■怒涛の展開
・敗退するだけかと思ったタンクジョウがあっさりやられて戸惑いました。と思っていたらやられてませんでした。
「倒せると思ってなかった相手を倒せたと思ったら倒せてなかった」という状況でまどろっこしいこの文面と同じくらい微妙な心境になりました。何をどう感じるべきだったのかすらわかりません。話についていけないとしか言いようがありません。

・私は「地震エネルギーを手にした俺は無敵だ！」とか言い出した時点で「そんな話あったっけ？？？」と戸惑いっぱなしでした。
「ドルイドンはマイナソーを生み出そうとしている」と「かつて地球を支配しようとした」以外に情報を聞いた覚えがないのですが何かありましたっけ？　「毒を浄水場にばらまいて人間を皆殺しだー」と言い始めたときも「マイナソーを生み出すために人間が必要なのでは？」と頭の中が疑問符でいっぱいでした。

・ストーリーのほうも「怪人を倒したはずなのにトワもゲストも治らないぞ？！」という話になっていきました。
タンクジョウの生存と関係…あるんでしょうか？　無くても困るし、有ってもどういうことか状況が飲み込めそうもありません。直接的に首を飛ばしたりする描写がない以上、「爆発したから死んだんでしょ？」と納得するしかないため、死んだように見えたけど死んでないという状況は視聴者にとって理不尽だと思います。だいぶ詰んでるように見えるのですが突破口があるんでしょうかね？

■考えたことなかったんだ…
・トワの葛藤も唐突＆謎に感じてしまい戸惑いました。
今更「犠牲になる一人一人の人間にも家族や人生があるんだ」なんてことを考え始めるとは思っていませんでした。多数のためなら少数の犠牲も仕方ないとして殺人未遂までしかけたからにはそのくらいの話は結論が出ているものだと思っていました。前回、勘違いで殺しかけた時点でもだいぶ正当性が危うかったのに今回こんな程度の低い悩みを聞かされると「こいつら大丈夫なのか？」という不信感が高まってしまいます。

・コウの態度も疑問に感じました。
タンクジョウを仇と狙うのが今更なように感じました。今までも戦っているのにそのときはそんな激しい憎悪を感じた覚えがありません。前から一般人を救うことを優先して戦っていた印象しかありません。
お話自体も「敵を倒したいと思うのではなく、守りたい人のために戦え」という内容でしたが今のところ「コウの大切な人＝マスター」という印象が一番強いため「だからその守りたかった人を殺されたんじゃん？」と復讐心が肯定されているように感じてしまい展開に馴染めませんでした。全体的に話の前後の脈絡がおかしいように感じました。

・今回は巨大化怪人相手だけでなく、普通サイズの怪人とのバトルもそれなりにありました。
レッドの格闘混じりの戦い方はやっぱり面白いですね。
特に水面蹴りが良かったです。キシリュウオーのアクションを彷彿とさせて、キシリュウオーもレッドが動かしているんだなという一体感が感じられて良かったです。

■キシリュウオーミルニードル
・トゲトゲしてるから全体のフォルムのまとまりが良いですね。
他の騎士竜もトゲトゲしたパーツが多いですし ジョイント用の凹凸もあるのでミルニードルくらい尖っているほうがかえってバランスが取れるようです。

・武器はよくわかりませんでした。
パッと見ではハンマーかと思いましたが、戦い方は相撲や素手のようでした。 盾なのかなとも思いましたが盾の殴り方とは違いますよね。
わかんないのでテレ朝の公式ページで確認したところ、あれは「メイス」だそうです。第一印象のハンマーに近いのでやっぱり使い方にはピンと来ません。ああいう使い方をするものでしたっけ？


次回は五体合体が登場するようです。五体合体だけどミルニードルやタイガランス単体よりもすっきりしてるように見えました。
タンクジョウもやっぱり倒されるみたいですね。倒されたり倒されなかったり本当になんなんだろうって感じです。３人の印象も薄いうちに５人になり、それで五体合体をアピールされても反応に困ります。