『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第3話「呪いの視線」:感想

2019年3月31日

■素人には無理
・今回のストーリーは詰め込み過ぎでした。
ウイの話に、バンバとトワ兄弟との対立、メルトと騎士竜の話といくつも同時にやろうとしていました。ウイの劣等感も兄弟の思想もメルトの性格も、どれも前提になる要素が初耳状態だからその発展形の話をされても反応に困ります。これだけ多くの要素を短時間で取り扱うのはよほどの名人でないと無理だと思います。がんばることと無理をすることは別だと思うので身の丈にあったことを着実にやっていってほしいです。

・バトルの展開もいまいちでした。
やっかいな目を塞ぐのは良いのですが、ただ道路を貼り付けるだけじゃ壊されておしまいだと思います。説得力が弱いです。今回はバトルが雑魚戦と巨大戦一度だけでどちらもあっさり終わったのでアクション面も満足感が薄かったです。

■アンキローゼとトリケーン
・ティラミーゴ以外の騎士竜はレゴブロック型のジョイントの都合上、単独だと芋虫みたいな形なんですね。恐竜って感じはしなかったです。頭部だけかっこよくて後ろは可愛い系(?)で何とも不思議な印象です。

■スリーナイツ
・コックピットは一人一つでバラバラなんですね。周囲の鏡部分に他のメンバーが映るのはかっこよかったです。


次回はトワとの和解とトワの騎士竜が登場するみたいです。
定番の展開なので特にストーリー面で語ることは無さそうです。巨大戦のアクションがどんな感じになるのかが楽しみです。

コメント

2 件のコメント :

  1. リュウソウジャーは番組が始まったばかりだからか、全体的に「この作品はこういう世界観なんです、このキャラクターはこういう性格なんです、敵はこういう目的で行動していて、こうやって怪人を作っているんです」みたいな説明が続いている印象がありますね。今回、新キャラの黒緑兄弟が出てきたので、今回はその説明回みたいな感じでした。

    青とピンクの騎士竜は、管理人さんも触れられていますが、恐竜と言うよりはイモムシみたいですね。3体合体の際も分割されて人型のキシリュウオーにくっつく小さな外装パーツ扱いですし、正直全く強そうに見えません。一々引き合いに出すのもどうかとは思うのですが、個人的にはデザイン面でも商品面でも設定面でもギミック面でも、キョウリュウジャーの青・ピンク用獣電竜の方がよく出来てたと思います。

    あと今更ですけど、剣のギミックがテンポ悪いですね。そう!そう!そう!そう!この感じ!の部分でリュウソウジャーの動きが止まってしまうシーンが多々あるのが…。サウンドのノリが良いのは元気があっていいかなとは思うのですが、もう少し戦闘でうまく扱って欲しいです。

    返信削除
    返信
    1. >全体的に「この作品はこういう世界観なんです、このキャラクターはこういう性格なんです、敵はこういう目的で行動していて、こうやって怪人を作っているんです」みたいな説明が続いている印象がありますね。

      私はどちらかというと、「そういう設定がスタッフの頭の中だけに留まってしまっている」という印象です。
      「戦隊だからこう」というようなイメージを勝手に脳内に描いておきながら本編には盛り込まないせいで視聴者との間に齟齬が生じているように感じます。ステレオタイプなイメージだから想像で補完してまだついていけているだけではないかと思っています。

      >個人的にはデザイン面でも商品面でも設定面でもギミック面でも、キョウリュウジャーの青・ピンク用獣電竜の方がよく出来てたと思います。


      私は玩具としてはこっちのほうがいいんじゃないかなと思っています。いろいろ組み換えができるようなので従来の腕や足を交換するだけの物より面白いように見えます。
      映像作品としては扱いづらい素材だと思いますが。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。