■歪み
・ストーリー自体は怪人絡みで比較的シンプルにまとまっていていつもよりはマシでした。

・でもソウゴは変になっているように見えました。
なぜか「無理ゲーじゃん」が口癖みたいになってたり、妙にいつもより能動的だったり、違和感を感じるところが多かったです。邪推ですがたぶん「ミラーワールドのソウゴを出すから差別化させようと思ったが、その時点になってようやくいつものソウゴの無個性ぶりに気づいた」というところなんだろうなと思いました。
こんなキャラ崩壊を起こしていたら、OPでクレジットを確認してなかったらどこの初参加のダメ脚本家と思っていたでしょう。今回も安心のシリーズ構成様の担当です。

■謎設定
・「リュウガは既に失われた世界のライダーだからウォッチを作ることができず、倒しようがない」
どういう理屈だか全然わかりませんでした。私が龍騎の劇場版やスペシャルを見ていないからだといいのですが。
別の未来である白ウォズとかの話からすると平行世界は存在せずにいずれ一本化される世界だから既に一本化された過去にはもう行くことができないって話なのでしょうか。それだと「じゃあ未来から来てるゲイツたちは何なの? 2068年から見た2019年は過去なのに一本化されず、2002年のリュウガはダメってどういう理屈?」とか疑問が尽きませんが。

・アナザーリュウガウォッチ自体も謎です。
公式の表記ではあくまであれは「アナザーリュウガ」で間違いないようです。リュウガ本人らしき人物が変身するアナザーリュウガ。ミラーワールドはもう消滅した過去だけどウールはアナザーリュウガウォッチを持っている。
リュウガは本来のリュウガにはなれないのでしょうか? それならばライダーの力をもう持っていないように思えますがウールはどうやってアナザーリュウガウォッチを作ったのでしょうか? こうなると「あれは真司のミラー版ではなく完全に別人のなりすまし」という話なのかと疑わしくなってきますが、これだと今回の前編の話が完全に空回りだったことになってしまいます。
鶏卵問題どころか何がなにやら全くわかりません。どこから何をどうして誰がどうなったんでしょう?

・ここまで話を聞いた後にゲイツが自爆覚悟で倒そうとしている(無理)なことも謎ですが。
そもそも自爆覚悟云々で言ってもジオウと2人で片方が捨て身で攻撃してもう片方が反射の防御に備えるのではダメなのかなと思いました。今回の冒頭でゲイツがジオウの必殺技を防いでましたよね。相変わらず何ができて何ができないのか不明瞭で展開にノレません。

■今更&意味不明
・突然ソウゴが「オーマの日って何なの?」と聞き出してびっくりしました。あれだけ多くの人物が口に出していて、いの一番に聞いて然るべきことだと思うのに放置するから気にしてないのかと思っていました。
まぁ何にせよ詳しい説明があるなら何も説明しないまま続けるよりマシか、と思いましたけど結局説明になってませんでした。新規の情報がゼロでした。なんで総集編みたいな時間の無駄をわざわざやってるのか不思議でした。


次回はジオウの強化フォーム、ジオウ2が出るみたいです。
導入が死ぬほど雑です。名前がシンプルだからって導入まで単純化することはないと思います。
必要性も微妙です。アナザーリュウガは強敵ですがギミックタイプでそもそも理屈がわからないので力押しで倒すことにも抵抗を感じます。目下の課題である白ウォズは強敵としての格が自然消滅しかけているし消化不良感だらけです。