。できればガタックゼクターも働いてほしかったですが。
しかし相変わらずあの2体は存在が謎のままですね。ジオウ世界で誰が作ったのか何でソウゴたちの手元に転がり込んできたのか理由がわかりません。「後で誰か黒幕が現れるのだろうか」と思ってきましたが今の今まで何の音沙汰もありません。たぶん一生わからないだろうと思っています。


次回は電王編と最強フォーム登場みたいです。
劇場版を見てないからちんぷんかんぷんなのですが、劇場版に電王のアナザーライダーって出てましたよね? 電王ウォッチはもらえなかったとは話に聞いているのですがアナザーライダーも倒せずに逃げられたんですかね? 倒した相手がまた出てくると不毛過ぎると思うのですがどういうことなのでしょう。

コメント

15 件のコメント :

  1. 更新お疲れ様です。

    やっちゃいましたね…加賀美がザビーゼクター並みに尻軽だったなんてがっかりです。
    ハイパーガタックはてれびくんのスーツは現存してるんですかね…あるなら今回出しても良かったですね。

    「記憶もコピーしたワームは人間か?」というテーマをやるのかと思ってたんですがそうでもなかったですね。
    影山が人間っぽく振る舞うのかと思えば「仲間たちと人類を滅ぼすぞ」とワーム側なのを隠そうともしてなかったですし、
    散り際の俺は影山じゃないという捨てゼリフもあんまり効果的ではなかったように思います。
    矢車さんがワームと知りながら加担した理由も何かあっても良かったですよね。
    人に裏切られ、影山の面影を見てつい懐かしくなったとか少し言うだけでも本編後のドラマを感じさせたと思います。
    響鬼編とかもそうでしたが、せっかく歳を重ねた本人が演じるのに、その後の人生をどう歩んで来たか描かれないから物足りないですね。

    最近子供みたいな扱いだったウォズがギンガの能力を考慮して作戦を立てたりちょっぴり威厳を取り戻してましたね。
    ツクヨミは隠し事多いですね。そんなにソウゴたちの誰も信用できないんでしょうか。
    皆が胸の内は明かさないシリアス路線にするのか馴れ合いの仲良しチームにするのかどっちかにして欲しいです。
    ゲイツくんが「自分の手で倒す」という矢車さんの思想に反応していたのは、今後活かされると良いですね。
    最終的には仲間として落ち着くにしても、ゲイツくん自身の考えや決断を物語として描いて欲しいです。
    このままソウゴの子分その1じゃあんまりです。

    アナザー電王はオリジナル電王がロッドフォームのキックで倒していたはずですが、
    「ここはソウゴたちとは別の時間」とか言っていたので都合よくどうにかなるんだと思います。
    この前も見た侑斗の役者さんを酷使するあたり、どうしても「本人客演」をアピールしたいんでしょうね。
    加賀美の件も「これで次から客演は加賀美を呼べばノルマクリア!」とか考えてるのかもしれません。
    士も何しに来たんでしょうね…ディケイドを重用するわりに扱いが適当すぎます。

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    1. >響鬼編とかもそうでしたが、せっかく歳を重ねた本人が演じるのに、その後の人生をどう歩んで来たか描かれないから物足りないですね。

      役者さん本人の歳月を経ての再登場は人によっては「キャラのイメージが壊れるから出ない」というくらいデリケートな事柄なのに、更に雑に扱えばこうなるのは目に見えてると思います。本当に作品のこと何も考えてないのだなと呆れるばかりです。

      >ツクヨミは隠し事多いですね。そんなにソウゴたちの誰も信用できないんでしょうか。

      相変わらず意味がわかりませんね。士とどこかに行ったことはバレてるのだから話したほうがマシだと思います。「ツクヨミはクズでした!」と言われても視聴者的には「知ってる」ですし。

      >「ここはソウゴたちとは別の時間」とか言っていたので都合よくどうにかなるんだと思います。

      本編でもWのウォッチを持っていましたが別の世界なんですか? アナザー電王と戦った世界とWのウォッチをもらったのが劇場版の中でも別の世界だったということでしょうか。

      >加賀美の件も「これで次から客演は加賀美を呼べばノルマクリア!」とか考えてるのかもしれません。

      プロデューサーなど上層部は最初からずっとそういう考えだと思います。まともに話を作る気があったらキャスティングと脚本作りにもっと時間をかけないと不可能なことはわかりきっていたはずですから。

      >士も何しに来たんでしょうね…ディケイドを重用するわりに扱いが適当すぎます。

      私は特にそこには作品上の意味はないと思っています。
      「役者さんがプロデューサーに気に入られている」とか「ディケイドという作品を贔屓しているから」とか「役者さんのスケジュールを簡単に抑えられるから出しやすい」とか、そんな程度の理由だろうと思っています。

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    2. 客演に関しては、当時より老けていても、太っていても、演技や声質が変わっていても、自分はなるべく受け入れたいという感覚です。
      未熟な頃の演技を思い出したり役者さんそれぞれに思うところがあるだろうし、そんな中で演じてくれること自体は嬉しいので。
      なので無理に衣装やメイクで当時っぽく取り繕わなくても、今の姿を活かすような話にして欲しいと思うんですが、あんまりうまくいきませんね。
      アギト編で翔一君がちょろっとフランス語を喋ったりしてたのは、その後の生活を思わせて、その上で変わらない屈託なさも健在といういい塩梅だったと思います。
      ジオウ以外も含めて、時を経ての客演で良かったのって誰だと思われますか?自分は平成vs昭和のたっくんとか好きです。

      アナザーは基本オリジナルでしか倒せない、ガワだけで中身は本人とすると客演なしなのが残念がられるのでそれは避けたい、という結果なんでしょうが、
      加賀美が一時的にでもカブトを引き継ぐ必要があった理由があればよかったですね。豆腐の研究で手が離せないとか…
      それでも地球の危機なら黙ってないはずではありますが。長距離の移動も可能でしょうし。
      加賀美のキャラ自体は本人らしくて、ソウゴと話す場面は先輩として威張るわけでもなく、ソウゴも堂々としていていいシーンだったので
      結果的に本編の加賀美の否定とまではいかなくてもガタックであることにキズがついてしまったようで残念です。
      本人出せない事情はしょうがないと思うんですが、設定上どこでどうしてるかも語ってはいけないタブーなんでしょうか?
      響鬼さんも「お空の上で見守ってくれてるよ…」的な死んだみたいな感じでしたし、渡なんて存在ごと抹消されてましたし。
      触れないようにしすぎてて余計気になります。

      アナザー電王は撃破の際に別空間に移動してたので倒したこと自体なかったことになるのかと思ったんですが、
      次回の電王編では変身者も別人で、生まれた年の刻印やデザインも異なる完全な別個体のようです。
      そもそもアナザーウォッチ壊れたのにまた生み出せるのかとか疑問はありますが…
      Wウォッチを受け取ったりしたのは普通に本編と繋がってるという認識でいいんだと思います。

      ディケイド贔屓に特に意味がないのはその通りでしょうね、
      個人的には出てくるたびにレア感が薄れ、たまに様子見に来る暇な兄ちゃんくらいに成り下がってるのが辛いです。
      立ち位置的にはソウゴと対になるような存在で、揺さぶりをかけたりできそうだと思うんですが…

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    3. >ジオウ以外も含めて、時を経ての客演で良かったのって誰だと思われますか?自分は平成vs昭和のたっくんとか好きです。

      役者さんの話ではなく、役自体の話なので誰とかはありません。平成vs昭和で言えば、巧が草加のことで世界の命運まで犠牲にしようとすることが本編から考えるとおかしいと思いました。歳月を経たキャラを出すなら、
      1)本編と整合性を取る。
      2)歳月を経て登場した意義を出す。
      3)参加した作品そのもの(ジオウであればジオウのストーリー)にそのレジェンドキャラが出た意義をもたらす。(「そのほうが売れるから」などは理由にならない)
      最低でもこの3つを同時にクリアしないと出すべきではないと思います。

      >それでも地球の危機なら黙ってないはずではありますが。長距離の移動も可能でしょうし。

      ただの悪党ならともかく「ワームが復活」したら天道が黙っているはずがないと思います。ワームを殲滅することが天道の生きている目的の一つですから、むしろ誰よりも敏感に反応して誰よりも率先して戦うはずです。

      >本人出せない事情はしょうがないと思うんですが、設定上どこでどうしてるかも語ってはいけないタブーなんでしょうか?

      たぶん、「後で出すことになったら困るから」だと思います。
      レジェンドの安売りをしているくらいですから出せるなら出したいはずです。そのときに「でも前にこういう話やっちゃったから」なんてなったら困ります。売っている側にとってはストーリーなんて重要ではないので、後で面倒になるくらいなら全く触れずに無視しておくほうが都合が良いのだろうと私は考えます。

      >次回の電王編では変身者も別人で、生まれた年の刻印やデザインも異なる完全な別個体のようです。

      別個体なのですか。なるほど。アナザーウォッチがまた作れた理由は謎ですが、アナザーライダー自体はそれで説明がつきそうですね。

      >立ち位置的にはソウゴと対になるような存在で、揺さぶりをかけたりできそうだと思うんですが…

      やれるでしょうがやらないのがジオウなんですよね… 言動からすると脚本上でも「誰がやっても務まるモブ枠」ではないでしょうにこの有様であることが実にどうしようもないと思います。

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    4. なるほどよくわかります。
      本編でどういう物語を経てどんな結論を出したのかを考慮した上で、再登場した際の言動を組み立てていくべきですよね。
      原作とは違った動きでも、何を経験し心境がどう変化したのか描いてくれれば納得できるんですよね。
      ゲストとして出る意義という点はジオウは酷いですよね。単純にその回の敵の撃破に必要な行動をとる、というだけじゃなくて、
      問題解決のヒントを与えるとか、ソウゴたちが成長するきっかけを作るとか、販促の都合等の制約の中でも工夫できると思うんですが。
      しかもその後ソウゴがレジェンドとの会話を思い出したりとか一ミリもしないんで本当に会ったんだっけ?と思えて来ます。

      そう言われると確かに最終回で答えを出したはずのたっくんが私情で世界を危険に晒すのは不自然ですね。
      まぁ鋼の意思みたいなキャラではなく繊細な性格なので、一瞬迷いが生じることもあるんじゃないでしょうか。
      その後の晴人の励ましも集合ものならではで、そこも含め自分的にはわりと良い客演でしたが、
      555本編との整合性という意味で疑問があるというご意見も理解できます。
      自分はそういうとこにまで気が回らず表面的な部分に注目してしまうんで、キャラ造形がそれっぽいといいなと思ってしまいます。
      神敬介に話を聞いて欲しいけど上手く言えず黙ってついて来ちゃうとかたっくんらしいなと感じました。
      ジオウの、特に下山さんの「このキャラといえばこれ!」みたいな身も蓋もなさがあまり好きじゃなく、
      猫舌というワードを使わなくても、熱い飲み物から目をそらすだけで表現できると思うので、そういうとこがうまいと好印象です。

      あとで出れるかもしれないからふわっとさせとくとか、ジオウはそんなのばっかりですね…
      自分は「出せなかったのを叩かれたくない!」という叱られるのが嫌でおねしょを隠す子供のような心境かと思ってました。
      今回カブトゼクターさんが来てくれたのは天道の思惑、と妄想を広げようにも情報が少なすぎて困ります。

      あとすみません、アナザー電王の違いは年号のみでデザインはそのままみたいです。

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    5. >原作とは違った動きでも、何を経験し心境がどう変化したのか描いてくれれば納得できるんですよね。

      歳月を経た後ですから変化はあって当然だと思います。そこに触れないことが問題だと思います。
      たとえばソウゴなど現役キャラに対して”レジェンド”だと言うのならば、「今も戦い続けているヒーローの先輩」なのか、「かつて過酷な戦いを生き抜いた人物」として描くのか、切り口一つ取っても話の構成は大きく変わってくると思います。そういう根本的なコンセプト一つ取っても考えた形跡が何も感じられません。「『レジェンド』という単語を別のフレーズで言い換えてみてください」とスタッフを問い詰めてもまともな答えが返ってくる気がしません。

      >まぁ鋼の意思みたいなキャラではなく繊細な性格なので、一瞬迷いが生じることもあるんじゃないでしょうか。

      私とは解釈が異なるようですね。
      私は巧は自分と他人をドライに区別する一方、「俺には夢がないが他人の夢を守ることはできる」と言っていたように自分のことよりも他人の大切なものを優先する傾向があると思っています。
      そういった人物なら、仮に迷いが生じたとしても「俺はどうなっても構わない… でも他のやつまで巻き込むな!」といった反応になるほうが自然ではないかと私は解釈します。

      >ジオウの、特に下山さんの「このキャラといえばこれ!」みたいな身も蓋もなさがあまり好きじゃなく、

      キャラや作品の解釈が甘いから上っ面をなぞることを優先しているのだろうなと私は思っています。

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    6. たっくんが自分が傷ついても他人を優先する、というのはその通りだと思います。
      無関係の人々を巻き込むようなことを許容するか、と考えるとおかしいというのも理解できます。
      しかしそれこそ年を経たことによる変化という見方もできるんじゃないでしょうか。
      若い頃考えずにできた決断が、経験を経て思考が成熟したことで逆に判断が鈍るというのはありえると思います。

      また、本編では草加の最期には立ち会えていませんが、映画では本編とは異なる描写でした。
      本編と似た経験をした別の世界のたっくんなのかもしれません。(想像によるイメージ映像とも考えられますが)
      「なぜお前が生き残る」と本人から直接恨み節を聞かされたことで、より苦しんでいて、
      蘇った草加の姿を前に本来の意思とは違う行動をとってしまったんじゃないでしょうか。
      原作でも草加の言葉攻めに流されやすいとこもありましたし。

      自分は555自体が、草加も真理と自身の目的を天秤にかけたり、態度のあやふやな澤田など、
      それぞれが迷いながら生き方を探していく物語だと思っているので、そういう揺らぎも原作再現と言えるのかなと解釈しました。
      これが天道や翔一くんのような人物なら自分も受け入れられなかったと思います。
      昭和勢に理があるとするために、平成勢の未熟さをクローズアップする作りなのは否めず、
      そこらへんは自分もちょっとどうなんだと思わなくないですけどね。

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    7. 私はその前提条件は厳しいと思います。
      「かつてヒーローだったこと。そして今もそうであること」が映画全体の前提条件になっていると思うからです。この前提条件を外して巧や神敬介を見ると、「ちょっと迷ったら世界の命運を投げ出してしまう中年手前の男、そいつに対して難癖をつけてくる老害」となってしまうと思います。こんな話が作られることは早々ないと思います。あくまでヒーロー然としていることを前提にしないとお話が成立しないと思います。

      >本編と似た経験をした別の世界のたっくんなのかもしれません。

      これも上と同様に「じゃあどんな人物なのさ」となってしまいます。ジオウでお馴染みの光景ですね。

      >自分は555自体が、草加も真理と自身の目的を天秤にかけたり、態度のあやふやな澤田など、それぞれが迷いながら生き方を探していく物語だと思っているので、そういう揺らぎも原作再現と言えるのかなと解釈しました。

      そう解釈した上で、「その物語が一段落した後」のお話でも555の登場人物は精神的に揺らぐことが多いと思われるのでしょうか? 私はそこに違和感を感じます。

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    8. 別の世界ではなく本人とするなら、当時の出来事を何年も反芻しているうちに、そのことに囚われてしまっているのでしょう。
      一度気持ちの整理をつけたと自覚していても、思い返して自責の念が湧いて来たり、葛藤することはあると思います。
      それが死の時点で時が止まってしまった死者の立場の草加と、その後も生き続けるたっくんとの違いで映画全体のテーマでもあると思います。
      また、口のうまい草加に畳み掛けられると丸め込まれてしまうのがたっくんであり、人に付け入られる弱さは相手を思いやれるしなやかさでもあると思います。
      関係ない大勢の人はどうなるの、というのがネックなんですよね。でもそれをやらないと神敬介の叱咤ができないからストーリー上そうなってるんですよね…

      自分は本編後も迷うことはあると思っています。
      ひと段落とはその時点での答えであり、その後の人生で大きな失態を犯すことはありえないとは思いません。
      また、この件に関してはこの失敗によって本編の物語が価値を失うとも感じませんでした。そこが管理人さんとは違うのかもしれません。

      当時放送中だった鎧武はともかく、先輩たちは昭和も平成もある程度ヒーローとして完成した状態で話を作りはじめて欲しいという点は自分もそう思います。
      「vs」と銘打って結末を投票にしたり、対立を煽りまくる宣伝が足を引っ張っていたんでしょうね…

      管理人さんのご意見も一つの考え方だと思いますし、どちらが正しいとか優れた解釈であるという話じゃないことは理解しています。
      自分はわりと出されたものは美味しく食べたい性格なのでこういう解釈になりましたが、
      管理人さんのように感情に任せない論理的思考も大事だなと思います。

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  2. 白倉プロデューサーのTwitterでの発言によると、冬映画はあくまでパラレルの世界であって、Wとクウガのウォッチは年末年始頃に何かしらの継承イベントが本編世界のソウゴたちにもあったのではないか、という扱いのようです。特にWのウォッチ継承は役者さんを呼べなかったこともあってかなり簡略化されていたので、今後Vシネマや配信作品で描き直すつもりなのかもしれません。

    今回のカブト編とは関係ありませんが、平成ジェネレーションズFOREVERはストーリーに危うさはあるものの、これまでのオールスター映画とは違いライダーをカッコよく見せること、平成ライダーを応援し続けてくれた視聴者への感謝、この2つはしっかりと描いていたのでお時間があれば是非見て頂きたいです。

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    1. >冬映画はあくまでパラレルの世界であって、Wとクウガのウォッチは年末年始頃に何かしらの継承イベントが本編世界のソウゴたちにもあったのではないか、という扱いのようです。

      その話を鵜呑みにするにしてもおかしな話だと思います。
      「クウガとWは何らかの出来事の中で入手しました」と言われたら「じゃあアナザー電王もまた別の”何らかの出来事”の中で倒されたのかな」という考えは浮かんで当たり前だと思います。本編で描かれず劇場版のとおりでもなく、製作者の頭の中にしかない情報を参照しないと意味のわからないストーリーではストーリーとして成立していないと私は思います。

      >平成ライダーを応援し続けてくれた視聴者への感謝

      ジオウで現在進行系で踏みにじられてる最中だと思っているので今のところ見る気はしません。

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  3. 矢車に関しては、カブト劇中の時点であんなもんだったと思います。天道のように他のライダーのゼクターを集めるでもない、戦闘で勝利して相手を変身解除に追い込んでもとどめをさすでもない、キックホッパーになってからの彼は商品展開上の都合とスタッフのキャラ弄りによって、何がしたいのかもう全く分からない目的の無いキチガイとして支離滅裂な行動を取り続けていました。

    今回のジオウ劇中での描写を見る限りでは個人的には矢車は例えワームの化けたニセモノでも地獄を共有出来る弟が欲しかったんじゃないかなとは思いますが、いずれにせよ彼の行動に今更整合性や理由を求めるのはナンセンスだと思います。

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    1. >いずれにせよ彼の行動に今更整合性や理由を求めるのはナンセンスだと思います。

      私はそんなことはないと思います。
      全体で見れば支離滅裂だとは思いますが、少なくとも同じ脚本家が担当しているギャグではない前後回でまで意味不明だったことは無かったと思います。

      そして仮にそうだったとしても、ジオウでそれを再現する必要性は無いとも思います。
      むしろ不純物を取り除いて再構成したり、支離滅裂だった点にまで意味を与えて補完していくほうが適切だと思います。
      ジオウの1エピソードとして出すと決めたならば、矢車というキャラクターをどう定義するのか考えた上で話を作るべきであり、「おかしなキャラだから意味不明でもいいや」なんて考えは製作者としてはダメだと思います。

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  4. 内容が9割以上ギャグのハイパーバトルビデオでさえ「加賀美は天道にはなれないが自分らしい道を進む」というのは徹底されていたので、本編後の加賀美がカブトに憧れていたようなそぶりを見せるのは解釈違いでした。
    カブトに変身するならするで、「"太陽"を覆い隠した隕石」「隕石の衝突まで時間がない」とカブトのモチーフや能力を生かせそうな場まで用意しておいてウォズとソウゴだけで片付けてしまったのも肩透かしでした。そこはクロックアップで衝突前に隕石を破壊する、とかではないんですね……。

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    1. 「ワームの乗った新たな隕石を宇宙で迎撃すると言えば劇場版カブト。そこに絡めてカブトが登場するのかな?」なんて思ったりもしましたが、まぁ全くそんなことはありませんでしたね。ひょっとしたらスタッフ的には「ツクヨミが時間止めたおかげだからカブトっぽいでしょ」というつもりなのかもしれませんが。

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