『仮面ライダージオウ』 第22話 「ジオウサイキョウー!2019」:感想

2019年2月10日


■話に全くついていけない
・今回の話に一つもついていけませんでした。
まずソウゴの話は「はぁ、そういうものなんですか」と完全な他人事にしか聞こえませんでした。ソウゴの闇と光と言われても”変人”という印象しかないので全然具体的なイメージが湧いてきません。闇と言えばオーマジオウになる未来がありますが今のところ片鱗も見せていないのでどうしてそうなるのか未だに不思議なくらいです。光のほうは欠片も思い当たることがありません。何しましたっけ?
とても主人公の話とは思えない内容でした。実績には困らないはずのヒーローものでこんなに実感のない話をよく作れたものだと思います。
この流れでジオウ2が「過去と未来」を司るという謳い文句で出てくるのも謎でした。ミラーソウゴのどこにそんな要素ありましたっけ…? オーマジオウの力がそういうものなのであって、今回の話と全く関係ないって話でいいのでしょうか? これだと決意してもしなくてもジオウ2にはなれたって話になってしまいますが。

・ゲイツのリュウガ対策も相変わらずわけがわかりませんでした。
「必殺技にはラグがあるからそれで反射される前にダメージが入る」はまぁ良いです。今までそういう演出がありましたからラグがあるということは納得できます。
でもラグがあるからダメージが入るという理屈はわかりません。前回までの描写を見てもアナザーリュウガは攻撃が当たって怯んだ後に反射しているように見えます。これだとゲイツの必殺技でもダメージが入るようには見えません。意識的に反射しているなら「相手の反応が間に合わないから」と言えるかもしれませんがこれも自動的にやっているように見えますし…
そもそもなんで倒さないといけないのかがよくわかりません。
ジオウや白ウォズ、タイムジャッカーより優先度が高くなるのはなぜでしょう? アナザーリュウガを倒さないと世界の終わりとか倒せば全部終わるみたいなノリになっていることが不思議でしょうがありませんでした。
おまけに結局倒せてないという体たらくでどうしようもありません。ここまでやってそれって…  おまけのおまけにジオウ2がアナザーリュウガを倒せた理由は「跳ね返せないほど強かったから」って… ゲイツも通常ジオウもウォズも全部をコケにしてます。次回以降ジオウ2を封印しないと「リュウガにも勝てない雑魚は引っ込んでろよ」としか思えません。

・最後のツクヨミの決意は一番わけがわかりませんでした。
今回の中盤で改めて「ソウゴがオーマジオウになるとは思えない。ゲイツもそう思うでしょ?」なんて話をしておきながらソウゴはオーマジオウになるから倒せなきゃって何ですかそれ。
思わぬ角度への手のひら返しにびっくりしました。ゲイツの生命を助けてもらったこと忘れたんでしょうか? オーマジオウはそんなことしないのだからソウゴの魔王化を危惧する理由はないと思います。むしろ「オーマジオウの力を良いことのために使った。やっぱりソウゴはオーマジオウになったりしない!」と確信を強めてもおかしくない場面だったと思います。
そもそも序盤の時点で「ジオウになるからお前はオーマジオウにもなる!(だからベルトを捨てろ)」と主張してませんでしたっけ? ジオウはOKにしたけどジオウ2はやっぱりダメってどういうことです?

・個人的には「そういえば未来のことを具体的に考えたことなかったわ」なんて言ってた二人にこの展開をやらせること自体が不思議です。
そんな二人の語る未来を真剣に受け止めていいのか私にはわかりません。

・こんな理解に苦しむときに役に立つのが公式のありがたいお言葉です。今回もばっちり書いてありました。
 ソウゴは「Ⅱ」へとステップアップ。時間を自在にコントロールする力まで身につけはじめたようです。まさにサイキョウー!

けれど、それはツクヨミの許せることではなく……。ソウゴとしてはゲイツを救ったつもりかもしれないけれど、死を賭したゲイツの思いを無にすることでもあり、ゲイツの命をもてあそんだことでもある。
サイキョウー! の力。それは、人が持ってはいけない禁断の力なのかもしれません。 
だそうです。なるほどなるほど。ツクヨミはサイコパスということで合ってますか? なんか「ゲイツはあのまま犬死にしていたほうが良かったんだ! よくもそれを邪魔したな!」と言っているように見えるんですが? 仲間がオーマジオウに殺されたことをあれほど辛く思っているゲイツに対してツクヨミがそんなことを考える人物だったとは思いもしませんでした。個人的には一番オーマジオウになりそうな人物はツクヨミなんじゃないかなと思えてきました。

■ジオウ2
・デザインは普通にかっこいい系に見えました。角がガンダムみたいだと思いました。
動きも普通に悪そうでした。特に上半身が動かせない感じが強かったです。肩が上がらないどころかまっすぐ腕を伸ばすことも難しそうな感じに見えました。

・サイキョウギレードはデンカメンソードとかぶってるし普通にかっこ悪いし、また剣だしで反応しようがない感じでした。立て続けに剣を3つも出すとは商業主義も極まれりって感じです。ヘイセイバーはこれでお役御免なのでしょうか。
ジカンギレードとくっつくギミックがなるほどと思いましたが「合体しても特にシルエットが変わらない」のはアクション面では良くないと思いました。大きくなるわけですらないので「だから何?」って感じが強いです。


次回はまた未来ライダー編のようです。龍騎編と半端に交雑した意味はさっぱりわかりません。そもそも白ウォズが没落した今になってまた未来編をやってどうするのでしょうか。


コメント

28 件のコメント :

  1. ゲイツのキック云々についてはまったくの同意です。当たったからと言って倒しきれるとは限らないしそもそもアナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せないから正直ゲイツが何をしたいのか訳がわかりませんでした。そして公式によるとどうやらジオウ2の能力はアナザーライダーを破壊できるフォールドを作る事が出来るらしくそのフィールド内なら同じライダーでなくてもアナザーを倒せるそうです。なんかもう他のライドウォッチはいらなそうですね。

    ツクヨミに関してはもうちょいなんとかならなかったのかと思います。ここ最近出番が少なかったのにあんなシーンを入れたらツクヨミに対して嫌悪感を示す人たちも現れるでしょう。



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    1. >なんかもう他のライドウォッチはいらなそうですね。

      でも出すんだと思っています。
      まぁこれまでもアナザー対策以上には必要性を感じたことがないので全体としては特に変わらないと思います。空気が無意味になっても大差はないでしょう。

      >ツクヨミに関してはもうちょいなんとかならなかったのかと思います。

      私はそもそも何を言っているのか1ミリも理解できませんでした。公式を見たらますます理解できなくなりました。アナザーツクヨミに入れ替わってると言われたほうがまだ理解できそうです。

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    2. 返信ありがとうございます

      よくよく考えてみるとソウゴの「やっぱりそうなるよね」という台詞からゲイツが死ぬのは分かっていたのに敢えて能力を試すために見殺しにしたとも取れるのでそういう意味で命を弄んだとツクヨミは思ったのかもしれませんね。まぁ今の今まで大した根拠もないのにソウゴを信頼していたのでここら辺で本格的に敵視するのも悪くないかもしれませんね。

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    3. 私はそこも今更だと思います。
      ソウゴが変人であり、他人の気持ちを無視するような言動をすることはツクヨミも知っていることだと思うからです。たとえばオーズ編では勝手に檀黎斗の付き人になったせいでもめてゲイツと戦闘にまで発展したことがあります。そういったことを経ても「ソウゴはオーマジオウになるはずがない」と言っていたのにあそこで掌返しするのはおかしいと思います。そこに引っかかりを感じるならもっと前に魔王認定していると思います。

      もっともオーズ編の前後から毛利さんが担当していたので下山さんからすればそんな事実は存在しないのかもしれませんが。

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  2. 龍騎編の解決話ですね。のっけのゲイツの「俺はずっとジオウを倒す事を考えていた、しかしその先の未来の事を想像していなかった」発言にはビビリました。

    彼が先の事を考えてないのは言動の節々から分かってましたが、まさかずっとジオウを倒す事を考えていたとは思いませんでした。薄っぺらい友達ごっこを繰り返し、ソウゴがベルトを捨てようとしていた時などジオウに変身するよう強要してた気がするのですが、あれは私が見た幻覚か何かだったのでしょうね。

    あと今回もまたゲイツやウォズがアナザーリュウガと戦ってましたけど、アナザーリュウガは「絶対倒せない敵」なんじゃなかったのですかね?今回の相手は絶対に倒せない敵だと認識していながら、無駄な攻撃を繰り出しては敵の攻撃反射で自滅を繰り返す彼らに学習能力は無いのでしょうか。

    1回2回ならともかく、何度も何度も無謀に突っ込んでは無様にやられる様を見せられても、敵の強さより味方の馬鹿さ加減が強調されるだけだと思います。製作側の引き出しの少なさも露呈してしまいますし、何より面白くないのでこの手の間抜けな展開はあんまりやらないで欲しいです。

    ジオウ2については、デザインは好きになれませんが変身待機音はかっこよかったです。しかしジオウ2がデンカメンソードの二番煎じのような専用剣で繰り出した「絶対倒せないアナザーリュウガへの対抗策」が、強すぎて跳ね返せない攻撃を繰り出すこと、つまりまさかの無策なパワー押しだとは思いませんでした。

    もう相手が失われた世界の住人だとか、攻撃反射能力を持ってるだとか、敵のアナザーライダーに対応するライドウォッチを入手できないだとか、一切関係ありません。リュウガと同一人物扱いされている龍騎(城戸真司)や龍騎ウォッチが解決に役立つみたいな展開も無いです。解決策は、「ただレベルを上げて物理で殴る」だけ。何か出来の悪いクソゲーの攻略法みたいで本当にガッカリしました。

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    1. >あれは私が見た幻覚か何かだったのでしょうね。

      私もそんな光景を見た気がしますが幻覚でしょう。そうでなければゲイツが痴呆症を発症していることを疑わなくてはいけなくなります。もしくは「いつの間にか俺にとってやつは”ジオウ”ではなく「ソウゴ」になっていた…(だがやつはあくまでジオウだったのだ)」なんてラブストーリー地味た展開かもしれません。これはこれで「ゲイツってそんな性格だったっけ?」と思えてきますが。

      >あと今回もまたゲイツやウォズがアナザーリュウガと戦ってましたけど、アナザーリュウガは「絶対倒せない敵」なんじゃなかったのですかね?

      ジオウの登場人物は思い込みが激しいので何もかも強調して考えてしまうのかもしれません。ほら、よくちょっと怪我しただけで「もうダメだ! 絶対死ぬ!」とか大げさに言い出す子供とかいるじゃないですか。あんな感じのメンタリティなのかもしれません。ちゃんと話に絡めるなら「何をしても倒せなかったオーマジオウのトラウマが蘇っている」とか理由はいくらでもつけられると思いますが。

      >何か出来の悪いクソゲーの攻略法みたいで本当にガッカリしました。

      あんなにグダグダ理由をつける必要性も感じませんでしたね。
      どうせ力押しなら同じように理不尽パワーを使う白ウォズを倒せばいいのにと思います。

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  3. コメント失礼します。

    相変わらずわけのわからないお話に呆れましたが、本当に唯一、唯一微笑ましかったのは中の人的にも久し振りな気がする真司と編集長のやり取りです。

    お話さえ良ければと思うと残念です。

    ツクヨミは……映画の中で内容忘れましたが、自分で模試3点とか言ってたんで、只の笑いネタかと思ったらガチでしょうね。

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    1. >ツクヨミは……映画の中で内容忘れましたが、自分で模試3点とか言ってたんで、只の笑いネタかと思ったらガチでしょうね。

      あの未来でも模試なんてあるんですか。しかもあの未来基準で3点とは凄まじそうです。
      ただ、ツクヨミが馬鹿だとすると序盤とかで偉そうな口をきいていたのがおかしくなってきちゃうんですよね…

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  4. せっかく時間を操作できる能力を手に入れたのだから反射の対策はそれ絡みだと思っていたらまさかの反射出来ない理由が只の攻撃が強すぎるからの一言で更にウォッチがなくても倒せる事に。。。
    今までを全てぶん投げてくれて超がっかりです
    後タイムジャッカーが全く絡んで来なかったのも納得が行かなかったです

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    1. タイムジャッカーは「リョウガ倒せるわけないから余裕でしょ!」と遊んでいたのかもしれません。ボンクラなので特に違和感がなさそうです。
      もしくは「白ウォズがいる! 怖いから近づかないでおこう」と逃げていたのかもしれません。

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  5. あまり盛り上がらないパワーアップ回でした。ミラージオウも出落ちで反転合成でしたし、なぜかミラーワールドのソウゴからジオウライドウォッチⅡの半分を貰うっていうのも納得できませんでした。あいつはどんな存在だったんでしょうね?

    ジオウⅡの能力もスーパールパンレッドの未来予知と何ら変わりなく既視感がありすぎてガッカリでした。時間操作もカブト ハイパーフォームとも変わらないし、アクション自体も大した変化がないように見えました。デザインはまぁいいと思いますが、設定上今までのウォッチの意味もなくなるし、ゴーストの強化フォームインフレよし酷く、最悪の強化フォームだと感じます。

    それと次回はキカイ編ですが、先週退場したばかりの入江甚儀さんをキカイの変身者にするのは少し意外でした。映画と鎧武でキカイダーを演じていたのは知ってましたが、変身前の姿がまんま昔のジローと同じスタイルだし人造人間だし、やっぱりスタッフ達もふざけてるんでしょうか?期待は個人的にしてません。

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    1. >なぜかミラーワールドのソウゴからジオウライドウォッチⅡの半分を貰うっていうのも納得できませんでした

      今回のストーリーの感じからすると、「ミラーワールドに人間の対になるものが存在するなら対になるウォッチがあるのも当然」とかそんな理屈なんじゃないかなと思っています。

      >ジオウⅡ

      ハッタリを使いすぎて負けるときに言い訳に困りそうだなと思いました。完勝かボロ負けかしかできない能力のように見えます。

      >それと次回はキカイ編ですが、先週退場したばかりの入江甚儀さんをキカイの変身者にするのは少し意外でした。

      シノビの時点でだいたい底は見えたと思ったので個人的には今更なところです。
      役者さんには特にプラスもマイナスの印象もないので気にしていません。問題があるとすればキャラのほうですが、ライダーのスタッフとセンスが合わないのはもっと今更ですし。

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  6. >けれど、それはツクヨミの許せることではなく……。ソウゴとしてはゲイツを救ったつもりかもしれないけれど、死を賭したゲイツの思いを無にすることでもあり、ゲイツの命をもてあそんだことでもある。

    これについてはツクヨミとゲイツがやっていることと何が違うのかわかりませんでした。
    彼らの知る未来でも多くの人々がオーマジオウと死を賭して戦ったはずです。
    そしてそれをなかったことにしてでも救いたいからこそ過去にやってきたのではないのでしょうか?

    ソウゴがオーマジオウであるという結論ありきのダブルスタンダードにしか見えませんでした。

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    1. 私も「未来を変えるためにソウゴを殺しにやってきたのに今更何を言っているんだ?」と不思議に思いました。いつの間にか「魔王退治(だから過去改変じゃない)」とかに意識が変わっていたのでしょうか。
      たぶん、また前の設定や描写がなかったことになったのかと今は考えています。

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  7. こんばんは。管理人様のブログはビルド放送時から楽しく閲覧しています。

    本記事とは関係ない質問&突然で申し訳ないのですが、管理人様が好きな仮面ライダー作品は何ですか?
    僕のちょっとした興味なのですが、ご返信頂けたら嬉しいです。

    ちなみに僕は平成1期はアギトとカブト、平成2期はダブルとゴーストが好きです。

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    1. 匿名さん、こんばんは。

      好きなライダーでしたら、Wとカブトです。
      ディケイドもレジェンド紹介に割り切った構成は良いと思っています。RXもバトルだけなら好きです。

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  8. ファウストK2019年2月11日 0:28

    終わってみると、龍騎を絡める必要性がイマイチ感じられなかったのが残念でした。
    むしろ真司やゲイツの話を抜きにしてしてソウゴが一人で葛藤するだけの話にした方がまだすっきりしてたかもしれません。

    ジオウⅡは…能力については敢えて何も言いませんが、見た目に関してはノーマルジオウからシンプルに進化した感じがわかりやすいし、金色が追加されてオーマジオウに共通する要素も見え始めたりでそこまで悪くはないと思います。

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    1. >むしろ真司やゲイツの話を抜きにしてしてソウゴが一人で葛藤するだけの話にした方がまだすっきりしてたかもしれません。

      本筋はソウゴのほうで龍騎はただのゲスト代わりに使われただけだろうと私は考えています。「龍騎の役者さんのスケジュールが取れたから出せ」と指示されたくらいでしかないんじゃないかなと思っています。

      >金色が追加されてオーマジオウに共通する要素も見え始めたりでそこまで悪くはないと思います。

      悪くはないと思います。でも普通だと私は思います。
      「これなら他の対抗馬に勝てる!」と思えるデザインには見えません。競争の激しいキッズ向け業界では”普通”は不充分であろうと考えます。
      個人的にはアクションができるかどうかのほうが重要ですけどね。

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  9. こんにちは。
    白黒ウォズとナビゲータ役が被って存在価値が危うかったツクヨミがいよいよもって訳のわからないキャラになってきましたね...。

    ジオウⅡ、目玉に針がブッ刺さっているように見えて私は少し怯みました。それ以外は無難なのですが、無難すぎてこれから始まる新戦隊と競うには辛そうです。
    ほぼスーパールパンレッドな未来視ですが、結局その場で剣を振るだけでした。未来を見た意味とは。
    アクション面の期待も薄く、未来視と過去改変なんて便利なものを獲得したせいで恒例の「できるのにやらない」が頻発しそうで不安です。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >白黒ウォズとナビゲータ役が被って存在価値が危うかったツクヨミがいよいよもって訳のわからないキャラになってきましたね...。

      一応、キャラ立ちしたとは言えるのですが全く望ましくない方向のように見えます。

      >アクション面の期待も薄く、未来視と過去改変なんて便利なものを獲得したせいで恒例の「できるのにやらない」が頻発しそうで不安です。

      ジオウの場合、できるはずのことができなかったり、やっておけばやけばいいのにやらなかったりするので今更だと思います。既にゲイツとの間に圧倒的な力の壁ができていますがそれだと販促ができなくなるのでどうせ無かったことになるでしょう。

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  10. 個人的には自由に時間を行き来できるタイムマジーンが既に存在する世界で、時間を巻き戻せる能力を「オーマジオウ固有の力」「王としての証」として描く意味が分かりませんでした。デンライナーが存在する世界でハイパーカブトの能力がもてはやされてるみたいに感じました。

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    1. そこは何も描写がないので判断がつけられないと思います。
      大型の機械も使わずにできることがすごいのかもしれませんし、歴史という大枠を変えずにピンポイントで他人の行動まで変更できることがすごいのかもしれません。
      オーマジオウ自体にろくな説明がないので何もわかりません。

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  11. ジオウは最初の1話しか視聴しておらず、私のお気に入りの龍騎がゲストだと知ったのでこの話だけ視聴(前編未視聴)したのですが、ジオウの知識がほぼない私でもヒロインの手のひら返しにはビックリしました。私がにわかなだけかと思いこの記事を参考にしようと思いましたが、困惑してるのは私だけではないと知り安心しました。せめてオーズのプトティラコンボみたいに演出やアクションで暴走してる的な表現が出来てればまだマシだったんですが。

    それとお目当ての真司の出番が少なかったのも不満でした。前編も見れば良かったのか。それともこの番組にレジェンドライダーの出番を期待するのは筋違いなのでしょうか。

    それと、あまりジオウとは関係ない質問があるのですが、このページや前編の感想を見る限りでは龍騎要素(真司や編集長、演出等)の記述が少なく感じました。もしよろしければ、龍騎という番組の印象とジオウでの龍騎要素にあまり触れてない理由を聞かせてもらえますか?

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    1. >せめてオーズのプトティラコンボみたいに演出やアクションで暴走してる的な表現が出来てればまだマシだったんですが。

      それだとたぶん意図している状況と異なってくると思います。
      本編の台詞と公式の文面を見る限りではツクヨミは「あいつ、自分から魔王の力を使いやがった! だから魔王になるに違いない」と思い込んでいるようです。自発的に使ったことを問題視していると思われます。
      そもそも主人公があの力を魔王の力と同じものだと認識しているのかすら私には判断がつきませんが。

      >前編も見れば良かったのか。それともこの番組にレジェンドライダーの出番を期待するのは筋違いなのでしょうか。

      私の印象から言えばそもそもジオウという作品にレジェンド要素を期待することが無理筋です。これは私が記事で龍騎の話に触れていない理由にも関わってきます。
      なぜかというと「レジェンドがモブ同然」だからです。普通だったら1話限りのゲストキャラでやるような役回りをレジェンドキャラにずっとやらせてきています。基本的には歴代ライダーのフォームへ変身するためのアイテムを渡すだけの存在です。(今回はそれすらやっていませんが)。
      話題に出さないのもそれが理由です。冷静に考えてみてください。「今回のゲストは~」なんてゲストのことを話題に出すことはあまりないと思います。あるとすればゲストと主人公の関わりなどでしょう。モブのことなんて印象に残りません。ジオウではレジェンドがモブ同然なので話題に出すこともなくなります。これは龍騎以外でも同じことです。2クールが過ぎようとする今ではもはや扱いが酷くて当たり前なので「酷かった」という感想すら省略します。

      >龍騎という番組の印象

      ストーリーは面白いと思います。ただ、完成度は高くないと思っています。
      小林靖子さんのアクション軽視はこの頃から変わりません。バトルに力が入っていないのでモンスターやカードといった要素の存在感も薄いです。一度に出るライダーの人数がレギュラーキャラ以外はほぼ一人だったり、浅倉以外は乱入したりしなかったり、バトルロイヤル感も薄いです。
      ヒロインの影が薄いのはライダーでも小林靖子さんの作品でもよくあることですが、にもかかわらずヒロインの存在を世界観の主軸に据えたためメインストーリーが弱かったとも思います。
      個々のドラマは良いと思いますが、作品全体としては作り込みの甘さが障害になっていると思います。もっともこの頃は小林さんも平成ライダーとしてのフォーマットもどちらも未熟な段階だと思うので無理もないと思いますが。

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    2. ご丁寧にありがとうございます。

      龍騎の評価があまり高くない印象なのは少々残念です。ですが、私が一番気に入っている一人一人のドラマは評価してもらえたり、欠点も言われると「確かに」と言えるものもありますね。あなたのようなしっかり視聴してる人の感想は、同じ作品でも自分にはない見方が増えてとても参考になります。

      それはそうとジオウは仮にもレジェンドを売りにしてるはずなのに、モブ同然ならまだしも「酷かった」という感想すら省略って凄まじい感想ですね。私はこの1話だけでも疑問に思う展開が多かったので、これからジオウを視聴することは多分ないと思います。この作品を全話視聴して一つ一つ感想を記述するのは、とても辛い作業に感じます。無理はしないようにしてください。次の戦隊の視聴はしようと思いますので、機会があればまたこのブログを参考にしようと思います。

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    3. 参考になれば幸いです。私はこういう作品にも慣れているのでどうってことはありません。

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  12. ソウゴの光と闇の話は誰にでも当てはまる一般論で終わってしまいましたね。相変わらずスタンスのふわふわした主人公だなあと思います。

    ツクヨミの掌返しはラストの決断の衝撃を引き立たせるためなのでしょうけど、ただ唐突なだけにしか見えませんでした。せめて前半の台詞を前回言わせておけば少しは印象が違うでしょうに。なんのための2話構成なのでしょう。

    時間を自在に操る能力を手に入れたことを根拠にオーマジオウに近づいたと判断したようですが、だとしたら一番オーマジオウに近いのは時間を操るだけでなく悪用するタイムジャッカーですね。
    むしろ今までタイムジャッカーと互角以上に戦えてるのが不思議なくらいです。タイムジャッカーは時間停止を攻撃手段として使う気がないですからね。

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    1. >せめて前半の台詞を前回言わせておけば少しは印象が違うでしょうに。なんのための2話構成なのでしょう。

      私はあまり変わらないと思います。序盤に考えを変えたはずなのに今更言い始める時点で変だと思います。

      >だとしたら一番オーマジオウに近いのは時間を操るだけでなく悪用するタイムジャッカーですね。

      常識的に考えればそうなるでしょうね。
      ひょっとしたら「オーマジオウとタイムジャッカーの力は別物」とか「タイムジャッカーの力はオーマジオウの力を元に作られているからオーマジオウを消せばタイムジャッカーも自動的に消滅する」とか、例によって視聴者の知らない設定があるのかもしれませんが。

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