『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル‼』 第2話 「暗躍する謎の鎧」:感想

2019年2月24日

【ストーリー】

・4話しかないからストーリーがどんどん進みますね
個人的にはそれならそんなにストーリー要素は要らないかなと思います。無理して進めると消化試合感や大した問題じゃなかったような印象が強まってきて良くないと思います。

■大和の願いの正当性
・大和の願いはあまり共感できませんでした。
ジューランド関連かと思っていましたが思っていたよりもずっと個人的でミクロなことでした。死んだ人を一時的に蘇らせるのは普通の方法では不可能なので願いにすること自体は間違っていないと思います。しかし前回、圭一郎相手に説教をしたり、対戦相手の願いを潰してまで叶える正当性があるかというと私は疑問です。「そういうルールだからどっちが勝っても恨みっこなしな」という次元の話に見えます。エゴを押し出すのは大和っぽくない態度のように私には見えました。

■リュウソウジャー
・今のところ宝探しをしてるだけで本編との関わりが薄いように感じます。どこかで交わるのでしょうか?
今のところ思い浮かぶ範囲だと
1)探しているお宝こそガイソーグorリタ関連の物である。
2)お宝を探しているうちに偶然出くわして協力してくれる。
3)最後まで関わらないまま視聴者向けの顔見せだけしてお宝を持って帰る。
 くらいです。どれも「これで出した意味あったの…?」という印象になりそうでいまいちです。何か面白い展開が用意されているといいのですが。


【アクション】

■ジュウオウイーグル
・ジュウオウイーグルのフォームチェンジが活かされていたのは面白かったです。
飛行、パワー、テクニックとタイプが異なる能力を活かした戦い方が見れました。ジュウオウイーグルの特徴を活かした内容で満足です。

・ただ、基本的にどちらかが優勢な一方的なバトルだったことは残念でした。実力よりもストーリーの都合のほうが強くて、バトルとしては盛り上がりに欠けました。

■ゴーカイレッド
・ゴーカイレッドもゴーカイチェンジを駆使した戦いが良かったです。
ガイソーグに対抗する手段としても説得力がありましたし、他人の能力を使えるゴーカイジャーだからこそガイソーグのコピー能力にもすぐに気づけたように見える流れで面白かったです。

・ただ、こちらもオールスターものとしては微妙なところでした。
「もう全部ゴーカイチェンジでいいんじゃないかな?」と思ってしまうところがどうしてもあります。戦隊どうしで小競り合いさせたりするより、ゴーカイチェンジで済ませたほうがずっと楽しい気がするんですよね…


次回は引き続きストーリーを進めつつ、カグラの回をやるみたいです。
今のところ「レッドだらけの中、なぜピンクのカグラなんだ?」という印象はあるのでその回答が得られれば良いなと思っています。



コメント

4 件のコメント :

  1. 個人的に、今回はとても楽しめました

    確かにストーリーはあまり必要な感じがしませんね
    ただ、今回はいわゆる起承転結の承。まだ急展開があるかもしれないので、そこは最後まで観てから判断しようと思います。

    自分はガオレンジャー世代なのですが、ガオレッド(獅子走)とジュウオウイーグル(風切大和)の熱い会話だけでおつりがくるほど感動しました。
    どちらも周年記念作品のレッドで、どちらも動物モチーフ。かたや獣医、かたや動物学者で父親が医者。そんな共通点の多い二人で、先輩から後輩への熱いエールはありきたりな展開ですが、やはり心にくるものがありました。
    なにげに「ネバギバ」の言葉を引用してたのがさらに感動ポイントでした。

    戦闘シーンも各々の特徴を見せようとする感じが伝わってきて、個人的には好みでした。やはり戦隊ヒーローは数が多いですから、各戦士の特徴を出さなければただのおしくらまんじゅうになりかねないですからね。ファルコンサモナーも久しぶりに見られたことですし、来週も期待したいです。

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    1. >ただ、今回はいわゆる起承転結の承。まだ急展開があるかもしれないので、そこは最後まで観てから判断しようと思います。

      何かあると良いですね。個人的にはオールスター系や4話のみという性質から可能性は薄いと考えています。

      >なにげに「ネバギバ」の言葉を引用してたのがさらに感動ポイントでした。

      私はガオレンジャーを見たことがありません。
      おそらく本編の内容やガオレッドのキャラに合わせた話なのだろうなとは想像がつきましたがやはり関係のあるお話だったのですね。
      オールスター物ですし短編ですから、どうせやるならこういう方向の小話を続けたほうが良いんじゃないかと思っています。

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  2. 天晴が滅茶苦茶良い奴になっていて驚きました。本編の天晴があまり好きではなかったため、個人的には嬉しい誤算でした。本編から成長した姿って解釈でいいんですかね?

    逆に大和は、願いが個人的過ぎてあまり良い印象ではありませんでした。「世界平和」みたいな大きな願い並にヒーローの個人的な願いも重要視される話であれば、長い期間を使って個人的な願い側にも同情してもらえるような話にするべきだと思います。ですから、4話しかないお祭り作品でするべき話ではないかなと感じました。

    動物コンビの会話はガオレンに思いでがあまりない私でも良い掛け合いだと思いました。だからこそ、もう少しそこに尺を使って日常的な会話(動物に関する話等)も見てみたかったですね。4話しかないなら、こういう掛け合い中心の構成の方が盛り上がるのではないかと思いました。

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    1. >本編から成長した姿って解釈でいいんですかね?

      ニンニンvsジュウオウジャーとか本編後の作品を私は見てないのでお答えできません。聞いた話では結婚して子供も生まれてるらしいです。
      だからといって性格が変わったのかどうかは関連作を見てみないとわかりません。やっぱり単に「脚本家が違うから」というだけかもしれません。

      >ですから、4話しかないお祭り作品でするべき話ではないかなと感じました。

      やるんだったらせめて他のキャラの願いも話さないとダメかなと思います。他の人の願いも重大なら大和に正当性は特にありませんし、しょぼい願いだと作品全体がどっちらけになるでしょう。どちらにしても大和のエゴが肯定されるわけではないと思いますが。

      >4話しかないなら、こういう掛け合い中心の構成の方が盛り上がるのではないかと思いました。

      私もストーリーを入れるならそういう方向性のほうが合っていると思います。メインストーリーなんてあってないようなものなので、リタは大幅にカットして最初からずっと「謎の主催者」で、最後に「実は怪人だったのだー!」で倒されて終わりくらいでいいと思います。

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