『仮面ライダージオウ』 第24話 「ベスト・フレンド2121」:感想

2019年2月24日

■謎理論
・「機械だからパスワードがあるはず!」と言い出したときアホかと思いました。
未来の機械と現代の知識を混ぜること自体が馬鹿げていますし、そもそも敵にコントロールされた時点でパスワードも書き換えられているのが普通でしょう。
おまけに仮にそんな仕様があっても入力する方法がわからないと思います。実際には「触るとタッチパネルが出る」という超ザルセキュリティだったわけですが。ご丁寧に入力中は敵の動きも止まる仕様で親切過ぎでした。あれもきっと「ソウゴが生み出したもの」だからなんでしょうね。そうでもないと困ります。

・キカイの話がただのおまけのまま終わってしまったことも予想以上でした。
「無事に安全地帯にたどり着けました」も「とりあえず衛生経由で洗脳してきた敵は倒せたから一安心」も何もないまま終わってしまいました。誇張抜きで「いったい何の話だったんだ…?」と思うばかりです。ポっと出のゲストにしたってここまで適当な扱いを受けるキャラは珍しいでしょう。

・謎といえば時間止めも相変わらず謎でした。
オーラがウォッチを創り出す未来がありましたけど、白ウォズって時間止めを無効化できるんじゃありませんでしたっけ…? 予めノートに書いて予防しておかないとダメなんでしょうか。

・個人的にはウォッチを作った後にアナザーキカイが残っていたことが不思議でした。
これまでの描写からするとウォッチを作った時点でオリジナルの持っていたライダーの力は失われるはずだと思います。なんで消えなかったのでしょう? ソウゴの創り出した特別製だからルールが適用されないのでしょうか?

■結局減らない
・タイムジャッカーの話のほうも何だったのかという印象です。
「実はオーラも鬼畜だったのだ!」と言われても特に印象がないので「あぁ、そうなんですか」としか思えませんでした。「タイムジャッカーその2」という以上の印象がありません。スウォルツも大概なので鬼畜なのがスウォルツでもオーラでも別にどっちでもいいです。

・その上ウールまで普通に残留してしまって状況に特に変化がないまま終わってしまいました。 ソウゴにまで「アナザーは倒すけど別にタイムジャッカーなんてどうでもいいから」とゴミ扱いされてしまいました。つくづく何のためにいるのか存在意義が怪しいように感じます。

■何がどうなってるの?
・「ソウゴは予知夢どころか夢を現実化している」まではまだわかりますが、それが現代にアナザーとして出現する理由は理解できませんでした。どういう因果関係なのでしょう?
ソウゴがアナザーを実体化させることで思い浮かぶ理由と言えばゲイツにウォッチを与えるためくらいですが、今のソウゴがわざわざゲイツにウォッチを与える理由は思いつきません。「ゲイツが俺のことを殺したいならそうしていいよ」なんてほど思いつめているようにも思えません。未来が見えてるのにわざわざ自分がやられてゲイツがウォッチを創り出すことを選んだのはそういう意思表示だったのでしょうか? 普通なら「主人公でそんな感情の変化がわかりづらい話にしないだろ」と思うところですがツクヨミの豹変という前科があるので信憑性を感じてしまいます。

・夢の中のキカイとアナザーでパスワードが異なったのは「夢の中=ソウゴの現在の心境は『王様になることより、友達(ゲイツ)のほうが大切』だと思ってきているから」という話でいいのでしょうかね?
これだとアナザーのほうはソウゴの何を参照して生まれてきたのか謎ですけど。そもそもあれがソウゴの思想から生まれたものだとするとモチーフがヤバいと思います。「ソウゴは他人を意のままに操りたいと思っている」としか解釈できません。本当にどこから出てきたのか理解できません。

・根本的なところでわからないことがもう一つあります。「今のソウゴの夢実現能力はオーマジオウは持っていない。少なくとも持っているとツクヨミたちは知らなかった」という理解で合っているのでしょうか?
全体の流れからすると「ツクヨミが豹変したのはオーマジオウの最悪の能力と同じものだったからだ!」という流れでもおかしくなさそうなのですが、今回のツクヨミの台詞からするとそういうわけではなさそうでした。状況が飲み込めず、今のソウゴがオーマジオウとも別物になっているのか、オーマジオウの道を辿っているのか全然判断がつきません。


■ウォズ・キカイフォーム
・能力がしょぼくてびっくりしました。人間を操って戦わせるって怪人相手には全く戦力にならない能力だと思います。

・個人的には明らかに不自然なように感じます。洗脳能力と言えば悪役の使うような能力で直接的な戦闘では役に立たない能力だと思います。となるとストーリー面で意味があるんでしょうかね?
キカイ=人々の洗脳
クイズ=自分の意思を正解として相手に強制する
シノビ=暗殺、監視
とかで、白ウォズの創り出そうとしているディストピアを象徴する能力だったりするのでしょうか?


次回は全てのアナザー怪人になれるアナザージオウ登場!、だそうですが全然危機感を感じません。アナザー怪人程度ならジオウ2でワンパンで終わりじゃないですか? 主人公のコピーといっても、そもそももっとヤバいオーマジオウという壁がずっと前からありますし。こんなに盛り上がらないコピーキャラも珍しいと思います。
 

コメント

6 件のコメント :

  1. アナザーリュウガはごり押しで倒せるのに何故かキカイは倒せないジオウ2、強いのか弱いのかわからなくなりました
    白ウォズの時間停止の件は全く同じ疑問を自分も感じました
    又、キカイウォッチを作られてしまう可能性が高くなるにも関わらずソウゴが白ウォズと共闘するのを黒ウォズが黙認していたのも意味不明でした、白黒両方を同時に出すのが面倒だとかそういう理由で無いことを祈ります
    後は今までの流れから白ウォズがアナザーキカイ発生の原因として一番疑わしいのに本人の否定を簡単に信じてしまう面子は人が良すぎると言うかなんと言うか

    返信削除
    返信
    1. >キカイウォッチを作られてしまう可能性が高くなるにも関わらずソウゴが白ウォズと共闘するのを黒ウォズが黙認していたのも意味不明でした

      黒ウォズは何をしていたんでしょうね? 冒頭の居眠りはギャグに過ぎないのか「居眠りするほど徹夜で何かの計画を裏で進めていてもう終わっている」といった話なのか判断に迷います。

      >今までの流れから白ウォズがアナザーキカイ発生の原因として一番疑わしいのに本人の否定を簡単に信じてしまう面子は人が良すぎると言うかなんと言うか

      相変わらず馬鹿みたいですよね。本来なら未来人全員が容疑者で「お前がやったんだろ!」なんて疑心暗鬼合戦になっててもおかしくないのですが。

      削除
  2. ちょっと思ったのですがソウゴの予知夢はジオウ2の影響で生まれたのか元々持っていた能力のどちらなのでしょうか?ジオウ2を手に入れる前の話でシノビの夢を見ていた描写からすると前々から持っていたという事なのでしょうかね?

    ウォズのキカイフォームはただ人間を操るというよりも人間をアンドロイド化して操るといった感じなので怪人に全く効果がないとは言い切れないと思います。

    アナザージオウに関して思ったのですがこれまで出せなかったアナザーライダーをまとめて出してレジェンドライダーの話を終わらせるなんて事もありえますかね?

    返信削除
    返信
    1. >ジオウ2を手に入れる前の話でシノビの夢を見ていた描写からすると前々から持っていたという事なのでしょうかね?

      シノビのことを考えるとそう解釈するのが妥当になるでしょうね。
      ただ、シノビは白ウォズの歴史には当たり前に存在していたようなので、「ソウゴは未来を見ただけでソウゴがシノビを生み出したわけではない」という可能性もあり得ると思います。予知夢と歴史創造能力が別々の能力である可能性も考えられます。シノビ時点では予知夢だけで歴史創造能力に目覚めたのはつい最近なのかもしれません。
      現時点ではやはり何とも言えないと思います。

      >ウォズのキカイフォームはただ人間を操るというよりも人間をアンドロイド化して操るといった感じなので怪人に全く効果がないとは言い切れないと思います。

      それだと今度は「じゃあキカイの能力で人海戦術すればいいね」って話になりかねないと思うのです。単純に肉体を強化できるならゲイツや自分自身に使えばライダーを強化できちゃいますし。

      >アナザージオウに関して思ったのですがこれまで出せなかったアナザーライダーをまとめて出してレジェンドライダーの話を終わらせるなんて事もありえますかね?

      理論上はあり得ると思いますが、私はジオウのスタッフがそうするとは思いません。取り返しのつかない不可逆な決断を今できるとは思えません。
      もっともジオウのスタッフなので「もう出ないと言ったが絶対出さないとは言ってない」なんて平然と手のひら返しをしたとしても違和感はありませんが。

      削除
  3. キカイ編の後編です。キカイ/アナザーキカイがパスワード入力で緊急停止可能という設定には笑いました。まあ本作は子供向け作品ですし、製作側は「2話で説明できる子供にも分かりやすい解決法」を考えたんだと思いますが、胸を触ると動きが止まってパスワード入力が可能になるロボットなんて、子供向けの設定にしてもポンコツすぎです。

    システムアドミニストレータ権限とかを持たない者でも、それこそ眼前に迫る敵ですら簡単に基幹システムにアクセスできたら、もうキカイにもアナザーキカイにも実用性なんて全く無いと思います。

    アナザーライダーを倒す際に対応するウォッチを必要としないジオウ2の攻撃でも消せないキカイ虫が、ウォズフューチャリングキカイの攻撃では消えるというのもよく分かりません。結局、「敵に対応するウォッチが無いと完全には倒せない設定」はまだ生きてるのか?それともジオウ2の登場により死んだのか?こういう細部がよく分からずモヤッとする辺りがジオウをジオウたらしめてる原因だと思います。

    次はアナザージオウ編ですね。本作には「アナザーライダーが誕生した瞬間にオリジナルは歴史を上書きされて消滅してしまう」という鉄の設定があるはずなので、常々私は「ジオウが邪魔ならアナザージオウを作って存在そのものを上書きすればいいじゃん」と思っていましたが、ついに来週それが現実のものとなる訳です。

    仮面ライダージオウではなくなり、ジオウとして戦っていた記憶も消え去って、ただの痛々しい王様ワナビに戻ってしまうソウゴを製作側は一体どんな無茶苦茶な屁理屈でジオウに復帰させるのか?違った意味でとても楽しみにしています。なぜかジオウとアナザージオウが共存できて、アナザージオウの方が最終的にオーマジオウになるみたいな展開だけは勘弁してもらいたいですが、はたして。

    返信削除
    返信
    1. >もうキカイにもアナザーキカイにも実用性なんて全く無いと思います。

      衛星経由でのハッキングも「セキュリティがガバガバ過ぎない?」と思いましたが本体はもっと酷かったのである意味納得しました。

      >アナザーライダーを倒す際に対応するウォッチを必要としないジオウ2の攻撃でも消せないキカイ虫が、ウォズフューチャリングキカイの攻撃では消えるというのもよく分かりません

      何なんでしょうね。前回の時点ではてっきり「夢の中でのキカイとの戦闘を通して倒し方を知る」なんて展開になるのかと思いましたが特に関係ありませんでした。
      アナザーキカイがソウゴの願望から生まれた存在だとすると、「ソウゴに倒そうとする意思が少なかったためジオウ2の能力が発動しなかった」、あるいは「そもそもジオウ2のアナザー抹殺能力も歴史創造能力の活用である。倒したいという意思がないと発動できない」なんて理由なのかもしれませんが。

      >なぜかジオウとアナザージオウが共存できて、アナザージオウの方が最終的にオーマジオウになるみたいな展開だけは勘弁してもらいたいですが、はたして。

      私は「ジオウ/ソウゴだけ特別」という方向性じゃないかなと思っています。スタッフは特別扱いするのが好きそうに見えるので。
      もしくはゲイツリバイブが来そうなので、「ゲイツはゲイツリバイブとなりジオウを倒した。これで白ウォズの言っていたようにオーマジオウが誕生する歴史は回避された。ただし倒したのはアナザージオウで、倒した後にソウゴ自身にジオウの力を戻したことで『ジオウを倒した』ゲイツリバイブとジオウが並立する新たな未来へと向かうことになった」とでも言うのかなと思っています。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。